微分積分学Ⅱ

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 微分積分学Ⅱ
科目番号 0106 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 土木建築工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 教科書:斉藤純一他「新微分積分II」(大日本図書)と自主教材 問題集:阿部弘樹他「新微分積分II問題集」(大日本図書)
担当教員 橋本 堅一

到達目標

① 無限数列や無限級数の収束・発散の概念を理解できる。
② 初等関数のマクローリン展開やテイラー展開を理解できる。
③ 上記①②を様々な数式に対して応用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目①到達目標①について十分理解できる。到達目標①について概ね理解できる。到達目標①について理解できない。
評価項目②到達目標②について十分理解できる。到達目標②について概ね理解できる。到達目標②について理解できない。
評価項目③到達目標③について十分に応用できる。到達目標③について応用できる。到達目標③について応用できない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 1 説明 閉じる
JABEE c-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
無限数列や無限級数の収束・発散の概念、初等関数のマクローリン展開やテイラー展開を学習する。
授業の進め方・方法:
講義形式で授業を進めるが、「演習」、「レポート」を次のように行う。
「演習」;教科書の問題を割り当て、板書による添削を行う。
「レポート」(宿題):問題集(教科書)の問題を解答して提出する。
授業内容を理解するために予習復習が必須である。
注意点:
成績成績:定期試験(90%)、演習・レポート(10%)とする。
合格基準:60点以上を合格とする。
再試験:実施する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 多項式による近似による近似(1) 基本的な関数の1次、2次近似式を理解できる。
2週 多項式による近似による近似(2) n次近似式を求めることができる。
1変数関数の極値を調べることができる。
3週 数列の極限 無限数列の極限を求めることができる。
4週 級数 級数の収束・発散を調べ、和を求めることができる。
5週 演習 1回から4回の授業の演習を行い、その内容を理解できる。
6週 等比級数 等比級数の収束・発散について学び、具体的な問題を解くことができる。
7週 演習 等比級数の演習を行い、その内容を理解できる。
8週 中間試験 1回から8回の内容を確認するための筆記試験を実施する。
4thQ
9週 答案返却。べき級数 筆記試験の内容を理解できる。
べき級数を学び、その収束条件を求めることができる。
10週 マクローリン展開 指数関数、三角関数等の基本的な関数のマクローリン展開・テイラー展開を求めることができる。
11週 マクローリンの定理とテイラーの定理 テイラーの定理を学び、基本的な関数に適用できる。
12週 演習 9回から11回の授業の演習を行い、その内容を理解できる。
13週 オイラーの公式 オイラーの公式を証明し、複素数の計算に応用できる。
14週 演習
オイラーの公式の演習を行い、その内容を理解できる。
15週 期末試験 9回から14回の内容を確認するための筆記試験を実施する。
16週 答案返却など 筆記試験の内容を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験その他(演習・レポート等)合計
総合評価割合9010100
基礎的能力9010100
専門的能力000
分野横断的能力000