Special Surveying

Course Information

College Tokuyama College Year 2024
Course Title Special Surveying
Course Code 0059 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits School Credit: 2
Department Department of Civil Engineering and Architecture Student Grade 3rd
Term Year-round Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 大杉 和由、福島 博行 他 測量(実教出版)
Instructor Danshita Tsuyoshi,Kuwajima Keiji

Course Objectives

1 有効数字と数値の丸め方を理解し、有効数字の四則演算に関する計算ができる。
2 距離測量における手順、野帳への記録方法、誤差を理解し、関連する計算ができる。
3 水準測量における手順、野帳への記録方法、誤差を理解し、関連する計算ができる。
4 角測量における手順、野帳への記録方法、誤差を理解し、関連する計算ができる。
5 基準点測量[トラバース測量、三角測量、三辺測量]に関わる外業・内業を理解できる。
6 細部測量[平板測量]に関わる外業・内業を理解できる。
7 地積[面積]・土量[体積]に関わる外業・内業を理解できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1:有効数字(前期)有効数字と数値の丸め方を十分に理解し、有効数字の四則演算に関する計算もできている。有効数字と数値の丸め方を理解し、有効数字の四則演算に関する計算も概ねできている。有効数字と数値の丸め方に関する理解が不十分であり、計算もできていない。
評価項目2:距離測量(前期)距離測量における手順、野帳への記録方法、結果の整理、誤差を十分に理解し、関連する計算もできている。距離測量における手順、野帳への記録方法、結果の整理、誤差を理解し、関連する計算も概ねできている。距離測量における手順、野帳への記録方法、結果の整理、誤差の理解が不十分であり、関連する計算もできていない。
評価項目3:水準測量(前期)水準測量における手順、野帳への記録方法、結果の整理、誤差を十分に理解し、関連する計算もできている。水準測量における手順、野帳への記録方法、結果の整理、誤差を理解し、関連する計算も概ねできている。水準測量における手順、野帳への記録方法、結果の整理、誤差の理解が不十分であり、関連する計算もできていない。
評価項目4:角測量(前期)角測量における手順、野帳への記録方法、結果の整理、誤差を十分に理解し、関連する計算もできている。角測量における手順、野帳への記録方法、結果の整理、誤差を理解し、関連する計算も概ねできている。角測量における手順、野帳への記録方法、結果の整理、誤差の理解が不十分であり、関連する計算もできていない。
評価項目5:GNSS測量(前期)GNSS測量の原理、測定方法、誤差に関する概要を十分に理解できている。GNSS測量の原理、測定方法、誤差に関する概要を概ね理解できている。GNSS測量の原理、測定方法、誤差に関する理解が不十分である。
評価項目6:基準点測量(後期)基準点測量(トラバース測量、三角測量、三辺測量)の外業・内業が十分できる。基準点測量(トラバース測量、三角測量、三辺測量)の外業・内業が概ねできる。基準点測量(トラバース測量、三角測量、三辺測量)の外業・内業ができない。
評価項目7:細部測量(後期)細部測量(平板測量)の外業・内業が十分できる。細部測量(平板測量)の外業・内業が概ねできる。細部測量(平板測量)の外業・内業ができない。
評価項目8:体積計算(後期)面積(地積)・体積(土量)の計算が十分できる。面積(地積)・体積(土量)計算が概ねできる。面積(地積)・体積(土量)計算ができない。

