科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 保健
科目番号 0018 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 土木建築工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『現代高等保健体育』大修館書店
担当教員 北 哲也

到達目標

健康に関する知識を深め、生涯を通じて健康や安全の課題に適切に対応できる力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1健康・安全に関する正しい知識を身につけるとともに、個人や社会生活における課題について発展的に議論することができる。健康・安全に関する正しい知識を身につけることができる。健康・安全に関する正しい知識を身につけることができない。
評価項目2生涯にわたって健康の保持増進や適切な社会環境づくりに向けて積極的にかかわる態度を身につける。健康の保持増進や適切な社会環境づくりに向けてかかわる態度を身につける。健康の保持増進や適切な社会環境づくりに向けてかかわる態度を身につけることができない。
評価項目3身体運動のメカニズムを理解し、自身の生活との関連性を考えることができる。身体運動のメカニズムを理解することができる。身体運動のメカニズムを理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この授業では生涯を通じて健康や安全の課題に適切に対応できる思考力や判断力、実践力の育成を目指す。また個人を支える社会環境づくりについても社会の一員として考える力を養っていく。
授業の進め方・方法:
教科書や配布資料を使用し、講義形式を基本として進める。
注意点:
定期試験の成績で評価する(中間・期末試験の平均点)。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 健康のとらえ方
健康にかかわる要因
健康について多様な考え方があることを理解する。
健康にかかわる要因を説明することができる。
2週 生活習慣病の予防 生活習慣病の種類と要因、予防する重要性について理解する。
3週 運動・食事と健康 健康づくりのための身体活動の意義について説明することができる。
健康的な食生活の意義について説明することができる。
4週 喫煙・飲酒と健康 喫煙・飲酒による健康被害や社会への影響について理解することができる。
喫煙・飲酒による健康問題に対する社会の取り組みについて説明することができる。
5週 精神の健康 人間の欲求や適応機制には様々な種類があることを理解し、説明することができる。
心身相関のしくみについて理解することができる。
6週 精神疾患の予防
ストレスへの対処
ストレスに対する自分なりの対処方法について、日常生活に即して考え実践することができる。
7週 現代の感染症とその予防 感染症がどのように発症するか理解することができる。
感染症予防に必要な個人および社会の対策について考え、説明することができる。
8週 中間試験 上記の中から出題
4thQ
9週 性感染症・エイズとその予防
交通事故の現状と発生要因、運転者の責任
性感染症に関する基本的な知識を身につけ、予防する重要性について理解することができる。
交通事故の発生要因を、例をあげて説明することができる。運転する人の安全意識と責任について理解することができる。
10週 応急手当(心肺蘇生法・AEDの使用) 一次救命処置の重要性を理解し、人命救助の方法について学ぶ意義を理解することができる。
心肺蘇生法およびAEDの使用について、手法と手順を正しく理解することができる。
11週 性意識と性行動の選択 思春期における心身の発達や性的成熟、思春期に起こりやすい健康課題について理解することができる。
自分の行動への責任感と互いの性を尊重する必要性を理解することができる。
12週 妊娠・出産と健康
避妊法と人工妊娠中絶
妊娠・出産の過程を正しく理解することができる。妊娠・出産期の健康課題と、それを支えるための環境づくりについて考え、説明することができる。
適切な避妊法、および人工妊娠中絶が心身に及ぼす影響について説明することができる。
13週 健康・スポーツ科学① ヒトの運動を可能にする骨格および筋に関する基礎的な知識を身につけることができる。
14週 健康・スポーツ科学② ヒトの運動を可能にする骨格および筋に関する基礎的な知識を身につけることができる。
15週 期末試験 上記の中から出題
16週 答案返却 試験の解答解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3後4,後7,後9,後10,後11
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3後9,後11,後12
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3後9,後10
法令やルールを遵守した行動をとれる。3後4,後9
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3後7,後10

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力100100
専門的能力00
分野横断的能力00