政治・経済

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 政治・経済
科目番号 0013 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 土木建築工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『高等学校 政治・経済』第一学習社『政治・経済ノート』第一学習社『最新政治・経済資料集 2024』第一学習社
担当教員 高橋 祥吾,光田 伸幸

到達目標

政治・経済に関する基礎的知識を身につけ、現代社会について理解を深める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
政治に関する目標民主政治の基本原理と、日本国憲法の特徴を詳細に理解できる民主政治の基本原理と、日本国憲法の特徴を理解できる民主政治の基本原理と、日本国憲法の特徴を理解できない
経済に関する目標資本主義の特質や財政・金融などの機能を詳細に理解できる資本主義の特質や財政・金融などの機能を理解できる資本主義の特質や財政・金融などの機能を理解できない

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
私たちが社会の中で生きていくうえで、政治・経済に関する知識は不可欠である。そこで、政治・経済の基本的事項の学習を通して、基礎的な知識を身につけていく。そして、めまぐるしく変化する現代社会の諸問題について、望ましい解決のあり方を共に考えていく。
授業の進め方・方法:
教科書の項目に従って講義形式で行う。そして適宜,新聞などを資料として活用し、授業内容と関連するような時事的な問題についても考える。
注意点:
授業が遠隔授業となった場合に必要に応じて高橋が担当する。通常の授業は光田が担当する。
シラバスの内容は状況により変更する場合がある.
評価法:定期試験と平常成績によって評価する.
・提出物は期日を守って提出すること.
・平常成績としては,スピーチ,提出物で評価する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
民主政治の基本原理とその展開1
授業の進めかたと評価方法について理解する
政治と法の機能について理解する
2週 民主政治の基本原理とその展開2 法の支配と立憲主義について理解する
3週 日本国憲法と基本的人権の保障1 日本国憲法の成立と基本的原理について理解する
4週 日本国憲法と基本的人権の保障2 自由権と平等権について理解する
5週 日本国憲法と基本的人権の保障3 基本的人権を確保するための権利と社会権について理解する
6週 日本国憲法と基本的人権の保障4 現代社会における新しい人権について理解する
7週 日本国憲法と基本的人権の保障5/中間試験(試験期間) 権利と義務の関係について理解する
8週 前期中間試験の解答、解説
世界の政治制度
試験の解答と解説を行う
議会制民主主義と世界の政治体制について理解する
2ndQ
9週 日本の政治制度1 国会の組織と立法について理解する
10週 日本の政治制度2 内閣の機構と行政について理解する
11週 日本の政治制度3 裁判所の機能と司法制度について理解する
12週 主権者としての政治参加のあり方1 地方自治のしくみと住民の権利について理解する
13週 主権者としての政治参加のあり方2 政党の役割,日本の選挙制度の現状と課題について理解する
14週 主権者としての政治参加のあり方3 望ましい政治のあり方と政治参加について理解する
15週 期末試験 上記8回~14回の内容から出題する
16週 答案返却など 試験の解答と解説を行う
後期
3rdQ
1週 経済社会の発展1 経済活動と資本主義経済体制について理解する
2週 経済社会の発展2 市場機構と三つの経済主体について理解する
3週 経済社会の発展3 企業の役割と株式会社のしくみについて理解する
4週 経済社会の発展4 国民経済の大きさと経済成長について理解する
5週 市場経済の限界 市場の失敗と、公害・消費者問題について理解する
6週 財政の仕組みと働き 財政の役割,租税と公債について理解する
7週 後期中間試験の解答、解説
金融を通した経済活動
試験の解答と解説を行う
金融のしくみと働きについて理解する
8週 経済活動と福祉の向上1 日本経済の変化と中小企業・農業問題について理解する
4thQ
9週 経済活動と福祉の向上2 今日の労働問題,日本の社会保障制度について理解する
10週 現代の国際政治・経済1 国際社会の変遷について理解する
11週 現代の国際政治・経済2 国際法の意義について理解する
12週 現代の国際政治・経済3 国際機構の役割について理解する
13週 現代の国際政治・経済4 国際紛争と軍縮への取り組みについて理解する
14週 国際平和と日本の役割 日本の安全保障と国際貢献について理解する
15週 期末試験 上記後期7回~14回の内容から出題する
16週 答案返却など 試験の解答と解説を行う

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験平常成績および提出物等合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000