総合英語ⅡR

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 総合英語ⅡR
科目番号 0098 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報電子工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 New Edition Grove English Communication Ⅲ(文英堂)、TOEIC TEST コア300 Words(音羽書房)
担当教員 池田 幸恵

到達目標

1 説明,評論,物語,随筆などについて,速読したり精読したりするなど目的に応じた読み方をができる。
2 論点や根拠などを明確にして読むことができる。
3 論点や根拠などを明確にして読むことができる。
4 文章の構成を考えながら読むことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1言語材料を正しく理解し,運用することが十分できる. 言語材料を正しく理解し,運用することができる.言語材料を正しく理解し,運用することができない部分がある.
評価項目2英文を読んで内容や場面を正確に読み取り理解することが十分できる. 英文を読んで内容や場面を正確に読み取り理解することがかなりできる. 英文を読んで内容や場面を正確に読み取り理解できない部分がある.
評価項目3聞いたり読んだりしたこと、学んだこと経験したことに基づき、情報や考えについて、結論を十分まとめることができる. 聞いたり読んだりしたこと、学んだこと経験したことに基づき、情報や考えについて、結論をかなりまとめることができる. 聞いたり読んだりしたこと、学んだこと経験したことに基づき、情報や考えについて、結論をまとめられない部分がある.

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業は英語のコミュニケーション能力を高めるためのもので,読解を中心に,リスニング,スピーキングの基礎となる総合的な言語活動をおこなう。本講座は資格試験を取得するための基礎学習と位置づけられる。さらに,様々な話題に接することで異文化理解の素養を身につけることになる。
授業の進め方・方法:
授業では、テキストの概要,要点をとらえることができるよう読解方略を活用した読み方を指導する。また,精読を通して正確な文構造およびパラグラフ構成を確認する。授業内では、テキストの内容や文章構成を把握するための課題に取り組むため、辞書は必携である。復習では、テキストの本文内容理解度の確認や出現したイディオム・文法の定着を図るためのワーク・ブックを完成させる。TOEICテストへの備えのため、重要度の高い基本語彙の単語テストを毎回実施するので充分な準備が必要となる。
注意点:
80%(4回の定期試験及び 100点満点に変換したGTECのスコアの平均点× 0.8)+課題の評価 10%、単語テスト 10%の合計 100%。資格取得をした場合などにはさらに加点をする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション
1. Plastic Food Samples
授業の概要について説明
意味のまとまりに注意しながら英文を読む
語彙学習
2週 1. Plastic Food Samples 意味のまとまりに注意しながら英文を読む
語彙学習
3週 2. Cheese Rolling 未知語を推測しながら英文を読む
語彙学習
4週 3. Chocolate Shortage パラグラフの構成を意識しながら,本文の主題を読み取る
語彙学習
5週 4. Bamboo Trains パラグラフの主題文と支持文を意識しながら英文を読む
語彙学習
6週 5. Animal Lounge 列挙の表現に注意して英文を読む
語彙学習
7週 6. Brinicles-Deadly Ice Fingers 時間的順序に注意しながら英文を読む
語彙学習
8週 中間試験 授業で学習した内容から出題する
2ndQ
9週 7. The Hemline Index 時間的順序に注意しながら英文を読む
語彙学習
10週 8. Holiday Weight Gain 比較や対照の表現に注意しながら英文を読む
語彙学習
11週 9. Socotra-The Galapagos of the Indian Ocean 原因と結果の表現に注意しながら英文を読む
語彙学習
12週 10. NEWater: Singapore’s Recycled Water スキミングを意識しながら読む
語彙学習
13週 11. Bed Nets for African Children スキャニングを意識しながら読む
語彙学習
14週 12. A Feathery Find in Amber 事実と意見を表す表現を意識しながら読む
語彙学習
15週 期末試験 授業で学習した内容から出題する
16週 答案返却など 期末試験の答案を返却し、解答解説を行う。 
後期
3rdQ
1週 14. Spot Fake News SNSが人気となり,真実ではない情報もウェブ上に出回るようになっていることを読み,気をつけるべき点について理解する
語彙学習
2週
3週 15. Eco Scraps: A Million-dollar Business Built on Trash エコスクラップ社が設立された経緯と販売手順を理解する
語彙学習
4週
5週 18. Sleep Position and Personality 寝るときの6つの姿勢と性格の傾向を理解する
語彙学習
6週
7週 まとめ 後期前半の復習
8週 中間試験
4thQ
9週 20. New Energy: Algae to Oil 石油に変わるエネルギーとして研究が進んでいる藻の利点や課題,将来の展望について理解する
語彙学習
10週
11週 21. Grandmothers as Solar Engineers 技術者を育てる活動について理解する
語彙学習
12週
13週 23. Robot Farming 世界で初めて日本で作られたロボット農場の運営や利点について理解する
語彙学習
14週
15週 期末試験 授業で学習した内容から出題する
16週 答案返却など 期末試験の答案を返却し、解答解説を行う。 

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度課題単語テスト合計合計
総合評価割合800001010100200
基礎的能力800001010100200
専門的能力00000000
分野横断的能力00000000