Computer Architecture

Course Information

College Tokuyama College Year 2022
Course Title Computer Architecture
Course Code 0085 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 2
Department Department of Computer Science and Electronic Engineering Student Grade 4th
Term Year-round Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 電子計算機工学
Instructor Yanagisawa Hideaki

Course Objectives


1.マイクロプログラム制御について理解する事ができる。
2.ワイヤードロジック制御について理解する事ができる。
3.コンピュータの性能について理解する事ができる。
4.演算回路の構成について理解する事ができる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
マイクロプログラム制御マイクロプログラムでの命令実行方法を詳細に説明することができる。マイクロプログラムでの命令実行方法を理解する事ができる。マイクロプログラムでの命令実行方法を理解できない。
ワイヤードロジック制御ワイヤードロジックでの命令実行方法を詳細に説明することができる。ワイヤードロジックでの命令実行方法を理解する事ができる。ワイヤードロジックでの命令実行方法を理解することができない。
コンピュータの性能コンピュータシステムの性能を改善する方法について詳細に説明することができる。コンピュータシステムの性能を改善する方法について理解することができる。コンピュータシステムの性能を改善する方法について理解することができない。
データ表現実数表現を詳細に説明する事ができる。実数表現を理解する事ができる。実数表現を理解する事ができない。
演算回路算術論理演算回路の動作について詳細に説明することができる。算術論理演算回路の動作について理解することができる。算術論理演算回路の動作について理解することができない。

Assigned Department Objectives

到達目標 A 1 See Hide
JABEE d-1 See Hide

Teaching Method

Outline:
コンピュータシステムを構成するハードウェア構成と動作の理解を中心に、論理回路を用いた具体的な設計方法を学ぶ。また、ハードウェアとソフトウェアのインタフェースを考慮したコンピュータシステムの設計技術、高速化技法について学ぶ。
Style:
座学の講義を主体とする。授業内容を確実に身につけるために予習復習が必須である。授業の進行状況に応じて内容を変更することがある。
Notice:
基礎コンピュータ工学(1年)、コンピュータ工学(2年)、コンピュータシステム概論(3年)、ディジタル回路(3年)
学年末評価 =試験70% + 課題点30%

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス 身の回りにあるコンピュータについて認識し、用途に応じたアーキテクチャが必要である事を理解する事ができる。
2nd CPUの構成【予習・復習1時間】 コンピュータシステムの中枢である中央処理装置(CPU)の構成を理解する事ができる。
3rd CPUの動作【予習・復習1時間】 コンピュータシステムの中枢である中央処理装置(CPU)の動作を理解する事ができる。
4th スタック型モデルコンピュータ1
命令セット【予習・復習1時間】
スタック型モデルコンピュータの命令セットについて理解する事ができる。
5th スタック型モデルコンピュータ2
アーキテクチャ【予習・復習1時間】
スタック型モデルコンピュータの構成について理解する事ができる。
6th スタック型モデルコンピュータ3
マイクロプログラム【予習・復習1時間】
機械語命令の実行をマイクロプログラムによって実現する方法を理解する事ができる。
7th スタック型モデルコンピュータ(復習)【復習3時間】 スタック型モデルコンピュータについての確認をする事ができる。
8th CISC型モデルコンピュータ1
命令セット【予習・復習1時間】
CISC型モデルコンピュータの仕様と命令セットについて理解する事ができる。
2nd Quarter
9th CISC型モデルコンピュータ2
アーキテクチャ【予習・復習1時間】
CISC型モデルコンピュータの構成について理解する事ができる。
10th CISC型モデルコンピュータ3
ワイヤードロジック【予習・復習1時間】
実行ステージに基づいて状態遷移図を理解する事ができる。
11th CISC型モデルコンピュータ4
演算装置【予習・復習1時間】
演算命令のための制御方法について理解する事ができる。
12th CISC型モデルコンピュータ5
分岐・メモリアクセス【予習・復習1時間】
分岐命令やメモリアクセスのための制御方法について理解する事ができる。
13th CISC型モデルコンピュータ(復習)【復習3時間】 CISC型モデルコンピュータについての確認をする事ができる。
14th マイクロプログラム制御、ワイヤードロジック制御の復習 制御方式(マイクロプログラム、ワイヤードロジック)を理解し、違いを確認することができる。
15th 期末試験 CPUの構造、動作、制御方式(マイクロプログラム、ワイヤードロジック)についての理解を確認する事ができる。
16th 答案返却 試験問題の解説を通し、授業内容を確認する事ができる。
2nd Semester
3rd Quarter
1st CPUの処理方式の復習
シングルサイクル・マルチサイクル【予習・復習1時間】
シングルサイクルプロセッサとマルチサイクルプロセッサについて理解する事ができる。
2nd パイプライン制御1
パイプライン制御【予習・復習1時間】
命令実行の高速化を図るパイプライン制御について理解する事ができる。
3rd パイプライン制御2
ハザード【予習・復習1時間】
パイプライン制御の問題点について理解する事ができる。
4th パイプライン制御3
ハザード解決【予習・復習1時間】
演算命令におけるパイプライン制御の問題点と対策及び解決策について理解する事ができる。
5th パイプライン制御4
分岐【予習・復習1時間】
分岐命令におけるパイプライン制御の問題点と対策及び解決策について理解する事ができる。
6th 階層記憶【予習・復習1時間】 記憶システムの基礎概念となる記憶の階層化を示し、現在のコンピュータの階層記憶の主な実現形態であるキャッシュメモリについて理解する事ができる。
7th キャッシュメモリ【予習・復習1時間】 キャッシュメモリの構成方式、動作原理について理解する事ができる。
8th 復習【復習3時間】 プロセッサの動作及び階層記憶についての復習する事ができる。
4th Quarter
9th データ表現【予習・復習1時間】 固定小数点と浮動小数点の表現法を理解する事ができる
10th 論理回路【予習・復習1時間】 与えられた条件から真理値表を作り、論理式を導き出す事ができる。また、論理式の簡単化について理解する事ができる。
11th 演算回路(1)
加減算回路【予習・復習1時間】
加減算回路について理解する事ができる。
12th 演算回路(2)
乗算回路【予習・復習1時間】
乗算アルゴリズムに基づく、乗算回路について理解する事ができる。
13th 演算回路(3)
除算回路【予習・復習1時間】
除算アルゴリズムに基づく、除算回路について理解する事ができる。
14th 復習【復習3時間】 データの表現、論理回路、演算回路、についての復習する事ができる。
15th 期末試験 CPUの処理方式、パイプライン処理、パイプラインハザード、データ表現、論理回路、演算回路についての理解を確認する事ができる。
16th 答案返却など 試験問題の解説を通し、授業内容を確認する事ができる。

Evaluation Method and Weight (%)

試験課題Total
Subtotal7030100
基礎的能力203050
専門的能力50050