到達目標
火薬類の基本的な性質、特徴、使用方法を理解している。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 火薬類の基本的な性質、特徴、使用方法を完全に理解している。 | 火薬類の基本的な性質、特徴、使用方法を理解している。 | 火薬類の基本的な性質、特徴、使用方法を全く理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
到達目標 A 1
説明
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JABEE d-1
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教育方法等
概要:
将来、火薬類を取り扱うことになった場合を想定し、火薬類の基本的な性質、特徴、使用方法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
教科書を中心にその他の資料も用いて、火薬類の基本的な性質、特徴、使用方法について説明する。講義への出席と受講態度を重視し、中間試験と期末試験を実施する。講義が全て終了後、希望者は火薬工場の見学を行い、授業内容について理解を深めることが出来る。火薬学に合格し、火薬工場の見学に参加した者は、火薬類取扱保安責任者試験の学科試験が免除される。
注意点:
火薬学は範囲が広く、かなり専門的な内容になります。
毎回の授業終了後、重要な項目について確認試験問題を配付します。それを教科書、資料と照らし合わせながら解答し、勉強してください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
歴史、法令 |
火薬類の歴史と法令を理解する。
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2週 |
緒論 |
火薬学を理解する上で必要な基礎知識を理解する。
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3週 |
火薬 |
硝酸塩を主とする火薬、硝酸エステルを主とする火薬、その他の火薬について理解する。
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4週 |
爆薬 |
起爆薬、硝酸塩を主とする爆薬、硝酸エステルを主とする爆薬、ニトロ化合物を主とする爆薬などについて理解する。
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5週 |
火工品(1) |
雷管、非電気式起爆システムなどについて理解する。
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6週 |
火工品(2) |
導火線類、導爆線、その他火工品について理解する。
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7週 |
火工品(3) |
煙火について理解する。
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8週 |
中間試験 |
ここまでの内容について試験を実施する。
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2ndQ |
9週 |
中間試験の解答と解説 ここまでのおさらい |
中間試験の内容を理解する。 ここまでの内容について理解する。
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10週 |
火薬類の性能試験方法(1) |
感度とその試験方法について理解する。
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11週 |
火薬類の性能試験方法(2) |
爆発効果(威力)とその試験方法、火工品の性能試験、安全度試験について理解する。
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12週 |
発破(1) |
発破の基礎、各種の発破について理解する。
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13週 |
発破(2) |
発破の技術基準、電気発破とその機器類について理解する。
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14週 |
爆発加工 安全と環境 |
各種の爆発加工について理解する。 火薬類への安全対策、環境対策について理解する。
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15週 |
期末試験 |
ここまでの内容について試験を実施する。
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16週 |
期末試験の解答と解説 |
期末試験の内容を理解する。 ここまでの内容について理解する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 化学 | 化学 | 混合物の分離法について理解でき、分離操作を行う場合、適切な分離法を選択できる。 | 3 | |
化学反応を反応物、生成物、係数を理解して組み立てることができる。 | 3 | |
化学反応を用いて化学量論的な計算ができる。 | 3 | |
工学基礎 | 工学実験技術 | 工学実験技術 | 実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |