Digital Signal Processing

Course Information

College Tokuyama College Year 2020
Course Title Digital Signal Processing
Course Code 0156 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 1
Department Department of Computer Science and Electronic Engineering Student Grade 5th
Term First Semester Classes per Week 1
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Instructor Momota Masahiro

Course Objectives

複合分野の設計能力を身につけるため、
1. フーリエ変換の計算ができ、これに関する公式を適用できる。
2. ラプラス変換の計算ができ、アナログシステムの周波数応答を計算できる。
3. Z変換の計算ができ、これに関する公式を適用できる。
4. ディジタルシステムの周波数応答を計算できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1フーリエ変換の複雑な計算ができ、公式を導出できる。フーリエ変換の計算ができ、公式を適用できる。フーリエ変換の計算ができず、公式を適用できない。
評価項目2ラプラス変換を利用し複雑なアナログシステムの伝達関数の計算ができ、周波数応答も計算できる。ラプラス変換を利用しアナログシステムの伝達関数の計算ができ、周波数応答も計算できる。ラプラス変換を利用したアナログシステムの伝達関数の計算ができず、周波数応答も計算できない。
評価項目3Z変換の複雑な計算ができ、これに関する公式を導出できる。Z変換の計算ができ、これに関する公式を適用できる。Z変換の計算ができず、これに関する公式を適用できない。
評価項目4ディジタルシステムの伝達関数、差分回路方程式、周波数応答を導出できる。ディジタルシステムの伝達関数、差分回路方程式、周波数応答を計算できる。ディジタルシステムの伝達関数、差分回路方程式、周波数応答を計算できない。

Assigned Department Objectives

到達目標 C 1 See Hide
JABEE d-1 See Hide

Teaching Method

Outline:
ディジタル信号処理は、制御システムなど広範囲にわたる分野のシステムを実現するうえで必要な基礎知識である。各分野で必要に応じて信号処理が適用できるようになることを目的とし、信号処理の基礎技術として重要な連続時間系のフーリエ変換等や離散時間系のフーリエ変換、Z変換およびディジタルシステムの解析についても理解する。
Style:
連続時間信号と離散時間信号を対比させながら、配布プリントを用い講義形式で進める。レポート提出を課す。
Notice:
成績評価式=0.9×(前期中間試験+前期末試験)÷2+レポート(10点)

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 連続時間信号とフーリエ級数
授業内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
周期信号とフーリエ級数の計算ができる。
2nd 連続時間信号とフーリエ変換
授業内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
フーリエ展開、フーリエ変換の計算ができる。
3rd 連続時間信号とシステム(1)
授業内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
システムのインパルス応答、畳込み積分の計算ができる。
4th 連続時間信号とシステム(2)
授業内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
ラプラス変換、伝達関数の計算ができる。
5th 連続時間信号の標本化(1)
授業内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
サンプル値信号が説明できる。
6th 連続時間信号の標本化(2)
授業内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
標本化定理、エイリアシングの計算と説明ができる。
7th 総合演習 (授業内容の理解に2時間の復習を行う。) 連続時間信号系に関する基礎・応用問題の計算ができる。
8th 前期中間試験 指定範囲で、計算・記述問題により理解度が確認できる。
2nd Quarter
9th 離散時間信号と離散フーリエ変換
授業内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
離散時間信号の表し方および離散フーリエ変換の考え方、性質について説明ができる。
10th 高速フーリエ変換
授業内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
高速フーリエ変換の考え方、性質について説明できる。
11th Z変換
授業内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
Z変換について計算と説明ができる。
12th 離散時間システム(1)
授業内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
システムのインパルス応答、離散畳込み和の計算と説明ができる。
13th 離散時間システム(2)
授業内容の理解に1時間の復習(まとめ作成)を行う。
伝達関数、周波数特性の計算と説明ができる。
14th 総合演習 (授業内容の理解に2時間の復習を行う。) 離散時間信号系に関する基礎・応用問題の計算ができる。
15th 前期末試験 指定範囲で、計算・記述問題により理解度が確認できる。
16th 答案返却など
再度試験問題を確認し、科目まとめを1時間行う。
前期末試験の解答と解説から、再確認と修正ができる。

Evaluation Method and Weight (%)

試験(90%)レポート(10%)Total
Subtotal9010100
基礎的能力301040
専門的能力60060