情報処理

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報処理
科目番号 0096 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 土木建築工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 清水治郎・田中善文:Jw_cad7 徹底解説 操作編、エクスナレッジ
担当教員 中川 明子,劉 懋

到達目標

1. JW-CADの基本操作を習得している。
2. 土木・建築分野の図面を理解し、必要な情報を正しく読み取ることができる。
3. JW-CADを用いて基礎的な土木・建築分野の図面を描くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1JW-CADの基本操作を完全に習得し、 土木・建築分野の図面を十分理解し、必要な情報を正しく読み取ることができる。 またJW-CADを用いて基礎的な土木・建築分野の図面を正確に描くことができる。JW-CADの基本操作を習得し、 土木・建築分野の図面を理解し、必要な情報を正しく読み取ることができる。 またJW-CADを用いて基礎的な土木・建築分野の図面を描くことができる。JW-CADの基本操作を習得しているが、 土木・建築分野の図面を理解が乏しく、必要な情報を正しく読み取ることができない。 またJW-CADを用いて基礎的な土木・建築分野の図面を描くことができない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 B 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
工学デザイン基礎I(1年生)で学習した土木・建築製図の基礎知識を用いて、パソコンによる実際の製図(CAD:Computer Aided Design)技術を学ぶ。授業で使用する製図ソフトウェアはJW-CAD for Windowsである。授業の前半はテキストに沿ってアパート平面図を作図し、製図規則や図面の読み方を学ぶとともにCADの基本操作を身につける。後半では、国土地理院の基盤地図情報を活用し、CADを用いて地形図を作図するなど、実践的なCAD技術を習得する。
授業の進め方・方法:
基本的に授業は毎回パソコン室で実施する。授業の初めに注意事項や課題の説明を行うが演習形式の授業である。授業終了後に課題図面の電子ファイルを担当教員までメール添付により提出し、チェックを受ける。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
JW-CADの操作実習①
授業ガイダンス及び、ネチケットについての再確認
パソコンを使った製図(CAD)技術に関する一般知識
2週 JW-CADの操作実習② 単純な図形の組み合わせからなる図形の作図及び着彩。
課題①:地図記号・イスラミックタイル
3週 JW-CADの操作実習③ 補助線、実線、レイヤーの説明
課題②:平面図通り芯線、躯体線、間仕切り壁線
4週 JW-CADの操作実習④ 外部建具の作図:建具周りの躯体線の編集
課題③:外部建具、建具周りの躯体線編集、内部建具
5週 JW-CADの操作実習⑤ 設備機器の作図、仕上げ線の作図、室名の書き込み
web上で入手可能な各種テンプレートの説明
課題④:設備機器、仕上げ線、室名
6週 JW-CADの操作実習⑥ 住戸の複写、共用部分の作図 課題⑤:住戸複写、共用部分作図
7週 JW-CADの操作実習⑦ 寸法線と図面名の作図、図面の保存と印刷、敷地図の作成(三角形作図、座標値作図、南側立面図) 課題⑥:三角形作図敷地図、課題⑦:座標値作図、課題⑧:南側立面図
8週 中間試験 CAD操作の習得状況を確認するための実技試験を実施。
4thQ
9週 答案返却・解説 自室の起こし絵① 自室の起こし絵(平面図および展開図4面)をJW-CADにて作図し、家具等に着色する。
10週 自室の起こし絵② 自室の起こし絵(平面図および展開図4面)をJW-CADにて作図し、家具等に着色する。
課題⑨:自室の起こし絵
11週 JW-CADの操作実習⑧ 基盤地図情報ガイダンス
課題⑩ 学校周辺地図作成
12週 JW-CADの操作実習⑨ 標高データの活用方法①
13週 JW-CADの操作実習⑩ 標高データの活用方法②
14週 JW-CADの操作実習⑪ 課題⑪ 地形図作図
15週 期末試験 実施しない
16週 答案返却など 課題⑪のプリントアウトとファイルの提出、授業評価アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000