到達目標
コンピュータグラフィックス(CG)の処理技術の理論とアルゴリズムを理解し、3DCGプログラミングの実践ができるようになることを目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
CGで用いられる基本的な用語・理論の理解 | コンピュータグラフィックスで用いられる基本的な技術に関連する理論とアルゴリズムについて詳細に説明することができる. | コンピュータグラフィックスで用いられる基本的な技術に関連する理論とアルゴリズムについて説明することができる. | コンピュータグラフィックスで用いられる基本的な技術に関連する理論とアルゴリズムについて説明することができない. |
3DCGプログラミングの実践 | 3DCGプログラミングによるCGの取り扱いと図形処理の実践ができ,様々な用途に応用することができる. | 3DCGプログラミングによるCGの取り扱いと図形処理の実践ができる. | 3DCGプログラミングによるCGの取り扱いと図形処理の実践ができない. |
学科の到達目標項目との関係
到達目標 B 1
説明
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JABEE d-1
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教育方法等
概要:
3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)の基本的な技術について理論とアルゴリズムとともに、実際に3DCGの制作を行う場合に必要な実践的グラフィックス処理技術について学ぶ。また、コンピュータグラフィックスの技術を実際に実践できるように3DCGプログラミングを演習を行う。
授業の進め方・方法:
講義と演習を行いながら学習を進める。実際にプログラムを作成する演習も行う。演習のレポートには学習シート的な内容も記述する。また、受講生は授業内容を理解するために復習を必ず行うこと。
注意点:
【成績評価】最終成績:試験:80%,演習:20%
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
CGのガイダンス |
CGに関する基礎的事項について修得する。
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2週 |
3DCGプログラミング環境の基礎(1) |
3DCGプログラミング環境の基礎について修得する。
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3週 |
3DCGプログラミング環境の基礎(2) |
3DCGプログラミング環境の基礎について修得する。
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4週 |
2次元座標変換(1) |
2次元座標系における各種変換について修得する。
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5週 |
2次元座標変換(2) |
2次元座標系における各種変換について修得する。
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6週 |
3次元座標変換(1) |
3次元座標系における各種変換について修得する。
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7週 |
3次元座標変換(2) |
3次元座標系における各種変換について修得する。
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8週 |
中間試験 |
CGの基礎的事項と3DCGプログラミング環境と座標変換の総合的な問題に対して解答できる。
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4thQ |
9週 |
3次元図形表示と投影 |
3次元図形表示の手順と投影について修得する。
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10週 |
形状表現(1) |
CGで利用される各種モデリング手法について修得する。
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11週 |
形状表現(2) |
曲線・曲面の表現方法について修得する。
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12週 |
レンダリング(1) |
隠面消去法、シェーディングについて修得する。
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13週 |
レンダリング(2) |
影付け、マッピングについて修得する
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14週 |
アニメーション |
アニメーション技術についての知識を修得する。
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15週 |
期末試験 |
3次元図形表示と投影、形状表現、レンダリング、アニメーションの総合的な問題に対して解答できる。
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16週 |
答案返却など |
試験の解説を行う.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 演習 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
CGに関する基本的知識と3DCGプログラミング | 80 | 20 | 100 |