創造製作Ⅰ

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 創造製作Ⅰ
科目番号 0060 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械電気工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 櫻本 逸男,藤本 浩,鈴木 厚行,垣内田 翔子

到達目標

①実験内容について理解し、実験結果を報告することができる。
②創造的なモノづくりに関する設計・製作・発表を行うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標①実験内容について理解し、実験結果について優れた報告書を書くことができる。実験内容についてほぼ理解し、実験結果について報告書を書くことができる。実験内容についての理解が不十分であり、実験結果について報告書を書くことができない。
到達目標②創造的なモノづくりに関する優れた設計・製作・発表を行うことができる。創造的なモノづくりに関する設計・製作・発表を行うことができる。創造的なモノづくりに関する設計・製作・発表を行うことができない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 B 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ものづくりを通じて創造性を養い、メカトロ製品の設計と製作に関する技術を習得することが目標である。基本的には、学生それぞれが自ら発想し、部品を用意し、設計と製作を行う。
授業の進め方・方法:
①最初の数週間は、ものづくりに必要な基礎的知識を基礎実験により習得させる。
②提示した競技形式のテーマ(競技部門課題)あるいは各自が自由に選んだテーマ(自由製作課題)のいずれかを選択し、企画、設計、製作に着手する。
③企画に対しては、アイディア発表会や創造製作Ⅰ発表会などを通じて、プレゼンテーション能力の向上も図る。
④製作途中段階では、毎時間、報告書を提出させ、作品の製作進度などを調査し、適宜指導を行う。
⑤最後に、ホームページの作成を通じて全体のまとめを行う。
注意点:
評価は、審査員や複数の教員による平均である。
前期末の評価は、暫定的に、実験とアイディア発表を2:1の割合で100点に換算したものとする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスおよび前年度創造製作Ⅰ発表会のビデオ視聴 前年度の創造製作I発表会のビデオを見つつ、創造製作Iの授業方針や、最終的にどのような製作物を作るのかを理解する。
2週 創造基礎実験① 1班あたり6名程度に別れ、創造製作に必要な最低限の知識を得る。
3週 創造基礎実験② 創造製作に必要な知識を得る。
4週 創造基礎実験③ 創造製作に必要な知識を得る。
5週 創造基礎実験④ 創造製作に必要な知識を得る。
6週 創造基礎実験⑤ 創造製作に必要な知識を得る。
7週 創造基礎実験⑥ 創造製作に必要な知識を得る。
8週 創造基礎実験⑦ 創造製作に必要な知識を得る。
2ndQ
9週 競技部門テーマ発表
アイディア発表会のためのHP作成 
競技部門および自由部門を選択し、どのような作品を作るのかを検討しつつ、アイディア発表会のためのホームページを作成する。
10週 アイディア発表会のためのHP作成
(基礎実験の予備日)
アイディア発表会のためのホームページを作成する。
11週 アイディア発表会のためのHP作成
(基礎実験の予備日)
アイディア発表会のためのホームページを作成する。
12週 アイディア発表会のためのHP作成
(基礎実験の予備日)
アイディア発表会のためのホームページを作成する。
13週 アイディア発表会(第1グループ)  競技自由混在で1人3分程度のアイディア発表を行う。
14週 アイディア発表会(第2グループ) アイディア発表を行う。
15週 報告書配布
16週 製作① 作品の製作を行う。毎回、報告書を提出し、作業状況や問題点などを報告する。
後期
3rdQ
1週 製作② 製作を行う。
2週 製作③ 製作を行う。
3週 製作④ 製作を行う。
4週 製作⑤ 製作を行う。
5週 製作⑥ 製作を行う。
6週 製作⑦ 製作を行う。
7週 中間検査① 製作期間の途中で作品の1回目の中間検査を受ける。検査結果を踏まえて製作を続行する。
8週 製作⑧ 製作を行う。
4thQ
9週 製作⑨ 製作を行う。
10週 製作⑩ 製作を行う。
11週 製作⑪ 製作を行う。
12週 中間検査② 2回目の中間検査を受ける。検査結果を踏まえて製作を続行する。
13週 製作⑫ 製作を行う。
14週 創造製作発表会① 作品の発表会を行う。
15週 創造製作発表会②
第14週と同日開催
作品の発表会を行う。
16週 最終HP作成 作品の構造、特徴などについて、創造製作Ⅰのホームページ上で発表を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野計測オシロスコープの動作原理を説明できる。4

評価割合

基礎実験アイディア発表図面中間検査①中間検査②アピール書報告書発表会評価HP評価合計
総合評価割合20103773102020100
到達目標①200000000020
到達目標②010377310202080