知的財産論

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 知的財産論
科目番号 0083 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報電子工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 小川勝男ほか:「技術者のための特許実践講座」森北出版(2016),特許庁:「産業財産権標準テキスト」(特許編・意匠編),文化庁:「著作権テキスト」(2019)
担当教員 髙山 泰博

到達目標

産業財産権、著作権とは何かを理解し自分で説明でき,活用できる。特許の作成に必要な知識を身につけて実際に特許文書を作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
産業財産権産業財産権の考え方を活用できる。産業財産権の重要性が理解できる。産業財産権の重要性が理解できない。
著作権著作権の考え方を活用できる。著作権の重要性が理解できる。著作権の重要性が理解できない。
特許特許文書を作成できる。特許の重要性が理解できる。特許の重要性が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 C 2

教育方法等

概要:
知的財産権は、産業財産権と著作権からなる。授業では3つのことを学ぶ。
 (1)特許権や商標権などの産業財産権に関して、技術者として必要な知識を習得する。
 (2)著作権は日常生活や学校生活(レポート・論文作成)など身近に関わる、著作権の基本事項を学ぶ。
 (3)特許出願を想定し、アイデアの創出、類似技術の調査、特許明細書・図面を作成の一連の流れを学ぶ。
この科目は,企業で実際に技術契約や特許作成に関わる実務を担当していた教員が,その経験を生かして、知的財産についての講義形式や特許作成に関する演習形式で授業を行うものである。
授業の進め方と授業内容・方法:
 講義を2部に分ける。後期中間試験までの第1部は、講義を主体に授業を進める。板書や配布資料の内容を自分でまとめる復習が必須である。試験以後の第2部は、特許出願を想定して、アイデアを練り、明細書を作成する演習を行い、創造演習(4年次)・創造製作(5年次)の準備を行う。
 事前事後学習として,前半では,各回の授業の復習を授業まとめノートの形で作成(計約7時間),特許作成演習レポートの演習(計約8時間)を行う。
注意点:
課題・レポート等の提出遅れは,減点対象となる。

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
後期
1週 知的財産権とは
【事前事後学習の内容(1時間)】まとめノート作成
知的財産権の概要、必要性について理解できる。
2週 特許権、実用新案権
【事前事後学習の内容(1時間)】まとめノート作成
特許制度、保護期間などについて理解できる。
3週 意匠権、商標権
【事前事後学習の内容(1時間)】まとめノート作成
特許に関連する権利としてデザインやブランドなどの権利について理解できる。
4週 著作権の基礎(1 )
【事前事後学習の内容(1時間)】まとめノート作成
著作権制度の概要、著作物・二次著作物などについて理解できる。
5週 著作権の基礎(2)
【事前事後学習の内容(1時間)】まとめノート作成
著作権制度の概要、著作物・二次著作物などについて理解できる。
6週 身近な生活と著作権
【事前事後学習の内容(1時間)】まとめノート作成
著作権の制限、私的利用について理解できる。
7週 ITと知的財産権
【事前事後学習の内容(1時間)】まとめノート作成
フリーソフトウェア、オープンソフトウェア、ライセンスの種類(GPLなど)について理解できる。
8週 中間試験 知的財産権、著作権についての理解度を確認する。
9週 特許演習(1)
【事前事後学習の内容(1時間)】アイデア出しメモ作成
アイデア創出法などの特許作成のための準備が行える。
10週 企業と特許
【事前事後学習の内容(1時間)】まとめノート作成
企業等における特許の重要性について学ぶ。
11週 特許演習(2)
【事前事後学習の内容(1時間)】アイデアシート作成
グループ単位でアイデアを練り、アイデアシートを作成できる。
12週 特許演習(3)
【事前事後学習の内容(1時間)】調査レポート作成
創出したアイデアについて類似技術や特許等の調査ができる。
13週 特許演習(4)
【事前事後学習の内容(1時間)】図面作成準備
システム構成図、機能構成図、動作の流れ図が作成できる。
14週 特許演習(5)
【事前事後学習の内容(1時間)】図面作成
特許明細書および図面を作成できる。
15週 特許演習(6)
【事前事後学習の内容(1時間)】明細書作成
特許明細書、図面を確認できる。
16週 完成レポート作成など
【事前学習の内容(1時間)】提出レポート作成
特許明細書、図面を提出する。

評価割合

試験課題レポート合計
総合評価割合601030000100
基礎的能力505000055
専門的能力1052000035
分野横断的能力001000010