人文社会特講

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 人文社会特講
科目番号 0081 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報電子工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「大学生のための 文学レッスン」(三省堂)
担当教員 柏倉 知秀,森山 和子

到達目標

文学作品中の表現に注目しながら作品を読み解き、その作品について文章または口頭で解説をすることができることを目的とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 作品の理解文学作品の内容をその背景も含めて正確に理解することができる文学作品の内容について、一定の理解をすることができる。文学作品の内容を理解することができない。
評価項目2 作品についての論理的な説明文学作品の内容について、論理的な解説文を書くことができる。文学作品の内容について、解説文を書くことができる。文学作品の内容についての解説文を書くことができない。
評価項目3 作品の魅力を伝える文学作品の魅力について、的確な表現を用いて口頭発表することができる。文学作品の魅力について、ある程度口頭発表することができる。文学作品の魅力について、口頭発表することができない

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義では、近現代の日本文学を取り扱う。作品中の表現に注目をしながら、ジャンル分けされた作品をレッスンにそって読みを深めていく。また、その作品についての解説を文章で表現し、作品の魅力について口頭発表をする。
授業の進め方・方法:
三つの段階で授業を進めていく。第一段階:一週ごとに、10のジャンルに分かれた作品をレッスンにそって読んでいく。第二段階:第一段階で読んだ作品のうち一作品を選び、解説文を作る。作成した解説文を、グループで回し読みしコメントをもらう。第三段階:他者に紹介したい文学作品を選び、その作品の魅力について口頭発表する。(テキスト以外の文学作品を選んでもよい)
注意点:
この授業は、半期で完結。前・後期に同様の内容を実施。
成績評価式:最終評価=レポート30%+解説文・口頭発表10%+コメントシート60%

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス:授業の進め方
ジャンル1 「恋愛」
シラバスをもとに、授業の概要、達成目標、成績評価を理解できる。
レッスン①~③の作品を、レッスン課題にしたがって読んでいく。(個人ワークと講義)
授業の終わりにコメントシートを作成する。
2週 ジャンル2 「ファッション」 レッスン①~③の作品を、レッスン課題にしたがって読んでいく。(個人ワークと講義)
授業の終わりにコメントシートを作成する。
3週 ジャンル3 「学校」 レッスン①~③の作品を、レッスン課題にしたがって読んでいく。(個人ワークと講義)
授業の終わりにコメントシートを作成する。
4週 ジャンル4 「家族」 レッスン①~③の作品を、レッスン課題にしたがって読んでいく。(個人ワークと講義)
授業の終わりにコメントシートを作成する。
5週 ジャンル5 「自然」 レッスン①~③の作品を、レッスン課題にしたがって読んでいく。(個人ワークと講義)
授業の終わりにコメントシートを作成する。
6週 ジャンル6 「異界」 レッスン①~③の作品を、レッスン課題にしたがって読んでいく。(個人ワークと講義)
授業の終わりにコメントシートを作成する。
7週 ジャンル7 「病い」 レッスン①~③の作品を、レッスン課題にしたがって読んでいく。(個人ワークと講義)
授業の終わりにコメントシートを作成する。
8週 ジャンル8 「戦争」 レッスン①~③の作品を、レッスン課題にしたがって読んでいく。(個人ワークと講義)
授業の終わりにコメントシートを作成する。
2ndQ
9週 ジャンル9 「外国」 レッスン①~③の作品を、レッスン課題にしたがって読んでいく。(個人ワークと講義)
授業の終わりにコメントシートを作成する。
10週 ジャンル10「メディア」 レッスン①~③の作品を、レッスン課題にしたがって読んでいく。(個人ワークと講義)
授業の終わりにコメントシートを作成する。
11週 文学作品の解説文を作る ジャンル1~10の作品の中から一作を選び、その解説文を600字程度にまとめることができる。
12週 解説文を講評する 解説文をグループ内で回し読みし、それぞれの解説文に適切なコメントをつけることができる。
13週 文学作品の魅力を語る(1) 他者に紹介したい文学作品を選び、その作品の魅力について口頭発表原稿の作成をすることができる。
14週 文学作品の魅力を語る(2) 作品の魅力を口頭発表を通じ、他者に伝えることができる。また、他者の発表へのコメントを適切にすることができる。
15週 レポートの作成 これまでの講義とワークを通して、「文学を読むということ」または、「文学作品の魅力」について、自らの考えを適切にまとめることができる。
16週 レポートの返却と解説 レポートの講評により、文学作品を読むこと、語ることについての理解を深めることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート解説文・口頭発表コメントシート合計
総合評価割合30106000100
総合的能力30106000100