Numerical Analysis

Course Information

College Tokuyama College Year 2022
Course Title Numerical Analysis
Course Code 0115 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 1
Department Department of Computer Science and Electronic Engineering Student Grade 5th
Term Second Semester Classes per Week 1
Textbook and/or Teaching Materials 自作の資料
Instructor Yoshinaga Tsunehiro

Course Objectives

複合分野の基礎となる基本的素養を身につけるため、
1. コンピュータ上で数値計算を行う際に発生する誤差の影響を説明できる。
2. 主要な数値計算アルゴリズムの概要や特徴を説明できる。
3. 実際にプログラムを実装して計算できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1数値の表現方法が誤差に関係することや誤差の影響を説明でき、誤差を正確に求めることができる。数値の表現方法が誤差に関係することや誤差の影響を説明できる。数値の表現方法が誤差に関係することや誤差の影響が説明できない。
評価項目2各手法について説明でき、計算手順を用いて計算できる。各手法について説明できる。各手法について説明できない。
評価項目3独力でプログラムを実装して計算できる。例題を参考にプログラムを実装して計算できる。プログラムを実装して計算できない。

Assigned Department Objectives

到達目標 B 1 See Hide
JABEE c-3 See Hide

Teaching Method

Outline:
コンピュータの急速な発達により、数値解析法の変化はめざましいものがあるが、基本は変わっていない。その変化が激しいことから、基礎的なことが一層重要となる。すなわち、公式やアルゴリズムが導かれる数学的過程や考え方の理解が求められる。本授業では、これらの基礎的な事柄を理解することを目標とする。
Style:
これまでに学習した数学を対象に講義を行う。講義前に、自作の資料を配布し講義を行う。適宜演習や、プログラミング演習を行うことで、アルゴリズムを理解する。指定した日時までに提出を求める。
Notice:
この科目は学習単位Ⅰであり、15時間の自学自習が必要である。
最終評価=0.7×(前期中間試験+前期末試験)÷2 +課題点(10点)+ レポート点(20点)

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 数値計算誤差
内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
数値計算で生じる誤差について説明できる。
2nd 代数方程式の解法
内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
2分法、ニュートン法の説明と計算ができる。
3rd 連立方程式の直接解法と反復解法(1)
内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
ガウスの消去法、掃き出し法の説明と計算ができる。
4th 連立方程式の直接解法と反復解法(2)
内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
LU分解法、ガウスザイデル法の説明と計算ができる。
5th 演習 : 演習レポート作成を行う。(時間は2時間) LU分解法のプログラムを作成する。
6th 固有値問題の解法
内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
ヤコビ法などで、固有値・固有ベクトルの説明と計算ができる。
7th 演習
演習問題を解く。再確認に1時間の復習を行う。
内容の再確認を行い、理解度を深めることができる。
8th 中間試験 指定範囲において、理解度が確認できる。
4th Quarter
9th 補間法と関数近似(1)
内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
ラグランジュの補間公式の説明と計算ができる。
10th 補間法と関数近似(2)
内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
スプライン補間と最小2乗法の説明と計算ができる。
11th 数値積分
内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
台形、シンプソンの積分公式の説明と計算ができる。
12th 常微分方程式
内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
オイラー法とルンゲクッタ法の式を利用し計算ができる。
13th 期末試験 指定範囲において、理解度が確認できる。
14th 演習 : 演習レポート作成を行う。(時間は2時間) 数値積分の課題プログラムを作成する。
15th 演習 : 演習レポート作成を行う。(時間は2時間) 常微分方程式の課題プログラムを作成する。
16th 答案返却など
解答を再確認し理解を深める。(時間は1時間)
期末試験の解答と解説から、再確認と修正ができる。

Evaluation Method and Weight (%)

試験(70%)課題(10%)レポート(20%)Total
Subtotal701020100
基礎的能力2010030
専門的能力5002070