基礎英語W

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 基礎英語W
科目番号 0013 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報電子工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「Genius English Grammar in 23 Lessons」
担当教員 長戸 喜隆

到達目標

1. 新出語句・表現を覚えて、自分で理解し、使用できるようになる。
2. 講義や演習を通じて,英文法の基本事項を正確に理解し,言われたこと、書かれていることを適切に理解できるだけでなく、自分でも表現することができるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1新出語句・表現を覚え,スピーキングやライティングで適切に使用できる新出語句・表現を覚え,スピーキングやライティングでかなり使用できる新出語句・表現を十分に覚えることができず、スピーキングやライティングで適切に使うことができない
評価項目2講義や演習を通じ、英文法の基本的仕組みを十分かつ正確に理解し、適切に活用することができる講義や演習を通じ、英文法の基本的仕組みを理解し、かなり活用できる講義や文法演習を経ても、英文法の基本的しくみが十分理解できず、活用することができない

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
講義(演習)を通して基礎的・基本的な英文法力と英語表現力を身につける。
授業の進め方・方法:
「Genius English Grammar in 23 Lessons」を使用し、英語コミュニケーション力養成に必要な文法項目を体系的にマスターする。家庭学習としてテキスト準拠Workbookを課す。定期テストには、Workbookの内容も一定割合で出題する。授業では、テキストを使って文法項目を説明し、そのあと、演習問題をどんどん解いて重要事項の定着を図る。また、適宜、小テストを実施してして既習事項の定着度を図る。講義であるとともに演習であるので積極的に臨むことが必要。また、授業期間中、既習事項の定着を図る意味で復習課題を課されることがある。その場合、提出状況は最終成績に加味される。
注意点:
90分授業を週1回、前期のみ開講する。カバーしきれない内容は2学年の「総合英語ⅠW」(通年科目)で引き継ぐ。章ごとに内容の定着度を問う小テストを行うことがある。1回分の分量はわずかなので予復習を怠らないよう留意する。(1回の授業に対して家庭学習は1時間程度を目処とする。)授業では演習形式で発問し、回答を求める。授業への参加姿勢(Participation)は小テスト結果と共に日常の授業への取り組み評価(continuous assessment)として最終成績に反映される。(より具体的に言うと、授業中の私語、居眠り、忘れ物、予習の不徹底、携帯電話の使用などは厳禁であり、減点の対象となって単位取得に影響を及ぼす。)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション
Lesson 1 文の種類 / Lesson 2 動詞と文型
シラバス説明、授業の進め方の説明
自動詞と他動詞、第1~第5文型
2週 Plus 1 動詞と文型
Lesson 3 時制(1)
注意すべき構文と動詞
現在時制の用法・状態と動作、現在進行形
3週 Lesson 4 時制(2)
Lesson 5 時制(3)
過去時制の用法・状態と動作、過去進行形
未来時制、willとbe going to、未来進行形、
副詞節の中で未来を表す現在時制
4週 Lesson 6 完了形(1) 現在完了形(完了・結果、経験、継続)
現在完了形(継続)と現在完了進行形
5週 Lesson 7 完了形(2) 過去完了形(完了・結果、経験、継続)
過去完了進行形、大過去、未来完了形
6週 Lesson 8 助動詞(1)
Lesson 9 助動詞(2)
can/could, may/might, must/have to
意思を表すwill、
依頼・指示を表すwill / 意向を尋ねるshall
7週 Lesson 9 助動詞(2)つづき
Plus 2 助動詞
will/would/used to、should/ought to
had better/need、助動詞+have+過去分詞、慣用表現
8週 中間試験 動詞と文型、完了形、助動詞の学習内容を習得していることを確かめる基礎的・基本的問題を出題する
2ndQ
9週 中間試験レビュー
Lesson 10 受動態(1)
中間試験の答案返却と問題解説
受動態の基本形、
助動詞・完了形・進行形を伴う受動態
10週 Lesson 11 受動態(2) SVOOの文・SVOCの文の受動態
句動詞などの受動態、よく見かける受動態表現
11週 Lesson 12 不定詞(1) 名詞的用法(主語・補語、目的語)、形容詞的用法
12週 Lesson 13 不定詞(2) 副詞的用法(目的・結果、原因・根拠)
意味上の主語 / SVO + to 不定詞
13週 Lesson 14 不定詞(3) 原形不定詞(知覚動詞、使役動詞)
不定詞のさまざまな形(完了、進行、受動態)
14週 Plus 3 不定詞
期末試験範囲のまとめ
疑問詞+to不定詞、be動詞+to不定詞、慣用表現
期末試験勉強の仕方・ポイント解説
15週 期末試験 受動態と不定詞の学習内容をちゃんと習得している
ことを確かめる基礎的・基本的問題が出題される。
16週 答案返却
以後の英語学習の目標の提示
期末試験のレビュー(問題解説)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前4
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1

評価割合

前期中間試験前期末試験夏休み課題(コンパスローズワークブック)授業へのParticipation合計
総合評価割合40401010100
基礎的能力40401010100
専門的能力00000
分野横断的能力00000