物理化学

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 物理化学
科目番号 0096 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 情報電子工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 柴田茂雄著、「物理化学の基礎」(共立出版)
担当教員 大橋 正夫

到達目標

複合分野の基礎となる基本的素養として、化学の基礎となる法則や理論を理解し、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
波動関数波動関数に関する応用的な問題を解くことができる。波動関数に関する基礎的な問題を解くことができる。波動関数に関する基礎的な問題を解くことができない。
化学結合化学結合に関する応用的な問題を解くことができる。化学結合に関する基礎的な問題を解くことができる。化学結合に関する基礎的な問題を解くことができない。
熱力学熱力学に関する応用的な問題を解くことができる。熱力学に関する基礎的な問題を解くことができる。熱力学に関する基礎的な問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 1 説明 閉じる
JABEE c-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
物理化学は、化学の基礎となる法則や理論を取り扱う分野である。ミクロの化学とマクロの化学に分けて自然現象を説明できるようになることを目的とする。
授業の進め方・方法:
講義を基本とする。学習シートは自学・自習の参考とする。
教科書の予習復習をする。毎回1時間(計14時間)
注意点:
学習シートは毎回の授業で配布する。
2回の定期試験の平均点

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 原子の構造I 原子模型等について学ぶ
2週 原子の構造II ボーアの理論等について学ぶ
3週 波動方程式I シュレディンガーの波動方程式について学ぶ
4週 波動方程式II 水素原子のシュレディンガー波動方程式について学ぶ
5週 波動方程式III 水素類似原子の波動関数等について学ぶ
6週 元素の周期表 周期表等について学ぶ
7週 電子の軌道配置I 電子の軌道配置等について学ぶ
8週 電子の軌道配置II/中間試験 電子の軌道配置等について学ぶ/1~8回の学習内容から出題
4thQ
9週 解説中間試験 中間試験問題の解説
10週 化学結合 I 化学結合について学ぶ
11週 化学結合 II 化学結合について学ぶ
12週 熱力学第一法則 熱力学第一法則について学ぶ
13週 熱力学第二法則 熱力学第二法則について学ぶ
14週 熱力学第三法則 熱力学第三法則について学ぶ
15週 期末試験 9~14回の学習内容から出題
16週 答案返却など 試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3
専門的能力分野別の専門工学情報系分野計算機工学要求仕様に従って、標準的なプログラマブルデバイスやマイコンを用いたシステムを構成することができる。4
ハードウェア記述言語など標準的な手法を用いてハードウェアの設計、検証を行うことができる。4
分野別の工学実験・実習能力情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。4
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。4
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。4
与えられた仕様に合致した組合せ論理回路や順序回路を設計できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
波動関数400000040
化学結合300000030
熱力学300000030