プログラミング

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 プログラミング
科目番号 0090 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報電子工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「JavaFX & Java 8プログラミング Javaによる新しいGUIプログラミング入門」日向俊二著、カットシステム
担当教員 力 規晃

到達目標

1.問題を解決する手順を考え、プログラムにできる。
2.開発環境、GUIなどが活用できる。
3.プレゼンテーションができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Java言語の仕様やライブラリのよく理解し、さまざまな開発に応用できるJava言語の仕様やライブラリの理解し、開発に応用できる。Java言語の仕様やライブラリの一部を理解し、利用できる。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 B 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
Java言語によって、実践的なプログラミングを行い、問題の分析、解決のための手段の選択を含めた総合的なプログラミング能力の向上を図る。また、開発環境やライブラリの活用、プレゼンテーション能力の向上も図る。
授業の進め方・方法:
講義を聴いた後に演習課題に取り組む。各自で異なる作品を作成する課題ではプレゼンテーションを行う。
配布資料等により、課題の概要、新たな学習項目、課題の評価基準、スケジュール等を説明する。また、演習で学習項目の理解度の確認し、具体的な製作を体験する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、Javaとは 授業の目的、内容等を説明する。
Javaの基本事項ついて確認する。
Scannerについて学ぶ。
2週 クラスとインスタンス(1) インスタンス変数について学ぶ。
3週 クラスとインスタンス(2) インスタンスメソッドについて学ぶ。
4週 クラスとインスタンス(3) コンストラクタについて学ぶ。
5週 クラスとインスタンス(4) クラスの継承について学ぶ。
6週 ArrayList ArrayListの使い方について学ぶ。
7週 メロディの出力(1) Javaにおける音出力について学ぶ。
8週 メロディの出力(2) メロディ演奏プログラムを作成する。
2ndQ
9週 メロディ演奏プログラムの発表会 メロディ演奏プログラムのプレゼンテーションを行なう。
10週 GUIコンポーネント(1) JavaFX 入門。
11週 GUIコンポーネント(2) イベント処理について学ぶ。
12週 GUIコンポーネント(3) 基本的なレイアウトについて学ぶ。
13週 GUIコンポーネント(4) さまざまなレイアウトについて学ぶ。
14週 GUIコンポーネント(5) さまざまなGUI部品について学ぶ。
15週 GUIコンポーネント(6) さまざまなGUI部品について学ぶ。
16週
後期
3rdQ
1週 GUIコンポーネント(7) さまざまなGUI部品について学ぶ。
2週 グラフィックスプログラミング(1) 図形を表示する方法、マウスイベントについて学ぶ。
3週 グラフィックスプログラミング(2) 画像を表示する方法を学ぶ。
4週 グラフィックスプログラミング(3) 動画像を作成する方法を学ぶ。
5週 統合開発環境 Eclipseの使い方を学ぶ
6週 オリジナルソフト(1) オリジナルソフトを作成する。前期に作成したソフトをGUIを用いて書きなおしても良いし、全く異なるものを作成してもよい。
7週 オリジナルソフト(2) 機能限定版を作成する。
8週 オリジナルソフト(3) 機能限定版を作成する。
4thQ
9週 オリジナルソフト(4) 機能限定版を完成させる。
10週 オリジナルソフト(5) 機能限定版から完成版に拡張する。
11週 オリジナルソフト(6) 完成版を作成する。
12週 オリジナルソフト(7) 完成版を完成させる。
13週 オリジナルソフト発表会 オリジナルソフトのプレゼンテーションを行う。
14週 ホームページの作成(1) オリジナルソフトのホームページを作成する。
15週 ホームページの作成(2) オリジナルソフトのホームページを完成させる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。4
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。4
計算機工学コンピュータを構成する基本的な要素の役割とこれらの間でのデータの流れを説明できる。4
プロセッサを実現するために考案された主要な技術を説明できる。4
メモリシステムを実現するために考案された主要な技術を説明できる。4
入出力を実現するために考案された主要な技術を説明できる。4
コンピュータアーキテクチャにおけるトレードオフについて説明できる。4
コンピュータシステム集中処理システムについて、それぞれの特徴と代表的な例を説明できる。4
分散処理システムについて、特徴と代表的な例を説明できる。4
ネットワークコンピューティングや組込みシステムなど、実用に供せられているコンピュータシステムの利用形態について説明できる。4
デュアルシステムやマルチプロセッサシステムなど、コンピュータシステムの信頼性や機能を向上させるための代表的なシステム構成について説明できる。4
システムプログラムコンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの位置づけを説明できる。3
プロセス管理やスケジューリングなどCPUの仮想化について説明できる。3
排他制御の基本的な考え方について説明できる。3
記憶管理の基本的な考え方について説明できる。3
コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。4

評価割合

課題発表相互評価合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力107000017
専門的能力608000068
分野横断的能力105000015