科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 歴史
科目番号 0010 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報電子工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『高等学校 世界史探究』(第一学習社)/『グローバルワイド最新世界史図表』(第一学習社)
担当教員 奥山 広規

到達目標

国際理解を深め,地球的視点で考える能力を身に付けるために,次の目標を目指します。
(1)世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。
(2)民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
(3)近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。世界の資源、産業の分布や動向の概要を理解できる。世界の資源、産業の分布や動向の概要を理解できない。
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について理解できる。民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
経済や情報の分野で進む国際化やグローバリゼーションに対応できるように、また、世界市民の一員として国際社会における相互理解に必要とされる諸外国の歴史的背景について講義する。
授業の進め方・方法:
授業は教科書の内容を独自に再構成して進めていきます。そのため,授業中にノートをきちんと取ることが大切です。歴史の流れをノートにまとめ、授業後に見直して、しっかりと理解するようにしてください。
注意点:
成績評価式:4回の試験の平均点(80%)+課題(20%)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
歴史の見方・考え方
学習方法と評価方法について理解する
歴史の学習の方法について理解する
2週 古代文明の歴史的特質① 西アジア文明について理解する
3週 古代文明の歴史的特質② インダス文明について理解する
4週 古代文明の歴史的特質③ 中華文明について理解する
5週 諸地域の歴史的特質① 西アジアと地中海周辺の諸国家について理解する
6週 諸地域の歴史的特質② 仏教の成立とヒンドゥー教について理解する
7週 諸地域の歴史的特質③ 南アジアと東南アジアの諸国家について理解する
8週 中間試験
答案返却など
前期1回~7回の内容から出題する
試験の解答と解説
2ndQ
9週 諸地域の歴史的特質④ 秦・漢と遊牧国家について理解する
10週 諸地域の歴史的特質⑤ 唐と近隣諸国の動向について理解する
11週 諸地域の歴史的特質⑥ キリスト教とイスラームを基盤とした国家の形成について理解する
12週 諸地域の交流・再編① 西アジア社会の動向とアフリカ・アジアへのイスラームの伝播について理解する
13週 諸地域の交流・再編② ヨーロッパ封建社会とその展開について理解する
14週 諸地域の交流・再編③ 宋の社会とモンゴル帝国の拡大について理解する
15週 期末試験 前期9回~14回の内容から出題する
16週 答案返却など 試験の解答と解説
後期
3rdQ
1週 諸地域の交流・再編④ 15~16世紀のアジア海域での交易の興隆について理解する
2週 諸地域の交流・再編⑤ 明と東アジアの動向について理解する
3週 諸地域の交流・再編⑥ スペインとポルトガルの活動について理解する
4週 アジア諸地域とヨーロッパの再編① 西アジアや南アジアの諸帝国について理解する
5週 アジア諸地域とヨーロッパの再編② 清と東アジアの動向について理解する
6週 アジア諸地域とヨーロッパの再編③ 宗教改革とヨーロッパ諸国の抗争について理解する
7週 アジア諸地域とヨーロッパの再編④ 大西洋三角貿易の展開、科学革命と啓蒙思想について理解する
8週 中間試験
答案返却など
後期1回~7回の内容から出題する
試験の解答と解説
4thQ
9週 諸地域の結合・変容① 産業革命と環大西洋革命について理解する
10週 諸地域の結合・変容② 自由主義とナショナリズムについて理解する
11週 諸地域の結合・変容③ 南北戦争の展開について理解する
12週 諸地域の結合・変容④ イギリスを中心とした自由貿易体制について理解する
13週 諸地域の結合・変容⑤ 国際的な分業体制と労働力の移動について理解する
14週 諸地域の結合・変容⑥ アジア諸国の植民地化と諸改革について理解する
15週 期末試験 後期9回~14回の内容から出題する
16週 答案返却など 試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験発表相互評価課題ポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力80002000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000