Vector Analysis

Course Information

College Tokuyama College Year 2017
Course Title Vector Analysis
Course Code 0040 Course Category General / Compulsory
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 1
Department Department of Computer Science and Electronic Engineering Student Grade 4th
Term First Semester Classes per Week 1
Textbook and/or Teaching Materials 「新応用数学」、「新応用数学問題集」(大日本図書)
Instructor Sugimura Atsuhiko

Course Objectives

ベクトル関数で表現される曲線や局面について調べるために、スカラー場、ベクトル場の意味と基本的な3つの定理を十分に理解し、その応用例などを身につける。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1スカラー場、ベクトル場の意味と基本的な3つの定理を十分理解し、応用できる。スカラー場、ベクトル場の意味と基本的な3つの定理を理解し、基本的な計算ができる。スカラー場、ベクトル場の意味と基本的な3つの定理を理解できなく、基本的な計算もできない。

Assigned Department Objectives

JABEE c-1 See Hide
到達目標 A 1 See Hide

Teaching Method

Outline:
ベクトル関数で表現される曲線や曲面について調べるために、スカラー場、ベクトル場を定義し、その性質を学ぶ。力学や電磁気学との関連、それへの簡単な応用例について学ぶ。
Style:
講義は基本的に教科書に沿って進めるが、問題集等によって補足する。演習の時間は基本的に設定できないので、レポート提出などを適宜行うので提出期限などは厳守すること。授業内容を理解するために予習復習をしてください。
Notice:

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 空間のベクトル 3次元ベクトルの基本ベクトルを定義し、内積(スカラー積)の意味を学ぶ。
2nd 外積 3次元ベクトルの基本ベクトルを定義し、外積(ベクトル積)の意味を学ぶ。
3rd ベクトル関数 実数tに対応するベクトル関数を定義し、その微分法を学ぶ。
4th 曲線 ベクトル関数で曲線を表現し、接線ベクトル、単位主法線ベクトルさらに
5th 曲面 曲面を表現する2変数ベクトル関数を定義し、その偏導関数を考える。曲面上の点における接平面の単位法線ベクトルを求める。
6th スカラー場とベクトル場 勾配の意味、ハミルトン演算子、等位面、方向微分係数について学ぶ。
7th 発散と回転 発散(div)および回転(rot)の演算子の性質、およびそのラブラシアン演算子について学ぶ。
8th 中間試験 これまでの範囲で試験をする。
2nd Quarter
9th スカラー場の線積分 スカラー場φの曲線Cに沿った線積分を定義し、その性質を調べる。
10th ベクトル場の線積分 ベクトル場Aの曲線Cに沿った線積分を定義し、その性質を調べる。
11th グリーンの定理 単一閉曲線Cに沿った線積分を2重積分に変換する定理(グリーンの定理)とその応用を学ぶ。
12th 面積分 スカラー場φの曲面S上の面積分について学ぶ。
13th 発散定理 ベクトル場aの発散(div)の立体Vについての体積分を、面積分に変換するガウスの定理とその応用を学ぶ。
14th ストークスの定理 ベクトルの回転(rot)と単一閉曲線Cを縁とする閉曲面Sの単位法線ベクトルの積の面積分を、線積分に変換するストークスの定理について学ぶ。
15th 期末試験 中間試験以降に行った講義内容について試験をする。
16th 答案返却など 前期末試験の返却と解説をする。

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal80000020100
能力80000020100