到達目標
1. 建築様式、都市の変遷と代表的建築様式の特徴を理解する。
2. 歴史的に重要な建築家や思想家についての知識を深める。
3. 「世界に通用する」技術者を目指す者として、西洋の建築文化への理解を深め、近代建築成立への理解へ一助とすると共に、世界各国の建築文化を自ら学ぶ姿勢を養う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
建築様式、都市の変遷について | 建築様式、都市の変遷について理解し、説明できる。 | 建築様式、都市の変遷について理解している。 | 建築様式、都市の変遷について理解できない。 |
代表的建築様式の特徴について | 代表的建築様式の特徴を理解し、説明できる。 | 代表的建築様式の特徴を理解している。 | 代表的建築様式の特徴を理解していいない。 |
歴史的に重要な建築家や思想家について | 歴史的に重要な建築家や思想家についての知識を持ち、説明できる。 | 歴史的に重要な建築家や思想家についての知識を持っている。 | 歴史的に重要な建築家や思想家についての知識がない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
① 建築技術者として必要とされる常識を養うことを目的とする。 ② 建築の工法、構造の変化に伴う建築の変遷を理解する。
授業の進め方・方法:
視覚的理解を助けるため、代表事例などはプロジェクターでの投影を行う。視聴覚教材も利用する。授業内容を理解するために、予習復習のための学習ノートを活用する。その提出は期限を決めて行う。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
西洋建築史ガイダンス |
西洋建築史を学ぶ意義、建築の発生と発達の要因についての説明。建築史、都市史変遷の概要の説明。学習ノート使用法のガイダンス。
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2週 |
古代の建築1:古代オリエント建築・古代エジプト建築1 |
古代オリエント建築・古代エジプト建築について。その工法、時代背景の説明。
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3週 |
古代の建築2:ギリシア建築 |
古代ギリシア建築、都市計画、その工法、時代背景の説明。
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4週 |
古代の建築3:ローマ建築 |
古代ローマ建築、都市計画、社会基盤整備、その工法、時代背景の説明。
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5週 |
中世の建築1:古代末期・中世初期の建築、ビザンツ建築 |
初期キリスト教時代建築・ビザンツ建築の紹介。その時代背景の説明。
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6週 |
中世の建築2:ロマネスク建築 |
ロマネスク建築の紹介。その時代背景の説明。様式、構造変遷の説明。
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7週 |
中世の建築3:ゴシック建築 |
ゴシック建築の紹介。構造変遷、彫刻についての説明。その時代背景、状況の説明。
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8週 |
中間試験 |
古代から中世までの西洋建築史について問う。
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2ndQ |
9週 |
近世の建築1:ルネサンス建築 1 |
イタリア・ルネサンス建築の代表的建築物、建築家の紹介。その時代背景、状況の説明。
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10週 |
近世の建築2:ルネサンス建築 2 |
フランス・ルネサンス建築、ヨーロッパ各国のルネサンス建築の代表的建築物、建築家の紹介。その時代背景、状況の説明。
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11週 |
近世の建築3: バロック建築1 |
イタリア・バロック、フランス・バロック建築の代表的建築物、街区計画、建築家の紹介。その時代背景、状況の説明。
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12週 |
近世の建築4: バロック建築2 |
イギリス・バロック建築の代表的建築物、街区計画、ロココの代表的建築物、その他、ヨーロッパ諸国に於けるバロック建築について建築家の紹介。その時代背景、状況の説明。
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13週 |
近世の建築5: 新古典主義建築 |
新古典主義建築の代表的建築物、建築家の紹介。その時代背景、各国の状況の説明。
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14週 |
近世の建築6: 歴主義建築 |
歴史主義建築の代表的建築物、建築家の紹介。その時代背景、各国の状況の説明
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15週 |
期末試験 |
近世における西洋建築史について問う。
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16週 |
答案返却など |
答案返却、解説、前期の復習。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | モデュールについて説明できる。 | 1 | 前3 |
古代(例えば、エジプト、オリエント、エーゲ海、ギリシャ、ローマなど)の特徴について説明できる。 | 2 | 前2,前3,前4 |
中世(例えば、ビザンチン、イスラム、ロマネスク、ゴシックなど)の特徴について説明できる。 | 2 | 前5,前6,前7 |
近世(例えば、ルネサンス、マニエリスム、バロック、ロココなど)の特徴について説明できる。 | 2 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
評価割合
| 試験 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
建築様式、都市の変遷について | 30 | 5 | 35 |
代表的建築様式の特徴について | 30 | 5 | 35 |
歴史的に重要な建築家や思想家について | 20 | 10 | 30 |