科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 歴史
科目番号 0009 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 土木建築工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『詳説世界史B』(山川出版社)/『グローバルワイド最新世界史図表』(第一学習社)/『高校世界史基本用語問題集ツインズ・マスター』(山川出版社)
担当教員 柏倉 知秀

到達目標

国際理解を深め,地球的視点で考える能力を身に付けるために,次の目標を目指します。
(1)世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。
(2)民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
(3)近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。世界の資源、産業の分布や動向の概要を理解できる。世界の資源、産業の分布や動向の概要を理解できない。
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について理解できる。民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
経済や情報の分野で進む国際化やグローバリゼーションに対応できるように、また、世界市民の一員として国際社会における相互理解に必要とされる諸外国の歴史的背景について講義する。
授業の進め方・方法:
授業は教科書の内容を独自に再構成して進めていきます。そのため,授業中にノートをきちんと取ることが大切です。歴史の流れをノートにまとめて理解するようにしてください。重要語句についてはワークを利用して学習してください。
注意点:
成績評価式:4回の試験の平均点(80%)+授業態度(20%)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
世界の地理
学習方法と評価方法について理解する
世界の地理について理解する
2週 世界の資源と産業
先史の世界
世界の資源と産業の分布について理解する
先史の世界について理解する
3週 オリエントと地中海世界1 古代オリエント世界について理解する
4週 オリエントと地中海世界2 ギリシア世界について理解する
5週 オリエントと地中海世界3 ローマ世界について理解する
6週 アジア・アメリカの古代文明1 インドの古代文明と東南アジアの諸文明について理解する
7週 アジア・アメリカの古代文明2 中国の古典文明について理解する
8週 中間試験
答案返却など
上記の内容から出題する
試験の解答と解説
2ndQ
9週 アジア・アメリカの古代文明3 南北アメリカ文明について理解する
10週 内陸アジア世界・東アジア世界の形成 内陸アジア世界と東アジア世界の形成について理解する
11週 イスラーム世界の形成と発展 イスラーム世界について理解する
12週 ヨーロッパ世界の形成と発展1 ヨーロッパ世界の成立について理解する
13週 ヨーロッパ世界の形成と発展2 ヨーロッパ世界の変容について理解する
14週 内陸アジア世界・東アジア世界の展開 内陸アジア世界・東アジア世界の展開について理解する
15週 期末試験 9回~14回の内容から出題する
16週 答案返却など 試験の解答と解説
後期
3rdQ
1週 アジア諸地域の繁栄1 東アジア世界の動向について理解する
2週 アジア諸地域の繁栄2 西アジア世界と南アジア世界の動向について理解する
3週 近世ヨーロッパ世界の形成1 大航海時代について理解する
4週 近世ヨーロッパ世界の形成2 ルネサンスについて理解する
5週 近世ヨーロッパ世界の形成2 宗教改革について理解する
6週 近世ヨーロッパ世界の形成3 ヨーロッパ主権国家体制の形成について理解する
7週 近代ヨーロッパ世界の展開1 重商主義と啓蒙専制主義について理解する
8週 中間試験
答案返却など
後期1回~7回の内容から出題する
試験の解答と解説
4thQ
9週 近代ヨーロッパ世界の展開2 科学革命について理解する
10週 近代ヨーロッパ・アメリカ世界の成立1 産業革命について理解する
11週 近代ヨーロッパ・アメリカ世界の成立2 アメリカ独立革命について理解する
12週 近代ヨーロッパ・アメリカ世界の成立3 フランス革命について理解する
13週 欧米における近代国民国家の発展1 ウィーン体制について理解する
14週 欧米における近代国民国家の発展2 ヨーロッパの再編について理解する
15週 期末試験 後期9回~14回の内容から出題する
16週 答案返却など 試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力80002000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000