Electronic Engineering Experiments

Course Information

College Tokuyama College Year 2022
Course Title Electronic Engineering Experiments
Course Code 0048 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Experiment Credits School Credit: 4
Department Department of Computer Science and Electronic Engineering Student Grade 3rd
Term Year-round Classes per Week 4
Textbook and/or Teaching Materials 教科書:「電子工学実験指導書」(徳山高専情報電子工学科) 必須の参考書:既修得科目や3年次修得科目の教科書
Instructor Harada Norihiko,Sugimura Atsuhiko,Masui Youichiro

Course Objectives

1. 受動・能動素子の原理を調べ、特性を観測する。
2. アナログ・ディジタル回路の原理を調べ、動作を観測する。
3. マイコン制御の原理を調べ、動作を確認する。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
受動・能動素子の観測受動・能動素子の原理を理解し、観測結果を説明できる。受動・能動素子の実験結果を報告できる。受動・能動素子の実験結果を報告できていない。
アナログ・ディジタル回路の観測アナログ・ディジタル回路の原理を理解し、観測結果を説明できる。アナログ・ディジタル回路の実験結果を報告できる。アナログ・ディジタル回路の実験結果を報告できていない。
マイコン制御の実験マイコン制御の原理を理解し、目的に適う機能を実現できる。マイコン制御の実験結果を報告できる。マイコン制御の実験結果を報告できていない。

Assigned Department Objectives

到達目標 B 1 See Hide

Teaching Method

Outline:
各種素子の特性、電子回路の動作および電算回路の基本的な動作を実験によって十分に理解する。各講義で学んだ理論を実験を通して実証し、あわせて測定装置の理解と測定技術を習得する。また、実験と理論の関係づけを検討・考察し、さらに、研究課題によって関連技術の理解を深める。
Style:
前期では、主に、回路素子の特性、回路の動作、計測装置を用いた測定方法の実験を行う。後期では、さらに、回路の設計および部分的な製作を含む電子回路の動作特性を測定する。また、マイコンの操作方法および入出力による制御方法を学ぶ。前期、後期において、以下に示すそれぞれのテーマについて3~4人の班編成により実験を行う。下記24テーマ(24週分)以外の時間は、実験に関するガイダンスやレポート指導などを行う。前期は、全ての班が同じテーマの実験を行い、基本的な実験に対する能力を段階的に養う。後期は、前期で学習した能力を基に、下記のテーマを班別にローテーションでテーマを変えて実験を行う。
Notice:
前期は、各実験ごとに評価シートを提出すること。この評価シートで得た得点を平均したものを最終評価とする。評価シートで評価する内容は、到達目標にある予習態度・実験態度・レポート作成とする。評価シートの様式や使用法は、[工学実験指導書]に添付する。後期は、教員によるレポートの採点で評価を行う。参考として、皆さんの前期のレポートを教員が採点すると何割程度の得点になるかを後期授業開始までに通知する。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス 実験の心得やレポートの書き方を理解する。
2nd 講義 実験内容を理解する。
3rd オシロスコープの使い方
オシロスコープの使い方が理解できる。
4th 電子部品1(抵抗の基礎実験) 電子部品(抵抗)の材料や製法、用途について理解できる。
5th 電子部品2(コンデンサとコイルの基礎実験)
電子部品(コンデンサ、コイル)について材質、耐圧、精度などを理解できる。
6th コンデンサの特性測定(RC直列回路)
 
コンデンサの特性(RC直列回路)が理解できる。
7th RC回路のパルス応答と周波数応答 RC回路のパルス応答および周波数応答が理解できる。
8th オシロスコープの操作の テスト 各種信号波形をオシロスコープ上で正確に測定できる。
2nd Quarter
9th レポート指導 レポートを分かりやすくまとめる。
10th ダイオードの静特性 各種ダイオードの特性を実験を通して理解できる。
11th トランジスタ、FETの直流特性 バイポーラトランジスタとMOSFETの基本増幅回路を制作し動作を理解できる。
12th ダイオード、トランジスタを用いた論理回路 ダイオード、トランジスタを用いた基本論理素子の回路を制作しその動作が理解できる。
13th ICによる論理回路 ICによる論理回路の動作を理解できる。
14th 小信号増幅回路 トランジスタを用いた増幅回路の原理を実験通して理解できる。
15th オペアンプの基礎実験 オペアンプを用いた基本回路について動作原理を理解できる。
16th 自己採点確認 自己評価の得点を教員と確認する。
2nd Semester
3rd Quarter
1st 講義 実験内容を理解する。
2nd 講義 実験内容を理解する。
3rd 回路網 回路網の定理について実験を通して確認理解できる。
4th 共振回路 LとCを含む直列、並列共振回路の性質を理解する。
5th 電源回路 電源回路について整流、平滑回路の原理を理解できる。
6th 発振回路 LC発振回路の測定を行い、発振原理、発振条件を理解できる。
7th マルチバイブレータ 無安定マルチバイブレータ、単安定マルチバイブレータの動作を理解できる。
8th レポート指導
レポートを分かりやすくまとめる。
4th Quarter
9th 講義 実験内容を理解する。
10th カウンタ回路 カウンタIC回路を用いて24時間時計を製作しカウンタ回路の動作を理解できる。
11th マイコンによるステッピング・モーター制御 マイコンを用いたステッピングモータの制御の原理が理解できる。
12th マイコンによる7セグメントLED表示制御 マイコンによる7セグメントLED表示の制御方法が理解できる。
13th PICを用いたフルカラーLED制御 PICを用いたLED制御方法が理解できる。
14th A/D変換とD/A変換 A/D変換、D/A変換に関する基本的な事項について理解できる。
15th PLCによるシーケンス制御 PLCによるシーケンス制御が理解できる。
16th レポート指導 レポートを分かりやすくまとめる。

Evaluation Method and Weight (%)

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000