情報処理

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 情報処理
科目番号 0005 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 土木建築工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 かんたんExcel関数(技術評論社),他適宜自作プリントを配布
担当教員 桑嶋 啓治,荒木 功平,江本 晃美

到達目標

1.基本的なパソコンの操作ができる。
2.演算を行う基礎的なExcel関数を理解し、数値を求めることができる。
3.画像の加工や景観シミュレーションをおこなうための3Dモデル等を作成することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1指示されたパソコンの操作ができる。指示された基本的なパソコンの操作ができる。指示されたパソコンの操作ができない。
評価項目2複雑な演算を行うExcel関数を理解し、数値を正しく求めることができる。簡単な演算を行う基礎的なExcel関数を理解し、数値を正しく求めることができる。Excel関数によって、数値を正しく求めることができない。
評価項目3画像の加工や3Dモデル等を作成し、わかりやすいプレゼン資料を作成することができる。画像の加工や3Dモデル等を作成するこたできる。画像の加工や3Dモデル等を作成し、わかりやすいプレゼン資料を作成することができない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 B 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高専での勉強にコンピュータを活用するため、基本的なWindowsソフトの操作方法を学ぶ。そして、インターネットやメールの活用、ワープロや表計算ソフト等のアプリケーションの利用について学ぶ。
授業の進め方・方法:
教科書を用いて操作の方法を説明した後、電算機センターで実際に演習を行う。また、任意の単元ごとに提出された課題を元に理解度を把握しながら授業を進める。 さらに、演習や課題の内容を各自で理解するためにも、予習や復習が必要である。
注意点:
パソコンの操作がわからないときは、積極的に質問すること。
◎成績評価:前期50%、後期50%

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 パソコンの基本操作 パソコンを操作する上で基本的な操作を学び、メール、インターネットの設定を行う
2週 セキュリティとネチケット ネットワークを使用するときの注意と、メールやインターネットの基本的な操作を学ぶ
3週 エクセルの基本操作 エクセルの基本的な使い方
4週 数式の利用 数式の立て方と表の編集について
5週 書式の設定 書式の設定について
6週 関数の基礎 簡単な関数の基礎を学び、書式を覚える。表計算ソフトにより2次関数を作図出来る。
7週 関数と引数 引数に関数を指定する方法について学ぶ。表計算ソフトを用いて関数を移動させたグラフを作図出来る。
8週 中間試験 エクセル関数の使い方について出題
2ndQ
9週 表示形式 セルの表示形式を設定する。表計算ソフトを用いてグラフの書式を変更出来る。
10週 配列と配列数式 関数で配列数数式を利用する
11週 IF文 IF文の定型を示し演習を行う
12週 IF文(2) 複数の条件でのIF文の定型を示し演習を行う
13週 統計データ 条件を満たした目的の数値を求める
14週 エクセルの操作 エクセル操作の復習 。表計算ソフトを用いていろいろな関数のグラフを作図出来る。
15週 期末試験 エクセル関数の使い方について出題
16週 答案返却など 期末試験の解答・解説を行う
後期
3rdQ
1週 画像の編集と加工(1) GIMPの基礎知識と基本操作
2週 画像の編集と加工(2) 画像の合成
3週 画像の編集と加工(3) 色調の補正
4週 画像の編集と加工(4) 加工画像の作成課題
5週 ベクトル画像の作成(1) Inkscapeの基礎知識と基本操作
6週 ベクトル画像の作成(2) 画像作成1
7週 ベクトル画像の作成(3) 画像作成1
8週 ベクトル画像の作成(4) 自作リーフレットの作成
4thQ
9週 3Dモデルの作成(1) Sketchupの基礎知識と基本操作
10週 3Dモデルの作成(2) 景観に配慮した3D住宅パースの作成 1
11週 3Dモデルの作成(3) 景観に配慮した3D住宅パースの作成 2
12週 3Dモデルの作成(4) 景観に配慮した3D住宅パースの作成 3
13週 3Dモデルの作成(5) 景観に配慮した3D住宅パースの作成 4
14週 ポートフォリオの作成(1) Powerpointの基本操作
15週 ポートフォリオの作成(2) データ互換の手法と基本操作
16週 ポートフォリオの作成(3) プレゼンテーション

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。4前1,前2
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。4前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。4前2
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。4前2

評価割合

試験発表提出課題合計
総合評価割合501040100
基礎的能力20101040
専門的能力3003060
分野横断的能力0000