Computer Architecture

Course Information

College Tokuyama College Year 2018
Course Title Computer Architecture
Course Code 0107 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Department of Computer Science and Electronic Engineering Student Grade 4th
Term Year-round Classes per Week 1
Textbook and/or Teaching Materials 電子計算機工学
Instructor Yanagisawa Hideaki

Course Objectives

コンピュータアーキテクチャについて、コンピュータシステムを構成するハードウェア構造と動作の理解を中心に、論理回路を用いた具体的な設計方法を学ぶ。また、ハードウェアとソフトウェアのインタフェースを考慮したコンピュータシステムの設計技術、高速化技法について習得する。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
マイクロプログラムでの命令実行方法を詳細に説明することができる。マイクロプログラムでの命令実行方法を簡単に説明することができる。マイクロプログラムでの命令実行方法を説明できない。
ワイヤードロジックでの命令実行方法を詳細に説明することができる。ワイヤードロジックでの命令実行方法を簡単に説明することができる。ワイヤードロジックでの命令実行方法を説明することができない。
コンピュータシステムの性能を改善する方法について詳細に説明することができる。コンピュータシステムの性能を改善する方法について簡単に説明することができる。コンピュータシステムの性能を改善する方法について説明することができない。
算術論理演算回路の動作について詳細に説明することができる。算術論理演算回路の動作について簡単に説明することができる。算術論理演算回路の動作について説明することができない。

Assigned Department Objectives

到達目標 A 1 See Hide
JABEE d-1 See Hide

Teaching Method

Outline:
コンピュータアーキテクチャについて、コンピュータシステムを構成するハードウェア構造と動作の理解を中心に、論理回路を用いた具体的な設計方法を学ぶ。また、ハードウェアとソフトウェアのインタフェースを考慮したコンピュータシステムの設計技術、高速化技法について習得する。
Style:
座学の講義を主体とする。授業内容を確実に身につけるために予習復習が必須である。授業の進行状況に応じて内容を変更することがある。
Notice:
基礎コンピュータ工学(1年)、コンピュータ工学(2年)、コンピュータシステム概論(3年)、ディジタル回路(3年)
学年末評価(最大100点)=前期中間20%+前期末20%+後期中間30%+後期末30%+課題点(10点)

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス    
2nd CPUの構造 コンピュータシステムの中枢である中央処理装置(CPU)の構造を理解する。
3rd CPUの動作 コンピュータシステムの中枢である中央処理装置(CPU)の動作を理解する。
4th アドレシングモード オペランドアドレスを指定する各種アドレシング方式について学ぶ。
5th スタック型モデルコンピュータ1 スタック型モデルコンピュータの命令セットについて学ぶ。
6th スタック型モデルコンピュータ2 スタック型モデルコンピュータの構成について学ぶ。
7th スタック型モデルコンピュータ3 機械語命令の実行をマイクロプログラムによって実現する方法を学ぶ。
8th 中間試験 CPUの構造、動作およびマイクロプゴグラム制御方式について理解できているかを確認する出題である。
2nd Quarter
9th CISC型モデルコンピュータ1 CISC型モデルコンピュータの仕様と命令セットについて学ぶ。
10th CISC型モデルコンピュータ2 CISC型モデルコンピュータの構成について学ぶ。
11th CISC型モデルコンピュータ3 実行ステージに基づいて状態遷移図を作成する。
12th CISC型モデルコンピュータ4 演算命令のための制御方法について学ぶ。
13th CISC型モデルコンピュータ5 分岐命令やメモリアクセスのための制御方法について学ぶ。
14th 復習 CISC型モデルコンピュータについての復習を行う。
15th 期末試験
16th 答案返却など 試験の解答と解説を行う。
2nd Semester
3rd Quarter
1st パイプライン制御1 命令実行の高速化を図る命令パイプライン制御について理解する。
2nd パイプライン制御2 命令パイプライン制御の問題点と対策及び解決策を学ぶ。
3rd 階層記憶 記憶システムの基礎概念となる記憶の階層化を示し、現在のコンピュータの階層記憶の主な実現形態であるキャッシュメモリについて学ぶ。
4th キャッシュメモリ キャッシュメモリの構成方式、動作原理について学ぶ。
5th 仮想記憶1 仮想記憶システムの構成方式と特徴について学び、ページング方式の動作について理解する。
6th 入出力装置 入出力の概念および基本方式について学び代表的な入出力装置の動作について理解する。
7th 復習 パイプライン制御、キャッシュメモリ、仮想記憶についての復習を行う。
8th 中間試験
4th Quarter
9th データ表現と論理回路 コンピュータ内部の数値表現法として固定小数点と浮動小数点を取り上げ、その表現法を理解する。また、論理関数と論理式について理解する。
10th 論理回路 論理回路についての復習を行うと共に。
11th 演算回路 加減算回路について学ぶ。
12th 乗算回路 乗算アルゴリズムに基づいて乗算回路を実現する。
13th 除算回路 除算アルゴリズムに基づいて除算回路を実現する。
14th 復習 データの表現法、演算回路、論理関数についての復習を行う。
15th 期末試験 データ表現、論理回路、演算回路について理解できているかを確認する出題である。
16th 答案返却など 試験の解答と解説を行う。

Evaluation Method and Weight (%)

試験課題Total
Subtotal10010110
基礎的能力301040
専門的能力70070