人文社会特講

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 人文社会特講
科目番号 0109 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報電子工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 柳本 萌子

到達目標

人種問題を題材としてその背景にある歴史、文化、社会事象について理解し、十分な説得力を持って自分の考えを説明・議論することができることを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1題材となる社会事象について、その背景にある歴史や文化について理解することが十分にできる。題材となる社会事象について、その背景にある歴史や文化について理解することができる。題材となる社会事象について、その背景にある歴史や文化について理解できない。
評価項目2提示されたテーマについて自分の考えを十分な説得力を持って書いたり発表することができる。提示されたテーマについて自分の考えを書いたり発表することができる。提示されたテーマについて自分の考えを書いたり発表することができない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 説明 閉じる
JABEE a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業では人種問題を題材として取り扱う。文献や映画を通してアメリカにおける人種問題について理解を深める。さらに、差別が起こるメカニズムについて考え、自国の差別問題にも目を向ける。その上で、自らの考えや主張をまとめ、相手に伝わる説得力を十分に備えて、レポートやプレゼンテーションの形式で表現できる力を身に着ける。
授業の進め方・方法:
各回で文献を通して題材について知識や理解を深めた後、映画を鑑賞する。鑑賞後、その作品についての自分の考えを小レポートにまとめる。作品に関する英語文献を読み内容の要約を行う場合もある。授業後半ではグループでのプレゼンテーションを行う。
注意点:
試験60%+ワークシート20%+プレゼンテーション20%=100点

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
BMLについて
シラバスを基に、授業の目標や進め方を確認する。
2週 アメリカにおける差別問題とは
映画 「グリーンブック」

映画を通して、現在も根強く残るアメリカの人種差別問題の歴史や差別を強いられてきた人々の苦悩を理解し、その観点から作品を考察する。
3週 アメリカにおける差別問題とは
映画 「グリーンブック」

映画を通して、現在も根強く残るアメリカの人種差別問題の歴史や差別を強いられてきた人々の苦悩を理解し、その観点から作品を考察する。
4週 現代日本社会における差別問題について発表準備を行う 現代日本社会における差別問題に目を向ける。さまざまな人種問題があることを認識しそれについて考える。
5週 現代日本社会における差別問題について発表する 現代日本社会における差別問題に目を向ける。さまざまな人種問題があることを認識しそれについて考える。
6週 プレゼン:「セクシュアリティ」「リスク・原発」 参考文献を読み概要を掴む。「セクシュアリティ」「リスク・原発」について考え自分なりの意見をまとめる。
7週 プレゼン:「高齢者」「犯罪」 参考文献を読み概要を掴む。「高齢者」「犯罪」について考え自分なりの意見をまとめる。
8週 プレゼン:「人種・民族」「移民」 参考文献を読み概要を掴む。「人種・民族」「移民」について考え自分なりの意見をまとめる。
2ndQ
9週 アメリカにおける差別問題について
映画「ビリーブ」
映画を通して、アメリカで実際に起こった男女差別問題について理解し、その視点から自国の男女差別について再考する。
10週 アメリカにおける差別問題について
映画「ビリーブ」
映画を通して、アメリカで実際に起こった男女差別問題について理解し、その視点から自国の男女差別について再考する。
11週 最終プレゼン1:日本における差別問題とそのメカニズム、グループワーク 現代日本社会における差別について調べ、概要やそのメカニズムについて知識を深め、今後の個々人の行動について改めて考える。
12週 最終プレゼン2:日本における差別問題とそのメカニズム、グループワーク 現代日本社会における差別について調べ、概要やそのメカニズムについて知識を深め、今後の個々人の行動について改めて考える。
13週 最終プレゼン3:日本における差別問題とそのメカニズム、グループワーク 現代日本社会における差別について調べ、概要やそのメカニズムについて知識を深め、今後の個々人の行動について改めて考える。
14週 まとめ これまでの授業内容の総まとめを行う。
15週 期末試験 授業で学習した内容から出題する。
16週 答案返却など 期末試験の答案を返却し、解答解説を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表課題合計
総合評価割合60202000100
基礎的能力60202000100
専門的能力000000
分野横断的能力0000