到達目標
グローバル化における自文化と他文化の違いを意識しながら、身の回りの文化的な事象について、自分の考えを論理的に説明・議論できることを目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | 異文化理解に関するテキストや資料などを読んで,用語の定義や考えなどを理解し,要点を的確に説明できる。 | 異文化理解に関するテキストや資料などを読んで,用語の定義や考えなどを理解し,概要を概ね説明できる。 | 異文化理解に関するテキストや資料などを読んで,用語の定義や考えなどについて、概要や要点を説明できない。 |
評価項目2 | 異文化理解に関する専門用語を用い、独自の視点から問題の所在を論理的に表現できる。 | 異文化理解に関する専門用語を用い、独自の視点から問題の所在を簡潔に表現できる。 | 異文化理解に関する専門用語を用い、独自の視点から問題の所在を的確に表現できない。 |
学科の到達目標項目との関係
到達目標 A 2
説明
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JABEE a
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教育方法等
概要:
グローバル化が進む世界で、異文化摩擦や対立に起因する事象がメディアで流れない日はない。異文化摩擦や対立の起こる原因、その歴史的な背景を学び、これらの問題を克服することが個人、集団においても急務である。本講座の目的は、身近な異文化理解のためのエピソードを教材として学び、同時に、文化理解に関するキーワードを手掛かりに、自文化と異文化を相対的に理解できる視点を培い、広義には文化とは何かを考察することである。
授業の進め方・方法:
授業前半では予習を前提に進め,テキストの概要,要点、さらに,テキストの内容に関する自らの意見をキーワードを用いて説明できることが求められる。授業後半では各回のテーマと密接に関係する歴史、文化事象について講義を行い、知識や理解を深めた後、自分独自の意見をレポートとして作成する。また授業後半では、グループでのプレゼンテーションを行う。
注意点:
定期試験60%、課題の評価(小レポート) 20%、授業で活動評価(プレゼンテーション)20%の合計 100%。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション |
授業の進め方や評価についての説明(エッセイの書き方など)
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2週 |
多文化教育の実際 アメリカのエリート教育との日本の教育の比較について |
異文化理解に関するテキストや資料などを読んで,用語の定義や考えなどを理解し,要点を的確に説明できる。
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3週 |
日本人の個人主義 『空気の研究』から個人主義を考察する |
異文化理解に関するテキストや資料などを読んで,用語の定義や考えなどを理解し,要点を的確に説明できる。
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4週 |
日本人のマナー 『空気の研究』から個人主義を考察する |
異文化理解に関するテキストや資料などを読んで,用語の定義や考えなどを理解し,要点を的確に説明できる。
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5週 |
日米の医療文化や制度 医療格差について |
異文化理解に関するテキストや資料などを読んで,用語の定義や考えなどを理解し,要点を的確に説明できる。
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6週 |
インドとイギリスの大学比較 オリエンタリズムの思想について |
異文化理解に関するテキストや資料などを読んで,用語の定義や考えなどを理解し,要点を的確に説明できる。
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7週 |
日英の言語文化の比較 翻訳から考える異文化理解 |
異文化理解に関するテキストや資料などを読んで,用語の定義や考えなどを理解し,要点を的確に説明できる。
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8週 |
レイシズム ステレオタイプについて |
異文化理解に関するテキストや資料などを読んで,用語の定義や考えなどを理解し,要点を的確に説明できる。
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4thQ |
9週 |
男女の価値観やコミュニケーション方法 ステレオタイプの危険性について |
異文化理解に関するテキストや資料などを読んで,用語の定義や考えなどを理解し,要点を的確に説明できる。
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10週 |
日本人の自然観 「わび」、「さび」から日本文化を考える |
異文化理解に関するテキストや資料などを読んで,用語の定義や考えなどを理解し,要点を的確に説明できる。
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11週 |
異文化理解と宗教理解 文化の衝突について |
異文化理解に関するテキストや資料などを読んで,用語の定義や考えなどを理解し,要点を的確に説明できる。
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12週 |
マスメディアの役割 プロパガンダについて |
異文化理解に関するテキストや資料などを読んで,用語の定義や考えなどを理解し,要点を的確に説明できる。
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13週 |
自文化の理解 プロパガンダについて |
異文化理解に関するテキストや資料などを読んで,用語の定義や考えなどを理解し,要点を的確に説明できる。
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14週 |
プレゼンテーション |
これまでの復習
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15週 |
期末考査 |
授業で学習した内容から出題する
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16週 |
答案返却など |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 20 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |