建築計画

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 建築計画
科目番号 0099 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 土木建築工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 テキスト 建築計画 学芸出版社(川崎寧史、山田あすか編著)
担当教員 目山 直樹

到達目標

建築空間や建築計画に関する基礎的概念、用語を理解できるとともに、各種建築物に関する基礎知識を
修得し、計画手法を身につけることを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
定期試験80点以上 建築計画の基礎的な内容を理解するとともに、計画に応用できる。70点以上 建築計画の基礎的な内容を理解している。60点未満
プレゼン課題高いふつう満たしていない
レポート高いふつう満たしていない

学科の到達目標項目との関係

到達目標 C 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
2年次の建築デザイン概論にひき続いて、計画学の基礎となる建築計画総論および各種建築物の計画各論について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講議を主体に授業する。教科書の内容にしたがって講義を進める。また折りに触れ、レポート、プランニング課題等を課す。各自に、各論について 1 回のプレゼン課題を課す。
注意点:
【関連科目】建築デザイン概論 ( 本科 2 年 )、建築一般構造 ( 本科 3 年 )、建築環境工学 ( 本科 4 年 )、建築設備 ( 本科 5 年 )、工学デザイン基礎 I ~ III( 本科 1 ~ 3 年 )、工学デザイン I ~ II( 本科 4 ~ 5 年 )、創造演習 (本科 4 ~ 5 年 )

