以下の正しい理解を到達目標とする:①リレーショナルデータベースの諸概念、②リレーショナルデータモデルとリレーショナル代数、③SQLによるデータベース操作、④設計論の流れと正規化の基本、⑤データベースシステムの、⑥形式言語における諸機能の基本。
概要:
情報技術の基盤の一つであるデータベース技術について、現在、主流となっているリレーショナルデータベースを中心に学習する。データベースシステムの内容は多岐・広範に渡るため、そのすべてを網羅することはできないが、特に、後にデータベースを使う、あるいは、設計するという立場からの必要となる基本・基礎事項を中心に学んでいく。併せて形式言語の概要について学ぶ.
授業の進め方・方法:
座学中心であり、基本的に教科書に沿って進めるが、適宜、補足のための資料を配布する。なお毎回の受講に際しては、毎回計4時間の予習(教科書の通読)および復習(理解を確実にするために教科書の演習問題を解くなど)が必要である。
注意点:
最終成績=(中間試験+期末試験)÷2
【関連科目】 本 科:集合と論理(2年)、情報数学(3年)
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
データベースとは 【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習 |
データベースとはおよびデータベースシステム管理システムとは何かについて学ぶ。
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2週 |
データモデル 【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
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リレーショナルデータモデルの構造記述について理解する。
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3週 |
一貫性制約 【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
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リレーショナルデータモデルにおける「キー」他の概念について理解する。
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4週 |
リレーショナル代数 【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
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問合せの理論的バックボーンであるリレーショナル代数の個々の演算について理解する。
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5週 |
SQL(1) 【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習 |
データベース言語SQLの基本概念および単純質問について学ぶ。
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6週 |
SQL(2) 【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
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SQLの結合質問について理解する。
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7週 |
SQL(3) 【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と試験対策
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SQLの入れ子型質問について理解する。
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8週 |
前期中間試験 【事前事後学習の内容(2時間)】次回の予習
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1~7週についての理解をチェックする。
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験の解説およびデータベース設計 【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
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データベースの設計の基本および実体関連モデルについて理解する。
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10週 |
正規化(1) 【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
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更新時異状、情報務損失分解、関数従属性について理解する。
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11週 |
正規化(2) 【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習 |
高次の正規化について理解する。
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12週 |
トランザクション 【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
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トランザクションの概念およびACID特性について理解する。
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13週 |
障害回復 【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
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ログおよび障害回復方式の基本について理解する。
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14週 |
形式言語 【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と試験対策
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形式言語の概念および諸特性について理解する。
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15週 |
期末試験
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9~14週についての理解をチェックする。
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16週 |
期末試験の解説とまとめ 【事前事後学習の内容(2時間)】期末試験の範囲の復習
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期末試験の解説と本講義のまとめを行う。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |