Computer Engineering

Course Information

College Tokuyama College Year 2018
Course Title Computer Engineering
Course Code 0064 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 2
Department Department of Computer Science and Electronic Engineering Student Grade 2nd
Term Year-round Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials テキスト:「TeC教科書」徳山高専情報電子工学科 (必要に応じて参考資料を配布する)
Instructor Koga Takanori,Urakami Misako

Course Objectives

クロス開発したプログラムを実際にTeCマイコンで動作させることによってコンピュータの仕組みや内部動作が理解できるようになることを目標とする。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
クロス環境における開発の実践クロスアセンブラによるプログラム開発の学習を通してコンピュータの仕組みや内部動作を深く理解している。様々な応用課題についてクロス環境における開発とTeCマイコンによる実際の動作確認を通じて、プログラム開発を実践することができる。クロスアセンブラによるプログラム開発の学習を通してコンピュータの仕組みや内部動作を深く理解している。様々な基本課題についてクロス環境における開発とTeCマイコンによる実際の動作確認を通じて、プログラム開発を実践することができる。コンピュータの仕組みや内部動作を理解していない。様々な基本課題についてクロス環境における開発とTeCマイコンによる実際の動作確認を通じたプログラム開発を実践することができない。

Assigned Department Objectives

到達目標 C 1 See Hide

Teaching Method

Outline:
1年次に履修した基礎コンピュータ工学の内容のさらなる応用について講義と演習を通して修得する。まずコンピュータの入出力手法を学び、入出力プログラムの動作を理解する。また、クロスアセンブラによるプログラム開発の学習を通してコンピュータの仕組みや内部動作の理解を深める。その後、様々な応用課題についてクロス環境における開発とTeCマイコンによる実際の動作確認を通じて、プログラム開発の実践力を身に付ける。
Style:
各回の授業では、前半に講義による課題の解説を行い、後半にプログラミング演習を行う。翌週の講義の最初に演習の解説を行う。理解度を確認するために項目毎に演習課題の一部を提出し、学習シートの役割とする。定期試験は主に例題、演習課題から出題する。
Notice:
【関連科目】基礎コンピュータ工学(1年)、コンピュータシステム概論(3年)、コンピュータアーキテクチャ(4年)

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 入出力の仕組み シリアル入出力の原理とマイコン上でのプログラミング方法を学ぶ。パソコンと通信できることを確認する。[演習]
2nd 入出力プログラム 入出力する文字コードについて学び、入出力プログラムを作成し、動作を確認する。[演習]
3rd クロス環境によるシステム操作 クロスアセンブラによるアセンブルの手順を説明し、クロスア環境によるシステム操作を学ぶ。[演習]
4th クロスアセンブラによるプログラミング クロスアセンブラによる基本プログラミングを理解し、プログラムを動作させる方法を体得する。[演習]
5th 掛算・割算プログラム シフトによる掛算、繰返しによる掛算・割算プログラムを作る。[演習]
6th スタック操作 スタックの概念を解説し、スタック操作及びスタックを用いたレジスタ操作を学ぶ。[演習]
7th 総合演習 入出力プログラム、基本プログラムに関する総合演習問題のプログラミングを行う。[演習]
8th サブルーチン サブルーチン化について学び、サブルーチンを用いた入出力プログラムを作る。[演習]
2nd Quarter
9th 中間試験 入出力プログラム、基本プログラム、スタック操作が理解できているか確認する。
10th 2進数表示 レジスタの内容を2進数に変換する方法を学び、2進数で表示するプログラムを作る。[演習]
11th 16進数表示 レジスタの内容を16進数に変換する方法を学び、16進数で表示するプログラムを作る。[演習]
12th 文字列操作 メモリ上の文字列を操作するプログラムを作る。[演習]
13th メモリダンプ メモリの内容を16進数表示するプログラムを作る。[演習]
14th 総合演習 サブルーチンを使った2進数、16進数表示に関する総合演習問題のプログラミングを行う。[演習]
15th 期末試験 サブルーチンを使ったプログラム、2進数、16進数変換、メモリ上の文字列の操作ができるかを確認する。
16th 答案返却など 試験の解答と解説を行う。
2nd Semester
3rd Quarter
1st メモリ操作 連続したメモリ操作の手法について学び、プログラムの実行結果を確認する。[演習]
2nd メモリクリアとメモリコピー メモリクリアとメモリコピーするプログラムを作る。[演習]
3rd 文字列入力 キーボード入力した文字列を操作するプログラムを作る。[演習]
4th 文字列編集 メモリ上の文字列を編集するプログラムを作る。[演習]
5th 10進数表示 レジスタの内容を10進数に変換する方法を学び、10進数で表示するプログラムを作る。[演習]
6th 10進数表示 レジスタの内容を符号付き10進数で表示するプログラムを作る。[演習]
7th 総合演習 連続したメモリ操作、10進数表示に関する総合演習問題のプログラミングを行う。[演習]
8th 中間試験 連続したメモリ操作、文字列操作、10進数変換に関するプログラミングが理解できているか確認する。
4th Quarter
9th ソフトタイマー 命令を繰返し実行して一定時間のソフトタイマーを作る。[演習]
10th 音の出力 ソフトタイマーを使ってブザーとスピーカーから音を出力する方法を学ぶ。[演習]
11th 電子オルゴール 音符データと電子オルゴールプログラムを作る。[演習]
12th コンソール割込み 割込みの概念を解説し、コンソール割込みによる割込み処理プログラムの動作を学ぶ。[演習]
13th タイマー割込み タイマー割込みによる割込み処理プログラムを作る。[演習]
14th 総合演習 タイマーサブルーチン、割込みに関する総合演習問題のプログラミングを行う。[演習]
15th 期末試験 タイマー、割込み操作が理解できているかを確認する。
16th 答案返却など 試験の解答と解説を行う。

Evaluation Method and Weight (%)

試験レポートTotal
Subtotal8020100
プログラミングの知識とプログラム設計80080
プログラミングの実践的能力02020