Course Objectives
①地球環境問題と問題解決に向けた取り組みについて理解し、環境社会検定試験と同等レベルの問題を70%以上正答できる。
②上水道工学および下水道工学の基礎知識を修得し、技術士第一次試験(上下水道部門)や公害防止管理者試験(水質部門)と同等レベルの問題を60%以上正答できる。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
環境問題の理解 | 世界・日本における環境問題と持続可能な社会の形成に向けた取り組みを理解した上で、自分の考えを論理的に述べることができる。 | 世界・日本における環境問題と持続可能な社会の形成に向けた取り組みを理解している。 | 世界・日本における環境問題と持続可能な社会の形成に向けた取り組みに対する理解が不十分(60%未満)である。 |
評価項目2
下水道工学の基礎の理解 | 下水道工学における基礎知識を修得した上で、装置の設計に関する計算ができる。 | 下水道工学における基礎知識を修得している。 | 下水道工学における基礎知識の修得が不十分(60%未満)である。 |
評価項目3
上水道工学の基礎の理解 | 上水道工学における基礎知識を修得した上で、装置の設計に関する計算ができる。 | 上水道工学における基礎知識を修得している。 | 上水道工学における基礎知識の修得が不十分(60%未満)である。 |
Assigned Department Objectives
到達目標 A 1
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JABEE d-1
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Teaching Method
Outline:
環境衛生工学では、大きく分けて以下の2点について学修する。
①:世界および日本が抱えている(きた)環境問題と問題解決に向けた取り組み
②:生命の源とも呼ばれる水に関する、上水道工学および下水道工学の基礎という観点での工学的知識の習得
①は授業内での演習課題、②は期末試験を中心として理解度を確認する。
地球が現在進行形で抱えている環境問題に対して、一人の土木建築技術者として、そして次の時代を生き抜かなければならない一人の人間として真剣に・工学的に考えるきっかけとなってほしい。
Style:
授業は教科書、掲示資料、配付資料を用いた講義形式を中心とするが、講義中にグループワーク等によって、演習問題を実施することもある。
講義終了時に教室外学修を課す(内容はその都度説明する)。教室外学修の成果は提出を求め、成績評価に含める。
Notice:
計算演習を行う場合があるので、電卓を持参すること。
所定の出席日数を満たした学生に対する最終成績は以下に基づいて決定する。
期末試験100点+演習課題50点+学修成果物50点、合計200点満点に対する得点率よって100点満点へ換算し、60点以上で合格とする。
ただし、学修成果物に関しては、取り組み状況に応じてこの限りではない。
なお、期末試験は教室外学修として課した内容を含める場合もある。
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
1st Semester |
1st Quarter |
1st |
ガイダンス・持続可能な開発目標 |
土木建築技術者として、持続可能な開発目標達成のためにどのように貢献できるか、意見を述べることができる。
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2nd |
地球環境問題 |
各地球環境問題の発生メカニズムと関連性を説明できる。
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3rd |
持続可能な社会 |
持続可能な社会をめざす国際的取り組みを説明できる。
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4th |
日本における公害問題と環境政策 |
日本で制定された公害・環境問題に関する法制度について理解し、国際的取り組みと対比しながらまとめることができる。
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5th |
物質循環 |
炭素循環、水循環、および窒素循環について、図示しながら説明できる。
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6th |
演習課題 |
第1週〜第5週で学修した内容を正しく理解し、自分自身の考えを述べることができる。
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7th |
水質指標 |
水環境の保全に重要な水質指標について説明できる。
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8th |
水質汚濁と富栄養化 |
水質汚濁の発生源と、汚濁負荷を計算できる。
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2nd Quarter |
9th |
下水道の役割としくみ① |
下水道の基本計画について説明できる。
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10th |
下水道の役割としくみ② |
下水処理施設のしくみを説明できる。
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11th |
下水道の役割としくみ③ |
標準活性汚泥法について理解し、操作因子に関する計算ができる。
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12th |
下水道の役割としくみ④ |
高度処理について説明できる。
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13th |
上水道の役割としくみ① |
上水道の基本計画について説明できる。
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14th |
上水道の役割としくみ② |
浄水施設のしくみを説明できる。
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15th |
期末試験 |
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16th |
授業のまとめ |
授業で学んだ内容を再度確認することができる。
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 演習 | ポートフォリオ | 相互評価 | 授業態度 | その他 | Total |
Subtotal | 50 | 25 | 25 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 5 | 5 | 10 | 0 | 0 | 0 | 20 |
専門的能力 | 45 | 20 | 15 | 0 | 0 | 0 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |