概要:
これまで学んできた機械設計製図の基礎を用いて、各機械要素が効果的に含まれている手巻きウインチを例にして、機械構造物の設計製図の基礎を学ぶ。
授業の進め方・方法:
前半(10回)は、講義の始めにその講義で行う強度計算値の説明を行い、強度計算をその講義中に行う。
全ての設計計算が終了したのち,確定した寸法を部品図一覧に記載する。
後半(5回)は、前半で行った計算値を基に、確定した法について部品の製作を3次元CADで行う。
CAD製作の評価は5年次の設計製図IIIにおいて行う。
注意点:
各要素の強度計算に関する必要事項の確認を家庭で行っておく必要がある。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 製図 | 部品のスケッチ図を書くことができる。 | 4 | 後11 |
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。 | 4 | 後12,後13,後14,後15,後16 |
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。 | 4 | 後2,後7,後8,後9 |
歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどを題材に、その主要部の設計および製図ができる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |