複合分野の基礎となる基本的素養を身に着けるために、建設材料の基本的な材料であるコンクリート、鉄について学ぶ。以下のことを理解することを到達目標とする。
①コンクリートの構成材料やその材料の性質
②フレッシュコンクリート、硬化コンクリートの性質
③鋼の製法の原理および基礎的な物理的性質
概要:
建設分野において使用される材料について、その製法や性質、基礎的な物理的性質について講義する。
とりわけこの分野における現在の主要材料であるコンクリートと鉄鋼の講義に多くの時間を充てる。
建設分野において使用される材料について、その製法や性質、基礎的な物理的性質について講義する。
とりわけこの分野における現在の主要材料であるコンクリートと鉄鋼の講義に多くの時間を充てる。
授業時間外の学習等には学習シートを用いて、復習を行う。
授業の進め方・方法:
講義を基本とするが、関連する協会が制作した動画を視聴し理解を深める。
注意点:
土木建築業界の基本となる材料になるので、十分理解すること。
学習シートをしっかり活用すること。
最終成績=(中間課題確認+期末課題確認)*0.8/2+学習シートの提出(最大20点)
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 2 | 後1 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 材料 | 材料に要求される力学的性質及び物理的性質に関する用語、定義を説明できる。 | 4 | 後1 |
鋼材の種類、形状を説明できる。 | 4 | 後11 |
鋼材の力学的性質(応力-ひずみ関係、降伏強度、引張強度、弾性係数等)を説明できる。 | 4 | 後12 |
セメントの物理的性質、化学的性質を説明できる。 | 4 | 後3 |
各種セメントの特徴、用途を説明できる。 | 4 | 後3 |
骨材の含水状態、密度、粒度、実積率を説明できる。 | 4 | 後4 |
骨材の種類、特徴について、説明できる。 | 4 | 後4 |
混和剤と混和材の種類、特徴について、説明できる。 | 4 | |
コンクリートの長所、短所について、説明できる。 | 4 | 後5 |
各種コンクリートの特徴、用途について、説明できる。 | 4 | 後6 |
配合設計の手順を理解し、計算できる。 | 4 | 後10 |
建築系分野 | 材料 | セメントの製造方法(廃棄物の利用も含む)について説明できる。 | 4 | 後2 |
セメントの種類・特徴について説明できる。 | 4 | 後2 |
コンクリート用軽量骨材があることを知っている。 | 4 | 後4 |
混和材(剤)料の種類(例えばAE剤と減水剤、フライアッシュやシリカフュームなど)をあげることができる。 | 4 | 後9 |
コンクリートの調合のうち、水セメント比の計算ができる。 | 4 | 後5 |
スランプ、空気量について、強度または、耐久性の観点でその影響について説明できる。 | 4 | 後5 |
コンクリートの強度(圧縮、引張、曲げ、せん断)の関係について説明できる。 | 4 | 後6 |
コンクリート製品(ALC、プレキャストなど)の特徴について説明できる。 | 4 | 後5 |
耐久性(例えば中性化、収縮、凍害、塩害など)について現象名をあげることができる。 | 4 | 後6 |
非鉄金属(アルミ、銅、ステンレスなど)の分類、特徴をあげることができる。 | 4 | 後13 |
鋼材の耐久性(腐食、電食、耐火など)の現象と概要について説明できる。 | 4 | 後13 |