材料学Ⅱ

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 材料学Ⅱ
科目番号 0106 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械電気工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 日本材料学会編、「改訂 機械材料学」(日本材料学会)
担当教員 伊藤 尚

到達目標

3、4 年次での学習を踏まえ、機械の設計において的確な材料に適切な熱処理を行って使用できるようになる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1上記到達目標に十分なレベルに達している上記到達目標に必要なレベルに達している上記到達目標に達していない

学科の到達目標項目との関係

JABEE d-1 説明 閉じる
到達目標 A 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
4 年次の材料学では、3 年次に学習した材料の基礎的性質に引き続き、非鉄金属材料、非金属材料の特徴及び用途について学習する。
授業の進め方・方法:
授業はおおむね教科書に沿って講義形式で進めるが、教科書だけでは説明不足の箇所に関しては適宜プリントを配布して説明する。しかし、その内容を確実に理解し、身につけるには、予習復習が必須である。また、各材料に対する項目が終了するごとに学
習シートを配布し、理解度のチェックを行う。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
鉄鋼材料の総復習(1)
シラバスにもとづきオリエンテーションを行った後、3 年生で学習した鉄鋼材料の総復習。
2週 鉄鋼材料の総復習(2) 前回に引き続き、3 年生で学習した鉄鋼材料の総復習。
3週 アルミニウム合金 (1) アルミニウム合金の特徴を理解した後、アルミニウム合金の分類について学ぶ。
4週 アルミニウム合金 (2) 展伸用および鋳造用アルミニウム合金の種類、特徴および用途を学習する。
5週 銅合金 銅合金の種類、特徴および用途を学習する。
6週 チタンおよびチタン合金 チタンおよびチタン合金の特徴および用途について学ぶ。
7週 その他の金属材料 電池材料などについて学ぶ。
8週 鋳造用非鉄合金 鋳物、ダイカストなどに用いられる鋳造用非鉄合金の種類、特徴および用途を学習する。
2ndQ
9週 中間試験 鋳鉄、アルミニウム合金、銅合金、チタン合金の性質、特徴、および用途が理解できているか確認する出題。
10週 中間試験の解答、解説
高融点金属とそれらの合金
ジルコニウム、クロム、モリブデン、タンタルおよびタングステン合金の種類、特徴および用途を学習する。
11週 高分子材料 (1) 高分子材料の種類を学び、熱可塑性プラスチックの種類および用途を理解する。
12週 高分子材料 (2) 熱硬化性プラスチック、エンジニアリングプラスチックの種類および用途を理解する。
13週 セラミックス (1) セラミックスの種類と特性について理解する。
14週 セラミックス (2) 機能性セラミックス材料について学習する。
15週 期末試験 後期で学習した各種材料の性質、特徴及び用途が理解できているか確認する出題。
16週 解答返却など 前期末試験の答案を返却し解説を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験期末試験相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合40600000100
基礎的能力0000000
専門的能力40600000100
分野横断的能力0000000