Course Objectives
倫理に関する基礎的な知識を習得すること
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察し,批判的に吟味できる. | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できない. |
評価項目2 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明し,批判的に吟味できる。 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法のしくみを説明できる。 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できない。 |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
われわれが「よく生きる」ためにはどうしたらよいのか。先人たちが「よく生きる」ためにどのように考えて生きたのか、先人たちの思想を教養として学んでいく。
Style:
教科書に沿って、必要な内容を解説していく。また、途中グループワークによる学習も実施する。
Notice:
板書が多いのでノートを取ること。また課題が与えられたときは必ず提出すること。教科書の内容・文章そのものは、教科書に書いてあることの解説とそれ以上の発展的内容を授業で学んでいく形になる。
【関連科目】 哲学、技術者倫理
Course Plan
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Theme |
Goals |
1st Semester |
1st Quarter |
1st |
倫理とは何か |
授業の進め方と、倫理についての概要
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2nd |
哲学の形成 |
ギリシア神話とソクラテス以前の哲学者たち
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3rd |
古代のギリシア |
ギリシアの政治体制とソフィスト
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4th |
ギリシアの哲学1 |
ソクラテスの思想を考える
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5th |
ギリシャの哲学2 |
プラトンの哲学
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6th |
ギリシャの哲学3 |
プラトンの哲学とアリストテレスの違い
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7th |
ギリシアの哲学4 |
アリストテレスの哲学・倫理学
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8th |
ヘレニズム時代の思想 |
ストア派とエピクロス学派
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2nd Quarter |
9th |
中間試験 |
上記の内容から出題する
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10th |
中間試験の解答、解説 |
試験の解答と解説を行う
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11th |
キリスト教1 |
ユダヤ教とキリスト教について
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12th |
イスラーム インドの宗教 |
イスラームと、インドのヒンドゥー教について
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13th |
仏教 |
ゴータマの教えから仏教の広がりまでを学ぶ
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14th |
中国の思想 日本の思想 儒教 |
日中の儒教の影響関係を学ぶ
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15th |
日本の思想2 |
町人意識の目覚めと庶民思想について、国学から報徳思想までを中心に学ぶ
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16th |
答案返却など |
試験の解答と解説を行う
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2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
ルネサンスと宗教改革 |
ルネサンスの人文主義とルターとカルヴァン
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2nd |
科学革命 |
科学革命期の科学者たち
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3rd |
科学の方法論とイギリス経験論 |
科学の方法論とフランシス・ベーコン
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4th |
経験論と合理論 |
経験論の哲学者たちとデカルトと合理論の哲学者について
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5th |
合理論 |
デカルトと合理論の哲学者たちの続き
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6th |
イギリスの社会契約論 |
ホッブズとロックの社会契約論の差異
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7th |
啓蒙思想とルソー |
ルソーの思想と啓蒙思想について学ぶ
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8th |
中間試験 |
これまでの内容から出題する
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4th Quarter |
9th |
中間試験の解答、解説 |
試験の解答と解説を行う
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10th |
カント |
カントの超越論的観念論(認識論)の部分を学ぶ
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11th |
カント2 |
カントの道徳哲学について学ぶ
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12th |
ドイツ観念論 |
ドイツ観念論の流れとヘーゲルの哲学
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13th |
功利主義 |
ベンサムとミルの功利主義
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14th |
プラグマティズム |
アメリカの哲学(パース、ジェームズ、デューイ)
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15th |
期末試験 |
これまでの内容から出題する
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16th |
答案返却など |
試験の解答と解説を行う。
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | Total |
Subtotal | 75 | 5 | 10 | 0 | 5 | 5 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 5 | 5 | 0 | 5 | 5 | 90 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 5 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 10 |