到達目標
手巻きウインチの製作を通して、機械設計の基礎を理解する。
3次元CADによる複雑な機械構造物の製図が出来る。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 手巻きウインチの製作を通して、機械設計の基礎を適切に理解し、3次元CADによる複雑な機械構造物の製図が確実にできる。 | 手巻きウインチの製作を通して、機械設計の基礎を理解し、3次元CADによる複雑な機械構造物の製図ができる。 | 手巻きウインチの製作を通して、機械設計の基礎を理解できず、3次元CADによる複雑な機械構造物の製図ができない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
JABEE d-1
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到達目標 B 1
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教育方法等
概要:
4年時に設計計算書を作成した「手巻きウインチ」について、CAD製図の続きを行い、手巻きウインチの製図を完成させる。これらの演習を通して、機械構造物の設計製図の基礎を学ぶ。
授業の進め方・方法:
4年時の設計製図IIで作成した、「手巻きウインチ設計計算書」に基づいて、求められた寸法について部品の製作を3次元CADで行う。各部品が完成した後、組み立てを行い、2次元組立図を完成させる。各授業毎に進捗状況を確認し、評価する。
なお、評価は4年時の設計製図IIの後半におけるCAD製図評価も合わせて行う。
注意点:
各部品の図面、完成図面が提出されていることが単位所得の絶対条件である。
各演習時間において、
100%→要求された図面が演習時間中に全て正確に出来、提出した。
~80%→要求された図面は演習時間中に出来たが、寸法などに誤りがあった。(20%は間違った箇所の数によって変わる)
~60%→要求された図面が演習時間中には出来なかったが、次の演習時間までに完成させ提出した。(20%は提出日によって変わる)
~50%→要求された図面が演習時間中には出来ず、次の演習時間までに完成させことは出来なかったが、その後提出した。(10%は提出日によって変わる)
49%~1%→要求された図面の内いくつかが提出出来なかった。(49%は提出した図面の数によって変わる)
0%→全く図面を提出しなかった。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
巻胴、ワイヤロープ止め金具の作成1 |
以下の部品が作成できる
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2週 |
巻胴、ワイヤロープ止め金具の作成2 |
品番01:巻胴 品番02:ワイヤロープ止め金具
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3週 |
つめ車の作成 |
品番03:ラチェット 品番04:ラチェット軸 品番05:ラチェット軸カラー 品番26:ブレーキラチェット車
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4週 |
ハンドル、ハンドル軸の作成 |
品番06:クランクハンドル 品番07:クランクハンドルにぎり部 品番08:ハンドル軸ブシュ 品番09:ハンドル軸軸受 品番10:ハンドル軸軸止めカラー 品番11:ハンドル軸
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5週 |
中間軸の作成 |
品番12:中間軸ブシュ 品番13:中間軸軸受 品番14:中間軸カラーA 品番15:中間軸カラーB 品番16:中間軸
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6週 |
巻胴軸の作成 |
品番17:巻胴軸ブシュ 品番18:巻胴軸カラーA 品番19:巻胴軸カラーB 品番20:止め板 品番21:巻胴軸
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7週 |
歯車の作成1 |
品番22:ハンドル軸小歯車 品番23:中間軸小歯車
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8週 |
歯車の作成2 |
品番24:中間軸大歯車 品番25:巻胴軸大歯車
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2ndQ |
9週 |
ブレーキシステムの作成1 |
品番27:引張側ブレーキ帯止め板 品番28:引張側ブレーキ帯止め軸 品番29:緩み側ブレーキ帯止め板 品番30:緩み側ブレーキ帯止め軸
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10週 |
ブレーキシステムの作成2 |
品番31:バンド
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11週 |
ブレーキシステムの作成3 |
品番32:ブレーキレバー 品番33:ブレーキレバー支持金具 品番34:ブレーキレバー支持軸
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12週 |
ブレーキシステムの作成4 |
品番35:ブレーキレバー支持軸用座金 品番36:ブレーキレバー支え板 品番37:おもりA 品番38:おもりB
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13週 |
フレームの作成 |
品番39:フレームA 品番40:フレームB 品番41:つなぎボルト
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14週 |
アセンブリ1 |
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15週 |
アセンブリ2 |
アセンブリファイル:asm.SLDSM その他の部品:42以降の連番
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16週 |
2次元組立図の作成 |
組立図の図面ファイル:2d.SLDDRW
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 製図 | 図面の役割と種類を適用できる。 | 4 | |
製図用具を正しく使うことができる。 | 4 | |
線の種類と用途を説明できる。 | 4 | |
物体の投影図を正確にかくことができる。 | 4 | |
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。 | 4 | |
図形を正しく描くことができる。 | 4 | |
図形に寸法を記入することができる。 | 4 | |
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。 | 4 | |
部品のスケッチ図を書くことができる。 | 4 | |
CADシステムの役割と構成を説明できる。 | 4 | |
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。 | 4 | |
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。 | 4 | |
歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどを題材に、その主要部の設計および製図ができる。 | 4 | |
歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプなどの部品図と組立図を作成できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |