芸術(美術)

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 芸術(美術)
科目番号 0054 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 土木建築工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 高校美術2
担当教員 佐古 淳子

到達目標

美術学習を通して美的感覚を洗練し、生活全般に役立てる態度を持たせたい。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本を十分に意識して創作することができる。基本を意識して創作することができる。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 C 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
美術の領域の中で、絵画・デザインといった平面作品をとりあげる傍ら、本校学生に手の器用性が期待できることと、「ものづくり」の楽しさをあじわってほしいという願いから、木材を使って立体作品を制作する機会ももたせたい。鑑賞の力は、制作の中で折に触れて身につけさせたい。
授業の進め方・方法:
基礎的な練習をした後、本制作に取り組む。机間指導により、個別に「つまずき」に対して「アドバイス」を与えることを繰り返しながら完成度を高めていき、表現力・創造性・意欲などを評価する。
注意点:
関連科目:書道、工芸

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
人物クロッキー:絵画
素描:絵画
ー 球体 ー
絵画への導入として、作品を鑑賞し、内的創造活動の大切さを知り、美に対する感受性を豊かにする。
人間の理解の一端として、短時間で人体を把握する。目と手の呼応を実践する。
2週 素描:絵画
ー 器 ー
ー 手 ー
形の正確さ、明暗、量感の表現法を学び、絵画における基礎力をつける鉛筆の使い方を知る。これらの演習を次回、次々回の制作に活用していく。
3週 素描:絵画
ー 顔 ー
同上
4週 同上 同上
5週 読書感想画:絵画 絵画としての読書感想画は、構成、明暗、奥ゆき、色彩、描写力、筆致とあらゆる絵画的要素を含み、主題の裏に必ず人間理解に似た、内的自己表現に到達できる奥の深さを持つ。指定図書を紹介し、過去・現在の愛読書も含めた中から共感できる図書と主題を決定していく。(構想プリント使用)
6週 同上 同上
7週 同上 同上
8週 同上 同上
2ndQ
9週 同上 同上
10週 同上 同上
11週 同上 同上
12週 同上 同上
13週 同上 同上
14週 同上 同上
15週 同上 同上
16週 同上 同上
後期
3rdQ
1週 同上 同上
2週 絵画としてのパズル:木材工芸 手を使って「ものづくり」をすることは楽しい。心豊かになるには、額に汗して体を動かして作り、壁から作品をはずして、手に取る喜びが関係していると思われる。ベニヤという安価な素材を使って、それを磨き込み、半永久的な(紙の作品が朽ちてゆくのに対して)楽しい絵画作品を作っていく。
3週 同上 同上
4週 同上 同上
5週 同上 同上
6週 同上 同上
7週 同上 同上
8週 同上 同上
4thQ
9週 同上 同上
10週 同上 同上
11週 同上 同上
12週 同上 同上
13週 同上 同上
14週 同上 同上
15週 彫刻作品に見る美術史:鑑賞 複製の教材を参考にし、一般教養として学習する。
16週 ピカソ:鑑賞 ビデオを見ながら、ピカソについて理解を深める。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

芸術性創造性製作過程態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合702010000100
基礎的能力702010000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000