建築材料

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 建築材料
科目番号 0083 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 土木建築工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 島袋 淳

到達目標

建築材料の歴史や色々な材料の特徴等を理解し、建築物のどのような場所に用いられているかを把握することで、複合分野の基礎となる基本的素養を養うことを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1建築材料の性質・用途などの一般的な事項について適切に説明できる建築材料の性質・用途などの一般的な事項について説明できる建築材料の性質・用途などの一般的な事項について説明できない

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 1 説明 閉じる
JABEE d-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
建築構造物に使用される材料について、その性質、基礎的な物理的性質、用途について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義を基本とするが、演習等を与え、グループで学生が主体的に学べるように学習シートなどで工夫する。また、主体的に学ぶことを目的としているため、その内容を確実に身につけるために予習や復習を必ず行うこと。よって授業後の課題となる学習シートの作成に1.5時間程度の事後学習、次の講義の予習0.5時間程度の事前学習を必要とする。
注意点:
学習シートをしっかり活用し、自身で勉強していくこと。
最終成績=試験の平均点

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 建築材料概論
【事後学習の内容(2時間)】
シラバスに基づいて授業のすすめ方について説明し、建築材料の歴史や変遷について理解する
2週 建築材料と環境、性能
【事後学習の内容(2時間)】
建築材料の環境への影響、性能について理解する
3週 日本建築と木材
【事後学習の内容(2時間)】
日本建築と木材の歴史、関係を理解する
4週 木材(1)
【事後学習の内容(2時間)】
木材の分類や基本的な力学的性質について理解する。
5週 木材(2)
【事後学習の内容(2時間)】
木材の伐採、防腐処理などについて理解する。
6週 木材(3)
【事後学習の内容(2時間)】
木取り、規格、等級について理解する
7週 木材(4)
【事後学習の内容(2時間)】
加工木材について理解する。
8週 中間理解度確認 1~7週の内容の理解度の確認
4thQ
9週 ガラスと石(1)
【事後学習の内容(2時間)】
建築資材としてのガラスと石について理解する
10週 ガラスと石(2)
【事後学習の内容(2時間)】
ガラスの歴史、種類、特徴について理解する
11週 煉瓦と瓦
【事後学習の内容(2時間)】
石材の定義、特徴、分類を理解する。
12週 部位別・性能別材料(1)
【事後学習の内容(2時間)】
床仕上材、壁仕上材、天井仕上材などを理解する
13週 部位別・性能別材料(2)
【事後学習の内容(2時間)】
防水材料、防火材料、耐火材料、断熱材料、防音・吸音材料などを理解する
14週 まとめ これまでの復習を行う
15週 期末理解度確認 9~13週の内容の理解度の確認
16週 答案返却など

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。3
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。3
情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。4
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。4
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。4
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。4
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。4
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。4

評価割合

理解度確認発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000