総合英語ⅠW

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 総合英語ⅠW
科目番号 0073 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械電気工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「ATLAS English Grammar Explorer in 36 Lessons」
担当教員 長戸 喜隆

到達目標

1. 新出語句・表現を覚え,英会話の中で使えるようになる。
2. 講義や演習を通じて,英文法の基本的特性を正確に理解し,適切に表現することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1新出語句・表現を覚え,スピーキングやライティングで適切に使用できる新出語句・表現を覚え,スピーキングやライティングでかなり使用できる新出語句・表現を十分に覚えることができず、スピーキングやライティングで適切に使うことができない
評価項目2講義や演習を通じ、英文法の基本的仕組みを十分かつ正確に理解し、適切に活用することができる講義や演習を通じ、英文法の基本的仕組みを理解し、かなり活用できる講義や文法演習を経ても、英文法の基本的しくみが十分理解できず、活用することができない

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1年次に学習した英文法内容に続き、講義(演習)を通して基礎的・基本的な英文法力と英語表現力を身につける。
授業の進め方・方法:
「ATLAS English Grammar Explorer in 36 Lessons」を使用し、英語コミュニケーション力養成に必要な文法項目を体系的にマスターする。家庭学習としてテキスト準拠Workbookを課す。定期テストには、Workbookの内容も一定割合で出題する。授業では、テキストを使って文法項目を説明し、そのあと、演習問題をどんどん解いて重要事項の定着を図る。また、適宜、小テストを実施してして既習事項の定着を図る。講義というよりむしろ演習として臨んで欲しい。
注意点:
50分授業を週2回行う。毎回といっていいほど前時の内容の定着度を問う小テストを行う。1回分の分量はわずかなので予復習を怠らないよう留意する。授業では演習形式で発問し、回答を求める。授業への参加姿勢(Participation)は平常点部分で最終成績に反映される。(より具体的に言うと、授業中の私語、居眠り、忘れ物、予習の不徹底、携帯電話の使用などは厳禁。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション
Lesson 27 動詞と文型(1)
シラバス説明、授業の進め方の説明
自動詞と他動詞、第1文型、第2文型
2週 Lesson 28 動詞と文型(2) 第3文型、第4文型、第5文型
3週 Lesson 3 完了形(1) 現在完了形、現在完了進行形、現在完了形と過去形の使い分け
4週 Lesson 4 完了形(2) 過去完了形、過去完了進行形、未来完了形
5週 Lesson 5 助動詞(1) 能力・可能・許可の表現、必要・義務・当然・忠告の表現
6週 Lesson 6 助動詞(2) 依頼・提案・勧誘の表現、可能性・推量の表現、助動詞+have+過去分詞
7週 Lesson 7 助動詞(3) その他の注意すべき助動詞、助動詞を含む慣用表現
8週 中間試験 動詞と文型、完了形、助動詞の学習内容を習得していることを確かめる基礎的・基本的問題を出題する
2ndQ
9週 中間試験レビュー
Lesson 8 態(1)
中間試験の答案返却と問題解説
受動態の基本的な用法、受動態の様々な形
10週 Lesson 9 態(2) SVOOの文・SVOCの文の受動態、注意すべき受動態
11週 Lesson 10 不定詞(1) 名詞的用法、形容詞的用法
12週 Lesson 11 不定詞(2) 副詞的用法、不定詞の意味上の主語と否定語
13週 Lesson 12 不定詞(3) seem型の動詞 / 不定詞の様々な形
14週 Lesson 12 不定詞(3)続き
期末試験範囲のまとめ
原形不定詞
15週 期末試験 態と不定詞(3)までの学習内容を習得していることを確かめる基礎的・基本的問題を出題する
16週 答案返却と夏休みの課題の指示 期末試験のレビュー(問題解説)
夏休みの課題の指示
後期
3rdQ
1週 夏休みの課題の回収
Lesson 13 不定詞(4)
課題を集める
不定詞を用いた様々な表現
2週 Lesson 14 動名詞(1) 動名詞のはたらき、<
3週 Lesson 15 動名詞(2) 所有代名詞・再帰代名詞・不定代名詞
4週 Lesson 16 分詞(1) 形容詞の限定用法・叙述用法、数詞
副詞の種類と位置、注意すべき用法
5週 Lesson 17 分詞(2) 前置詞のはたらき・前置詞の目的語
前置詞の意味、群前置詞
6週 Lesson 18 分詞(3) 等位接続詞
従属接続詞(名詞節・副詞節)
7週 Lesson 19 関係詞(1) 話法の転換
間接話法(疑問・命令・依頼・助言・
提案)
8週 中間試験 接続語句と仮定法過去形の学習内容を確認する基礎的・基本的問題を出題
4thQ
9週 中間試験レビュー
Lesson 20 関係詞(2)
中間試験の答案返却と問題解説
強調表現・倒置
10週 Lesson 21 関係詞(3) what、複合関係詞
11週 Lesson 25 仮定法(1) 仮定法過去形、仮定法過去完了形、未来のことを表す仮定法
12週 Lesson 26 仮定法(2) I wish+仮定法、as if+仮定法、仮定法を用いた慣用表現、ifを用いない仮定法
13週 Lesson 22 比較(1)
Lesson 23 比較(2)
原級を使った比較、比較級を使った比較
最上級を使った比較、最上級の意味を表す原級・比較級
14週 Lesson 24 比較(3)
比較級の注意すべき用法、「~よりも」をtoで表す、原級を含む慣用表現
15週 期末試験 関係詞、仮定法、比較の学習内容を理解しているかどうかを確かめる基礎的・基本的な問題を出題
16週 答案返却と授業のまとめ 期末試験のレビュー(問題解説)
授業のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前4
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合800010010100
基礎的能力800010010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000