Assigned Department Objectives

到達目標 A 1 See Hide

Teaching Method

Outline:
測量は、社会基盤等の計画・設計・施工をおこなう様々な場面で必要となる。それ故に、土木建築技術者にとって、測量学は“ものづくりの基礎”となる必要不可欠な技術である。本科目を通して、その基礎を十分理解してほしい。
Style:
毎回の講義には、学習シート等を用いる。その講義の到達目標(内容)を最初に示し、理解度を確認しながら授業を進行する。また、必要に応じ測量機材の実習を理解度向上のために行う。学生からの要望に柔軟に対応しながら進行する。
Notice:
成績評価は以下の通りとする。
前期:期末試験(100点満点)50%、演習課題(50点満点:中間試験相当)25%、学習レポート(25点満点×2回)25%、
後期:中間試験、期末試験(各100点満点:各試験評価同等)80%、学習シート等のポートフォリオ評価(合計50点満点)20%
前期と後期の成績の平均を最終成績とし、60点以上で合格とする。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 測量学の位置づけ 土木建築と測量学の関係を学び、測量を学ぶ意義を知る。
2nd 測量概論 測量関連法規、測量の手順、分類を学ぶ。
3rd 有効数字と数値の丸め方 数値の丸め方を学び、有効数字を考慮した四則演算の演習を行う。
4th 距離測量の概要 距離測量の方法や距離測量で用いる測量機器等について学ぶ。
5th スチールテープによる距離測量 スチールテープを用いた距離測量における測定手順や野帳への記録、結果の整理方法および定誤差等を学び、定誤差の補正に関する計算を行う。
6th 光波測距儀による距離測量 光波測距儀を用いた距離測量における測定手順や野帳への記録、結果の整理方法および定誤差等を学び、定誤差の補正に関する計算を行う。
7th 演習課題 第1〜6週(前期)の授業に関して、演習課題を実施する。
8th 水準測量の概要 水準測量の分類や水準測量における高さの基準について学び、実際に水準測量機器に触れながら構造・据え付け方法を学ぶ。
2nd Quarter
9th 直接水準測量の方法 2点間の高低差を測定する手順や既知点から未知点の標高を測定する手順を、野帳への記録および結果の整理方法等を学ぶ。
10th 直接水準測量における定誤差の種類とその補正方法 直接水準測量において発生する誤差の種類とその補正方法を学び、計算を行う。
11th 角測量の概要 角度の表記方法について学び、角度に関する計算を行う。
実際に測角機器に触れながら構造・据え付け方法を学ぶ。
12th 角測量の方法 単測法・倍角法および方向法に関して、測定手順や野帳の記録、結果の整理方法等を学ぶ。
13th 角測量における定誤差の種類とその補正方法 角測量において発生する誤差の種類とその補正方法を学ぶ。
14th GNSS測量 GNSS測量の測定原理、測定方法等の概要を学ぶ。
15th 期末試験 距離測量、水準測量、角測量およびGNSS測量に関して、期末試験を実施する。
16th 答案返却など 試験の解答・解説を行う。
2nd Semester
3rd Quarter
1st トラバース測量の概要、角誤差、許容角誤差、角誤差の配分、方位角の計算
トラバース測量の概要、角誤差、許容角誤差、角誤差の配分、方位角の計算について理解する。
2nd 方位、緯距、経距、閉合誤差、閉合比、閉合誤差の調整 方位、緯距、経距、閉合誤差、閉合比、閉合誤差の調整について理解する。
3rd 角誤差の配分において等分に各角に配分出来ない場合の配分方法、倍横距法による面積の計算 角誤差の配分において等分に各角に配分出来ない場合の配分方法、倍横距法による面積の計算について理解する。
4th 座標法による面積の計算、間接距離測量の概要、スタジア測量による間接距離測量 座標法による面積の計算、間接距離測量の概要、スタジア測量による間接距離測量について理解する。
5th トータルステーションによる対辺測量、多角形の面積の計算方法 トータルステーションによる対辺測量、多角形の面積の計算方法について理解する。
6th 支距法による面積の計算、その他の曲線で囲まれた面積の計算 支距法による面積の計算方法、その他の曲線で囲まれた面積の計算方法について理解する。
7th プラニメーターによる面積の測定、断面法、点高法による体積の計算 プラニメーターを用いた面積の測定方法、断面法・点高法による体積の計算方法を理解する。
8th 中間試験 トラバース測量、間接距離測量、面積・体積の計算について確認するための筆記試験を実施する。
4th Quarter
9th 平板測量の概要、平板の据付、アリダートの許容致心誤差・外心誤差 平板測量の概要、平板の据付、アリダートの許容致心誤差・外心誤差を理解する。
10th 放射法、道線法、前方交会法、側方交会法、後方交会法 放射法、道線法、前方交会法、側方交会法、後方交会法について理解する
11th 電子平板システムを用いた測量、アリダートによるスタジア測量 電子平板システムを用いた測量、アリダートによるスタジア測量について理解する。
12th 三角測量の概要、偏心補正、四辺形の調整計算 三角測量の概要、偏心補正、四辺形の調整計算について理解する。
13th 三角鎖の調整計算、方位角調整計算、辺長計算 三角鎖の調整計算、方位角調整計算、辺長計算について理解する。
14th 三角水準測量、三辺測量、GNSS測量 三角水準測量、三辺測量、GNSS測量について理解する。
15th 期末試験 平板測量、三角測量に関する内容を確認するための筆記試験を実施する。
16th 答案返却など 試験の解答、解説を行う。

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal80000200100
基礎的能力200000020
専門的能力6000020080
分野横断的能力0000000