体育

科目基礎情報

学校	徳山工業高等専門学校	開講年度	令和06年度 (2024年度)
授業科目	体育
科目番号	0011	科目区分	一般 / 必修
授業形態	演習	単位の種別と単位数	履修単位: 2
開設学科	情報電子工学科	対象学年	1
開設期	通年	週時間数	2
教科書/教材
担当教員	北 哲也

到達目標

・自己や周囲の安全に留意しながら、仲間への適切な働きかけを意識した主体的な行動をとることができる。
・各スポーツ種目の基本技能を習得し、ゲームの中で実践することができる。
・水泳、長距離走においては、個人の目標に向けて努力する態度、また生涯スポーツとして継続的に運動を実践できる能力を養う。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	自己や周囲の安全に留意しながら活動することができる。協力が必要な場面において、仲間への適切な働きかけを意識した主体的な行動をとることができる。	自己や周囲の安全に留意しながら活動することができる。協力が必要な場面において、自身の役割を意識して行動することができる。	自己や周囲の安全に留意しながら活動できない。主体的・協力的な行動をとることができない。
評価項目2	各種スポーツのルールを理解できる。基本技能を習得し、ゲームの中で実践することができる。	各種スポーツのルールを理解できる。基本技能を習得できる。	各種スポーツのルールを理解できない。基本技能が習得できない。
評価項目3	自己の能力を理解し、適切な運動技能、運動強度を判断し、応用的技能の習得や体力向上をはかることができる。	教員が指示した運動課題に従い、運動の基本技術や体力を身につけることができる。	教員の指示に従わず、運動の基本技術や体力を身につけることができない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 （「世界に通用する」技術者をめざすために、国際理解を深め、技術者としての倫理観と コミュニケーション能力を養うこと）

教育方法等

概要:

豊かなスポーツライフを実現するための基礎となる知識・技術の確実な定着を目指す。

授業の進め方・方法:

基本技能の手法や手順を教示し、技能習得の練習を行う。各種スポーツのルールを理解し、ゲームを行う。理解を深めるために資料を配布することもある。

注意点:

学校指定の体操服、体育館シューズを着用すること。
屋外では運動に適したシューズを履くこと。
見学時は体操服で見学すること。
身体的事情で長期見学する場合は医師の診断書を提出すること。
各種目の出席状況によってはレポート課題の提出を指示することがある。
授業中は、時計を含むアクセサリー類の着用を禁ずる。
【評価】
各種目の運動技能・授業へ取り組む姿勢、出席状況から総合的に評価する。各種目毎の運動技能（４０％）と授業への参加姿勢・態度（２０％）および出席状況（４０％）によって総合的に評価する。前期・後期共に定期試験は行わない。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	オリエンテーション：授業の進め方の説明	授業の進め方、評価方法および注意事項を理解できる。 相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。
		2週	新体力テスト　１. 屋外種目	50m走・立ち幅跳び・ハンドボール投げの測定
		3週	新体力テスト　２. 屋内種目	握力・長座体前屈・反復横跳び・上体起こしの測定
		4週	新体力テスト　３. 屋内種目	20mシャトルランの測定
		5週	サッカー　１. 個人技能の習得	インサイドパスができる。トラップができる。リフティング練習。
		6週	サッカー　２. 個人技能の習得、ゲーム（リーグ戦）	インステップキックができる。素早いドリブルができる。 ルールを理解し、基本的なゲームができる。
		7週	サッカー　３. ゲーム（リーグ戦）	ルールを理解し、基本的なゲームができる。 チームの課題を仲間と共有し、解決に向けて取り組むことができる。
		8週	サッカー　４. 実技テスト	リフティング。キックの正確性のテスト。
	2ndQ
		9週	水泳　１. 基本的技能の習得　クロールの練習、クイックターンの練習	安全に留意して水泳ができる。クロールの泳法を理解し、実践できる。クイックターンができる。
		10週	水泳　２. 基本的技能の習得　クロールの練習、クイックターンの練習	安全に留意して水泳ができる。クロールの泳法を理解し、実践できる。クイックターンができる。
		11週	水泳　３. 総合的技能の習得　クロールの練習	クロールで50mを泳ぐことができる。クイックターンができる。 個人の課題解決に向けて努力することができる。
		12週	水泳　４. 総合的技能の習得　クロールの練習	クロールで50mを泳ぐことができる。クイックターンができる。 個人の課題解決に向けて努力することができる。
		13週	水泳　５. 実技テスト（タイム計測　クロール50m）	記録に挑戦することができる。
		14週	水泳　６. 実技テスト（タイム計測　クロール50m）	記録に挑戦することができる。
		15週	ニュースポーツ：ソフトバレーボール	仲間と協力して気軽に楽しむことができる。
		16週
後期
	3rdQ
		1週	ニュースポーツ：インディアカ　１.	ルールを理解できる。 サービス、アタックなど基本技能をゲームで実践できる。
		2週	ニュースポーツ：インディアカ　２.	ルールを理解できる。 サービス、アタックなど基本技能をゲームで実践できる。
		3週	ニュースポーツ：アルティメット　１. 基本技能の習得	ディスクの特性を理解し、基本的なスローを実践できる。
		4週	ニュースポーツ：アルティメット　２. 基本技能の習得	狙った場所へスローできる。走り込んでキャッチできる。
		5週	ニュースポーツ：アルティメット　３. ゲーム	ルールを理解し、基本的なゲームができる。
		6週	ニュースポーツ：アルティメット　４. 実技テスト	スロー・キャッチの技術
		7週	陸上競技　１. 長距離走　タイム計測	記録に挑戦することができる。
		8週	陸上競技　２. 長距離走　タイム計測	記録に挑戦することができる。
	4thQ
		9週	陸上競技　３. 長距離走　タイム計測	記録に挑戦することができる。
		10週	バレーボール　１. 個人技能の習得	オーバーハンドパスができる。アンダーハンドパスができる。
		11週	バレーボール　２. 個人技能の習得	サーブが正確に打てる。スパイクが打てる。
		12週	バレーボール　３. ゲーム	ルールを理解し、基本的なゲームができる。
		13週	バレーボール　４. ゲーム	ルールを理解し、基本的なゲームができる。 チームの課題を仲間と共有し、解決に向けて取り組むことができる。
		14週	バレーボール　５. 実技テスト	オーバーハンドパス
		15週	バレーボール　６. 実技テスト	サーブ
		16週

評価割合

	実技	出席	態度	合計
総合評価割合	40	40	20	100
基礎的能力	40	40	20	100
専門的能力	0	0	0	0
分野横断的能力	0	0	0	0