Image Processing Engineering

Course Information

College Tokuyama College Year 2022
Course Title Image Processing Engineering
Course Code 0118 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Department of Computer Science and Electronic Engineering Student Grade 5th
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 参考書:画像処理標準テキストブック編集委員会「画像処理標準テキストブック」財団法人画像情報教育振興協会
Instructor Sugimura Atsuhiko

Course Objectives

テレビジョンなどの従来からの画像処理技術や、コンピュータを用いた画像処理の基礎的なことを理解する。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目テレビジョンなどの従来からの画像処理技術や、コンピュータを用いた画像処理の基礎的なことを十分に理解し説明できる。テレビジョンなどの従来からの画像処理技術や、コンピュータを用いた画像処理の基礎的なことを理解し説明できる。テレビジョンなどの従来からの画像処理技術や、コンピュータを用いた画像処理の基礎的なことを理解できない。

Assigned Department Objectives

到達目標 C 1 See Hide
JABEE d-1 See Hide

Teaching Method

Outline:
パーソナルコンピュータでも簡単に画像処理を行えるようになった。このことにより、先端技術を駆使した画像処理が盛んになってきている。一方で、テレビジョンなどの従来からの画像処理技術がある。画像技術について新旧の2つの面から、画像工学について学ぶ。
Style:
前期は講義が中心で、適時演習問題を行い理解度を確認する。後期も講義が中心であるが、各テーマごとに計算機を用いた演習を行い、理解を深める。
Notice:
授業中の演習やレポートには自発的に取り組むこと。また、授業内容を理解するためには、予習復習を必ず行うこと。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス シラバスを用いた授業説明。身近な映像機器やテレビジョンの歴史など。
2nd 画像入力装置 真空管方式の画像入力装置や、CMOS、CCD、イメージスキャナ、ドラムスキャナなどの画像入力装置について。
3rd 画像出力装置 CRT、液晶ディスプレイなどの、ソフトコピー方式の画像出力装置について。電子複写方式や加熱方式、インクジェット方式のプリンタなどのハードコピー方式の画像出力装置について。
4th テレビジョンの歴史と将来 アナログテレビジョンの歴史や、これからのテレビジョンについて。
5th 画像の伝送 画像の伝送方式や、画像通信の分類などについて。画像通信の形態やモデル、多重化(TDM、FDM、CDM)などについて。テレビジョン(NTSC、PAL、SECAM)や、JPEG、H.261、MPEGなどの代表的な画像伝送方式について。
6th ファクシミリ ファクシミリのG1機からG4機について。
7th 画像データの符号化 画像データ、画像符号化の手順、符号化の分類などについて。
8th 代表的な画像伝送方式 ランレングス符号化やチェイン符号化などの2値画像における符号化や、濃淡画像で用いられる予測符号化や変換符号化などについて。フレーム間予測や動き補償フレーム間予測などの動画像における符号化や、ハフマン符号化や修正ハフマン符号化、MR符号化、JPEGなどの符号化について。
2nd Quarter
9th 中間試験 画像入出力装置や画像通信方式、テレビジョン、画像の符号化や伝送などに関する出題。
10th 試験の解答
コンピュータによる画像データの取り扱い(1)
中間試験の解答と解説を行う。
画像データの構成やコンピュータ内での取り扱いについて理解する。
11th コンピュータによる画像データの取り扱い(2) 実際の画像ファイル(白黒濃淡画像)の取り扱いについて、画素値のヒストグラムを求めることで理解を深める。[演習]
12th 平滑化と雑音除去 移動平均(加重マトリクス)や、メディアンフィルタによる画像の平滑化や雑音除去について理解する。[演習]
13th エッジ抽出 ラプラシアン、ロバーツ、ソーベルオペレータによるエッジの抽出を実際に行うことで、理解を深める。[演習]
14th 2値化 2値化処理について、固定閾値の求め方や、動的な閾値の求め方について演習を通して理解を深める。[演習]
15th 2次元フーリエ変換(1) 1次元を拡張する形で、2次元離散フーリエ変換を理解する。[演習]
16th 2次元フーリエ変換(2) 2次元離散フーリエ変換、逆変換を用いた空間周波数領域でのフィルタ処理について理解する。

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal60000040100
総合的能力60000040100