科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 体育
科目番号 0063 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 土木建築工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 石飛 朱萌

到達目標

・自己や周囲の安全に留意しながら、仲間への適切な働きかけを意識した主体的な行動をとることができる。
・各スポーツ種目の基本技能を習得し、ゲームの中で実践することができる。
・水泳、長距離走においては、個人の目標に向けて努力する態度、また生涯スポーツとして継続的に運動を実践できる能力を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自己や周囲の安全に留意しながら活動することができる。協力が必要な場面において、仲間への適切な働きかけを意識した主体的な行動をとることができる。自己や周囲の安全に留意しながら活動することができる。協力が必要な場面において、自身の役割を意識して行動することができる。自己や周囲の安全に留意しながら活動できない。主体的・協力的な行動をとることができない。
評価項目2各種スポーツのルールを理解できる。基本技能を習得し、ゲームの中で実践することができる。各種スポーツのルールを理解できる。基本技能を習得できる。各種スポーツのルールを理解できない。基本技能が習得できない。
評価項目3自己の能力を理解し、適切な運動技能、運動強度を判断し、応用的技能の習得や体力向上をはかることができる。教員が指示した運動課題に従い、運動の基本技術や体力を身につけることができる。 教員の指示に従わず、運動の基本技術や体力を身につけることができない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
豊かなスポーツライフを実現するための基礎となる知識・技術の確実な定着を目指す。
授業の進め方・方法:
基本技能の手法や手順を教示し、技能習得の練習を行う。各種スポーツのルールを理解し、ゲームを行う。理解を深めるために資料を配布することもある。
注意点:
学校指定の体操服、体育館シューズを着用すること。
屋外では運動に適したシューズを履くこと。
見学時は体操服で見学すること。
身体的事情で長期見学する場合は医師の診断書を提出すること。
各種目の出席状況によってはレポート課題の提出を指示することがある。
授業中は、時計を含むアクセサリー類の着用を禁ずる。
【評価】
各種目の運動技能・授業へ取り組む姿勢、出席状況から総合的に評価する。各種目毎の運動技能(40%)と授業への参加姿勢・態度(20%)および出席状況(40%)によって総合的に評価する。前期・後期共に定期試験は行わない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション:授業の進め方の説明
授業の進め方、評価方法および注意事項を理解できる。
相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。
2週 新体力テスト 1. 屋外種目
50m走・立ち幅跳び・ハンドボール投げの測定
3週 新体力テスト 2. 屋内種目 握力・長座体前屈・反復横跳び・上体起こしの測定
4週 新体力テスト 3. 屋内種目
20mシャトルランの測定
5週 卓球 1. 個人技能の習得
ラケットの特性を理解する。
フォアハンド・バックハンドでラリーを続けることができる。
6週 卓球 2. 個人技能の習得・ゲーム
フォアドライブ、カットの技術を理解する。
ダブルスルールの動きを理解して試合を進めることができる。
7週 卓球 3. ゲーム
ダブルスルールの動きを理解して試合を進めることができる。
ペアを交代し、仲間と交流しながら取り組むことができる。
8週 卓球 4. 実技テスト
フォアハンドのラリー
2ndQ
9週 水泳 1. 基本的技能の習得 クロールの練習、平泳ぎの練習 安全に留意して水泳ができる。クロールの泳法を理解し、実践できる。クイックターンができる。
平泳ぎの泳法を理解し、実践できる。
10週 水泳 2. 基本的技能の習得 背泳ぎの練習、平泳ぎの練習
背泳ぎの泳法を理解し、実践できる。
平泳ぎのターンができる。
11週 水泳 3. 総合的技能の習得 クロール、平泳ぎ、背泳ぎの練習 クロールで50mを泳ぐことができる。クイックターンができる。
平泳ぎで50mを泳ぐことができる。背泳ぎで25mを泳ぐことができる。
12週 水泳 4. 総合的技能の習得 クロール、平泳ぎ、背泳ぎの練習 クロールで50mを泳ぐことができる。クイックターンができる。
平泳ぎで50mを泳ぐことができる。背泳ぎで25mを泳ぐことができる。
13週 水泳 5. 実技テスト(タイム計測 クロール50m、背泳ぎ25m) 記録に挑戦することができる。
14週 水泳 6. 実技テスト(タイム計測 平泳ぎ50m)
記録に挑戦することができる。
15週 水泳 7. 着衣泳・救助法
水辺の事故に備えた水難救助法を理解し、容易なものについて実践できる。
16週
後期
3rdQ
1週 ニュースポーツ:インディアカ 1. ルールを理解できる。
サービス、アタックなど基本技能をゲームで実践できる。
2週 ニュースポーツ:インディアカ 2.
         
ルールを理解できる。
サービス、アタックなど基本技能をゲームで実践できる。
3週 バドミントン 1. 基本技能の習得
         
ラケットの特性を理解し、フォアハンド・バックハンドストロークによるショットが打てる。
ラリーを続けることができる。
4週 バドミントン 2. 基本技能の習得 クリアー、ヘアピンなどの技術を理解する。
狙った場所へサービスをコントロールすることができる。
5週 バドミントン 3. ゲーム ダブルスルールの動きを理解して試合を進めることができる。
6週 バドミントン 4. 実技テスト          サービス、ストローク
7週 陸上競技 1. 長距離走 タイム計測 記録に挑戦することができる。
8週 陸上競技 2. 長距離走 タイム計測 記録に挑戦することができる。
4thQ
9週 陸上競技 3. 長距離走 タイム計測 記録に挑戦することができる。
10週 バスケットボール 1. 基本技能の習得 正確なパスができる。フリースローを決めることができる。
11週 バスケットボール 2. 基本技能の習得 素早いドリブルができる。レイアップシュートができる。
フリースロー、レイアップシュート練習。
12週 バスケットボール 3. ゲーム ルールを理解し、基本的なゲームができる。
13週 バスケットボール 4. ゲーム ルールを理解し、基本的なゲームができる。
チームの課題を仲間と共有し、解決に向けて取り組むことができる。
14週 バスケットボール 5. 実技テスト フリースロー
15週 バスケットボール 6. 実技テスト レイアップシュート
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力基盤的資質・能力自己理解自己理解周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前7,前8,前13,前14,前15,後5,後6,後12,後13,後14,後15
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3前2,前3,前4,前8,前13,前14,後6,後7,後8,後9,後14,後15
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3前1,前9,後7
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3前2,前3,前4,前7,後5,後12,後13
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3前7,後5,後12,後13
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3前2,前3,前4,前7,後5,後12,後13
法令やルールを遵守した行動をとれる。3前1,前9,後7

評価割合

実技出席態度合計
総合評価割合404020100
基礎的能力404020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000