概要:
技術者にとって創造力を身につけることは極めて重要である。本授業は発想法などについての講義や演習を通して創造力を育成する。自ら考えて問題を認識・解決する能力を磨くとともに情報収集力や表現力を磨くことを目標とする。この科目は企業で知財管理・製品開発プロジェクト・研究開発をしていた教員が、その経験を生かして演習形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
発想法や情報の検索方法などについて説明し、アイディアを創出させる。アイディアについてプレゼンテーションさせ、発明説明書にまとめさせる。また、グループワークも行う。指定するテーマに沿ったアイディアを創出させ、ブレインストーミング等によってアイディアを更に深めさせる。資料は適宜配布する。なお、報告書としてアイディア用紙・発明説明書・学習シートなどを提出させる。
【授業計画】
(1)発想法について
(2)情報検索方法について(従来技術調査等)
(3)課題探し
(4)アイディア用紙の作成
(5)スライドの作成
(6)プレゼンテーション(個人アイディア)
(7)発明説明書の作成
(8)個人でのアイディア出し
(9)グループワーク(ブレインストーミング・スライド作成等)
(10)プレゼンテーション(グループアイディア)
注意点:
関連科目: 創造演習I、創造製作I、創造製作II、工業所有権、ベンチャービジネス論、工学セミナー、卒業研究(自己提案型卒業研究)など
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |