道路工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 道路工学Ⅱ
科目番号 0130 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 土木建築工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 エース土木工学シリーズ エース道路工学(朝倉書店):植下協、加藤晃、小西純一、間山正一
担当教員 荒木 功平

到達目標

道路工学IIにおける到達目標は、①土工などに関する道路計画に関する内容、②CBR試験、平板載荷試験、舗装、粒度に関する調査・試験法、③舗装の設計、施工法を理解し、関連する計算ができることである。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目①到達目標①を十分に理解し、適切に計算できる。到達目標①を概ね理解し、計算できる。到達目標①を理解、計算できない。
評価項目②到達目標②を十分に理解し、適切に計算できる。到達目標②を概ね理解し、計算できる。到達目標②を理解、計算できない。
評価項目③到達目標③を十分に理解し、適切に計算できる。到達目標③を概ね理解し、計算できる。到達目標③を理解、計算できない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 C 1 説明 閉じる
JABEE d-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
道路工学IIでは、道路工学Iで学ぶ計画・設計から、道路土工や舗装に至る一連の知識・技術を学習し理解する。特に設計書に基づき、多種多様な工法から安全かつ経済的な方法を取捨選択し、計画・調査・設計する。
授業の進め方・方法:
スライドあるいは板書による講義を行い、レポート課題を与える。授業内容を理解するためには、教員への質問、教科書や図書館、インターネット、Teamsなど様々な手段を活用し、自ら積極的に情報収集・予習・復習を行わなければならない。
注意点:
1.成績評価:試験成績80%、レポート20%とする。2.合格基準:60点以上を合格とする。3.再試験:実施する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 土工(1) 道路の構造と土工、土質の検討(土質調査、土の分類)、土量の算定などを理解できる。
2週 土工(2) 盛土の締固め、法面保護などを理解できる。
3週 排水と凍上防止 道路排水の概要、凍上防止などを理解できる。
4週 舗装概論、路床と路盤 舗装の種類、舗装の構造、舗装の設計、路床、下層路盤、上層路盤を理解できる。
5週 アスファルト舗装(1) アスファルト、骨材、アスファルト混合物、骨材の粒度配合の選定などを理解できる。
6週 演習 これまでの内容の理解度を高めるために演習を行う。
7週 解説 演習問題について解説する。
8週 中間評価およびアスファルト舗装(2) これまでの内容を確認するために筆記試験を行う。アスファルト舗装の構造設計などを理解できる。
4thQ
9週 中間評価の確認およびアスファルト舗装(3) 答案を返却し、理解度を確認する。アスファルト舗装の施工などを理解できる。
10週 アスファルト舗装(4) アスファルト舗装の特殊な機能や構造をもつ舗装、舗装の破損と維持修繕を理解できる。
11週 セメントコンクリート舗装:構造設計、施工 セメントコンクリート舗装の地盤係数、厚さの設計、目地、舗設を理解できる。
12週 セメントコンクリート舗装:特殊な舗装、補修 セメントコンクリート舗装の特殊な機能や構造をもつ舗装、舗装の破損と維持修繕を理解できる。
13週 演習 これまでの内容の理解度を高めるために演習を行う。
14週 解説 演習問題について解説する。
15週 期末評価 これまでの内容を確認するために筆記試験を行う。
16週 期末評価の確認 答案を返却し、理解度を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験その他(レポート等)合計
総合評価割合8020100
専門的能力8020100