コンピュータ演習

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 コンピュータ演習
科目番号 0060 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報電子工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 室谷 英彰,宮﨑 亮一

到達目標

情報リテラシーを学ぶことにより、コンピュータで情報を取り扱う技術を身につける。また、実際にプログラムで制御できる LEGO ロボットの製作・制御、パソコンの組み立て・OSのインストールを通してコンピュータ・リテラシーを身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
グラフソフトグラフソフトを利用して、様々なデータを見やすい形で可視化できる。グラフソフトを使用してデータを可視化できる。グラフソフトを使用してデータを可視化できない。
ワープロソフトワープロソフトを使って様々な文章を作成できる。ワープロソフトを使って基本的な文章を作成できる。ワープロソフトを使って基本的な文章を作成できない。
表計算ソフト表計算ソフトを使用して様々なデータの解析,可視化ができる。表計算ソフトを使用して基本的なデータの解析,可視化ができる。表計算ソフトを使用して基本的なデータの解析,可視化ができない。
PCの組立PCの仕組みと構成部品の役割を理解し、PCを組立てることができる。PCの仕組みを理解し、PCを組立てることができる。PCを組立てることができない。
LEGOコンピュータによるハードウェアの制御方法を理解し,実際にライントレースカーを作製できる。ライントレースカーを作製できる。ライントレースカーを作製できない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 B 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータ・リテラシーや、情報リテラシーについて学ぶ。内容としては、ワープロ、表計算のアプリケーションソフトの操作方法、PC-UNIXとWindows間のデータのやりとり、ネットワークを介したデータの転送について学ぶ。また、HTML言語を使用したウェブページの作成についても学ぶ。さらに、LEGOブロックを用いたロボットの製作や制御、パソコンの組み立て・OSのインストールを通して知識を深める。
授業の進め方・方法:
前半は、教室での講義と、情報処理センターでの演習を行う。授業前半で講義や解説を行い、授業後半に情報処理センターに移動して演習を行う。LEGOブロックを用いたロボットの製作・制御では、複数回の授業時間を用いる。パソコンの組み立て・OSのインストールは、班単位で複数回の授業・実習を行う。演習結果の提出や、課題の完成度により理解度を確認する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 グラフソフト グラフ作成ソフトの使用法を理解し,グラフを作成することができる。
2週 ワープロソフト ワープロソフトの使用法を理解し,文章を作成することができる。
3週 表計算ソフト(1) 表計算ソフトの使用法を理解し,実際に使用することができる。
4週 表計算ソフト(2) 表計算ソフトの使用法を理解し,実際に使用することができる。
5週 HTML HTMLの基本文法を理解し,簡単なwebページを作成することができる。
6週 LaTex(1) LaTexの基本文法を理解し,実際に文章を作成することができる。
7週 LaTex(2) LaTexの基本文法を理解し,実際に文章を作成することができる。
8週 PCの組立(1) PCの仕組みを理解し,PCの組立とOSのインストールができる。
4thQ
9週 PCの組立(2) PCの仕組みを理解し,PCの組立とOSのインストールができる。
10週 PCの組立(3) PCの仕組みを理解し,PCの組立とOSのインストールができる。
11週 PCの組立(4) PCの仕組みを理解し,PCの組立とOSのインストールができる。
12週 LEGOブロック(1) コンピュータによるハードウェアの制御方法を理解し,実際にライントレースカーを作製できる。
13週 LEGOブロック(2) コンピュータによるハードウェアの制御方法を理解し,実際にライントレースカーを作製できる。
14週 LEGOブロック(3) コンピュータによるハードウェアの制御方法を理解し,実際にライントレースカーを作製できる。
15週 LEGOブロック(4) コンピュータによるハードウェアの制御方法を理解し,実際にライントレースカーを作製できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。2
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。2
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。2
インターネットの仕組みを理解し、実践的に使用できる。2
情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。2
個人情報とプライバシー保護の考え方について理解し、正しく実践できる。2
インターネットを用いた犯罪例などを知り、それに対する正しい対処法を実践できる。2
専門的能力分野別の専門工学情報系分野その他の学習内容少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。3
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。3
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。3

評価割合

演習課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合40600000100
基礎的能力3040000070
専門的能力1020000030
分野横断的能力0000000