Database

Course Information

College Tokuyama College Year 2020
Course Title Database
Course Code 0128 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Department of Computer Science and Electronic Engineering Student Grade 4th
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 増永良文著 『データベース入門』 (サイエンス社)
Instructor Yoshinaga Tsunehiro

Course Objectives

以下の正しい理解を到達目標とする:①リレーショナルデータベースの諸概念、②リレーショナルデータモデルとリレーショナル代数、③SQLによるデータベース操作、④設計論の流れと正規化の基本、⑤データベースシステムの、⑥形式言語における諸機能の基本。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
データベースの基礎諸概念、モデル、リレーショナル代数を詳しく説明できる。諸概念、モデル、リレーショナル代数の基本を説明できる。諸概念、モデル、リレーショナル代数の基本を説明できない。
SQL複雑な問合せをSQLで記述できる。基本的な問合せをSQLで記述できる。基本的な問合せをSQLで記述できない。
データベース設計実体関連モデルによるデータベース設計ができ、さらに正規化ができる。実体関連モデルによるデータベースの設計ができる。実体関連モデルによるデータベースの設計ができない。
トランザクションと障害回復トランザクションの概念と障害回復について十分に説明できる。トランザクションの概念と障害回復について概ね説明できる。トランザクションの概念と障害回復の概略について説明できない。
形式言語形式言語の基本事項が説明できる。形式言語の基本事項がほぼ説明できる。形式言語の基本事項が説明できない。

Assigned Department Objectives

到達目標 C 1 See Hide
JABEE d-1 See Hide

Teaching Method

Outline:
情報技術の基盤の一つであるデータベース技術について、現在、主流となっているリレーショナルデータベースを中心に学習する。データベースシステムの内容は多岐・広範に渡るため、そのすべてを網羅することはできないが、特に、後にデータベースを使う、あるいは、設計するという立場からの必要となる基本・基礎事項を中心に学んでいく。併せて形式言語の概要について学ぶ.
Style:
座学中心であり、基本的に教科書に沿って進めるが、適宜、補足のための資料を配布する。なお毎回の受講に際しては、毎回計4時間の予習(教科書の通読)および復習(理解を確実にするために教科書の演習問題を解くなど)が必要である。
Notice:
最終成績=(中間試験+期末試験)÷2

【関連科目】 本 科:集合と論理(2年)、情報数学(3年) 

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st データベースの定義
【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
データベースとは何かおよびデータベースシステムにおけるデータ管理について学ぶ。をする。
2nd データモデル
【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
リレーショナルデータモデルの構造記述について理解する。
3rd 一貫性制約
【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
リレーショナルデータモデルにおける「キー」他の概念について理解する。
4th リレーショナル代数
【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
問合せの理論的バックボーンであるリレーショナル代数の個々の演算について理解する。
5th SQL(1)
【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
データベース言語SQLの基本概念および単純質問について学ぶ。
6th SQL(2)
【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習

SQLの結合質問について理解する。
7th SQL(3)
【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と試験対策
SQLの入れ子型質問について理解する。
8th 前期中間試験
【事前事後学習の内容(2時間)】次回の予習
1~7週についての理解をチェックする。
2nd Quarter
9th 前期中間試験の解説およびデータベース設計
【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
データベースの設計の基本および実体関連モデルについて理解する。
10th 正規化(1)
【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
更新時異状、情報務損失分解、関数従属性について理解する。
11th 正規化(2)
【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
高次の正規化について理解する。
12th トランザクション
【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
トランザクションの概念およびACID特性について理解する。
13th 障害回復
【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と次回の予習
ログおよび障害回復方式の基本について理解する。
14th 形式言語
【事前事後学習の内容(4時間)】課題の解答作成と試験対策
形式言語の概念および諸特性について理解する。
15th 期末試験
9~14週についての理解をチェックする。
16th 期末試験の解説とまとめ
【事前事後学習の内容(2時間)】期末試験の範囲の復習
期末試験の解説と本講義のまとめを行う。

Evaluation Method and Weight (%)

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000