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 環境と建築(野外観察) 身のまわりの自然、建築環境を観察する。これに基づいてレポート課 題を与える。また、建築および建築家に関するレポートを作成し、2 回~ 6 回の授業のなかでプレゼンさせる。 2 回 建築を計画する1 人間・集団の活動と建築について学習する 3 回 建築を計画する2 計画すること、計画学について学習する 4 回 住まう1 独立住宅 独立住宅の計画について学習する 5 回 住まう2 集合住宅 集合住宅の計画について学習する 6 回 住まう3 高齢者居住施設 高齢者居住施設について学習する 7 回 演習課題1 「住まう」の課題レポートの作成とプレゼンテーション(クラスの 1/4) 8 回 中間試験 学習シートの内容を中心に、知識を確認する。 9 回 前期中間試験の解答、解説 学ぶ1 幼稚園 前期中間試験答案の返却、解答および解説 幼稚園の計画について学習する 10 回 学ぶ2 小学校 初等教育施設の計画について学習する 11 回 学ぶ3 中学校・高等学校 中等教育施設の計画について学習する 12 回 集う1 コミュニティ施設 公民館などコミュニティ施設の計画について学習する 13 回 集う2 研修・保養施設 研修施設、保養施設の計画について学習する 14 回 演習課題2 「学ぶ」「集う」の課題レポートの作成とプレゼンテーション(クラス の 1/4) 期末試験 学習シートの内容を中心に、知識を確認する。 15 回 解答返却など 前期末試験答案の返却、回答および解説 16 回 知る1 図書館 図書館の計画について学習する 17 回 知る2 博物館・美術館 博物館・美術館の計画について学習する 18 回 観る・聴く1 劇場 専用劇場の計画について学習する 19 回 観る・聴く2 多目的ホール 多目的ホールの計画について学習する 20 回 働く 事務所・庁舎 事務所・庁舎建築の計画について学習する 21 回 複合施設の計画 複合施設の計画について学習・演習する 22 回 演習課題3 「知る」「観る」「聴く」「働く」の課題レポートの作成とプレゼンテー ション(クラスの 1/4) 23 回 中間試験 学習シートの内容を中心に、知識を確認する。 24 回 後期中間試験の解答、解説 診る・治す1 医院・診療所 後期中間試験答案の返却、回答および解説 医院・診療所の計画について学習する 25 回 診る・治す2 病院 病院建築の計画について学習する 26 回 建築物の外部空間 建築と都市空間との関係について学習する 27 回 計画の基礎と手順1 人間の行動特性、計画の基礎について学習する 28 回 計画の基礎と手順2 計画・設計の手順について学習する 29 回 演習課題4 「診る」「治す」「外部空間」の課題レポートの作成とプレゼンテーショ ン(クラスの 1/4 程度) 期末試験 学習シートの内容を中心に、知識を確認する。 30 回 解答返却など 後期末試験答案の返却、解答および解説 身のまわりの自然、建築環境を観察する。これに基づいてレポート課 題を与える。また、建築および建築家に関するレポートを作成し、2 回~ 6 回の授業のなかでプレゼンさせる。
2週 建築を計画する1 人間・集団の活動と建築について理解する
3週 建築を計画する2 計画すること、計画学について全般的に理解する
4週 住まう1 独立住宅 独立住宅の計画について学習し、理解する
5週 住まう2 集合住宅 集合住宅の計画について学習し、理解する
6週 住まう3 高齢者居住施設 高齢者居住施設について学習し、理解する
7週 演習課題1 「住まう」の課題レポートの作成とプレゼンテーション(クラスの 1/4) 担当したのものがプレゼン課題を事前提出し、プレゼンを行い、修正を加えて最終提出する
8週 前期中間試験 学習シートの内容を中心に、「住まう」に関する知識を確認する
2ndQ
9週 前期中間試験の解答、解説
学ぶ1 幼稚園
幼稚園の計画について学習し、理解する
10週 学ぶ2 小学校 初等教育施設の計画について学習し、理解する
11週 学ぶ3 中学校・高等学校 中等教育施設の計画について学習し、理解する
12週 集う1 コミュニティ施設 公民館などコミュニティ施設の計画について学習し、理解する
13週 集う2 研修・保養施設 研修施設、保養施設の計画について学習し、理解する
14週 演習課題2 「学ぶ」「集う」の課題レポートの作成とプレゼンテーション(クラスの 1/4) 担当したのものがプレゼン課題を事前提出し、プレゼンを行い、修正を加えて最終提出する
15週 前期期末試験 学習シートの内容を中心に、「学ぶ」「集う」に関する知識を確認する
16週 解答返却など 前期末試験答案の返却、回答および解説
後期
3rdQ
1週 知る1 図書館 図書館の計画について学習し、理解する
2週 知る2 博物館・美術館 博物館・美術館の計画について学習し、理解する
3週 観る・聴く1 劇場 専用劇場の計画について学習し、理解する
4週 観る・聴く2 多目的ホール 多目的ホールの計画について学習し、理解する
5週 働く 事務所・庁舎 事務所・庁舎建築の計画について学習し、理解する
6週 複合施設の計画 複合施設の計画について学習し、理解する
7週 演習課題3 「知る」「観る」「聴く」「働く」の課題レポートの作成とプレゼンテーション(クラスの 1/4) 担当したのものがプレゼン課題を事前提出し、プレゼンを行い、修正を加えて最終提出する
8週 後期中間試験 学習シートの内容を中心に、「知る」「観る・聴く」「働く」に関する知識を確認する
4thQ
9週 後期中間試験の解答、解説
診る・治す1 医院・診療所
医院・診療所の計画について学習し、理解する
10週 診る・治す2 病院 病院建築の計画について学習し、理解する
11週 建築物の外部空間 建築と都市空間との関係について学習し、理解する
12週 計画の基礎と手順1 人間の行動特性、計画の基礎について学習し、理解する
13週 計画の基礎と手順2 計画・設計の手順について学習し、理解する
14週 演習課題4 「診る」「治す」「外部空間」の課題レポートの作成とプレゼンテーション(クラスの 1/4 程度) 担当したのものがプレゼン課題を事前提出し、プレゼンを行い、修正を加えて最終提出する
15週 後期期末試験 学習シートの内容を中心に、「診る・治す」「外部空間」「計画の基礎と手順」に関する知識を確認する。
16週 解答返却など 後期末試験答案の返却、解答および解説
科目全体の振り返り

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理電気クーロンの法則を説明し、点電荷の間にはたらく静電気力を求めることができる。2
導体と不導体の違いについて、自由電子と関連させて説明できる。3
クーロンの法則が説明できる。3
クーロンの法則から、点電荷の間にはたらく静電気力を求めることができる。3
電場・電位について説明できる。3
オームの法則から、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。3
抵抗を直列接続、及び並列接続したときの合成抵抗の値を求めることができる。3
ジュール熱や電力を求めることができる。3
物理実験物理実験測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。3
安全を確保して、実験を行うことができる。3
実験報告書を決められた形式で作成できる。3
有効数字を考慮して、データを集計することができる。3
電磁気に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3
電子・原子に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3

評価割合

試験プレゼン課題レポート合計
総合評価割合801010100
定期試験800080
課題提出0101020