知能情報工学

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 知能情報工学
科目番号 0107 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械電気工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 参考図書:萩原将文、「ニューロ・ファジィ・遺伝的アルゴリズム」、(産業図書)   :二村良彦、「プログラム技法-PADによる構造化プログラミング-」、(オーム社)
担当教員 森﨑 哲也

到達目標

(1)ニューロ、ファジィ、GAのアルゴリズムを理解する。
(2)知能情報処理技術を自分の手で実際に具現化できるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ニューロ、ファジィ、GAのアルゴリズムについて応用的な利用が出来るニューロ、ファジィ、GAのアルゴリズムについて説明できるニューロ、ファジィ、GAのアルゴリズムについて説明できない
評価項目2知能情報処理技術を自分の手で応用的に具現化できる知能情報処理技術を自分の手で実際に具現化できる知能情報処理技術を自分の手で実際に具現化できない

学科の到達目標項目との関係

JABEE d-1 説明 閉じる
到達目標 A 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この講義では,数多くある知能情報処理技術の中から比較的初期の段階で開発された「ニューラルネットワーク」、「ファジィ」、「遺伝アルゴリズム」について学習する。開設期の前半ではこれらの原理の基本的な部分について説明を行い、後半で実際にプログラムを作成し与えられた課題の解決に取り組む。
授業の進め方・方法:
開設期の前半では配布の資料をもとに講義を行う。後半では与えた例題の問題解決に向けてプログラムの作成に取り組む。授業内容を理解するために予習復習が必須である
注意点:
最終レポートはPAD、ソースコード、考察、全体構成から評価する。提出期限は厳守する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション
この授業によってどのような問題が解けるようになるか等、必要性と効果について説明する。
ソフトコンピューティングの歴史及び、
2週 最小木問題(プリム法、 クラスカル法)、最短経路問題(ダイクストラ法)について説明する。
3週 ニューラルネットワークについて説明する。 
4週 ファジィ理論について説明する。 
5週 遺伝アルゴリズムについて説明する。
6週 遺伝アルゴリズムについて説明する。
7週 PADによるアルゴリズムの記述方法について説明する。
8週 テストを実施し理解度を確認する。
4thQ
9週 テストの解答と解説を行う。
10週 レポートの課題(巡回セールスマン問題のGAプログラム作成)に取り組む。適宜理解度の不足している箇所についての解説を行う。
11週 レポートの課題(巡回セールスマン問題のGAプログラム作成)に取り組む。適宜理解度の不足している箇所についての解説を行う。
12週 レポートの課題(巡回セールスマン問題のGAプログラム作成)に取り組む。適宜理解度の不足している箇所についての解説を行う。
13週 レポートの課題(巡回セールスマン問題のGAプログラム作成)に取り組む。適宜理解度の不足している箇所についての解説を行う。
14週 レポートの課題(巡回セールスマン問題のGAプログラム作成)に取り組む。適宜理解度の不足している箇所についての解説を行う。
15週 期末試験
16週 採点したレポートを返却し、授業のまとめをする。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合5050100
基礎的能力101020
専門的能力303060
分野横断的能力101020