1. 電子通信システム系回路の動作を理解し、基本的な設計・製作ができること。
2. 実験結果を報告書にまとめられること。
概要:
電子通信システムを構成するハードウェアに関する実験を行う。
通信関連電子回路の動作特性を測定し、理解する。また、マイコン応用回路の設計・製作方法およびプログラムによる制御方法などを学ぶ。
授業の進め方・方法:
実験は、3~4名程度の班編成で行う。
1つの実験項目を1週から数週間で実験する。授業を欠席した場合は、日を改めて実験を行う。
各回の実験は240分で行う。ただし、時間割で実施日の最終時間に割り振りができなかった場合は、別に授業を行い時間を確保する。
注意点:
授業内容を理解するために、予習復習を必ず行うこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 | 3 | 前1,前3,前4,前5,前7,前8 |
物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 前1,前2 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 前1,前2 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 前1,前2 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 前1 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 前1 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 情報通信ネットワーク | ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 | 3 | 前6 |
インターネットの概念を説明できる。 | 3 | 前6 |
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。 | 3 | 前6 |
主要なサーバの構築方法を説明できる。 | 3 | 前6 |
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。 | 3 | 前6 |