建築環境工学

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 建築環境工学
科目番号 0141 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 土木建築工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 初学者の建築講座 建築環境工学(第三版)(市ヶ谷出版社)
担当教員 中西 伸介

到達目標

建築環境工学「光環境」「空気環境」「温熱環境」「音環境」に関する概念を理解することを目標する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
「光環境」に関する概念を理解できる。「光環境」に関する概念を理解できる。「光環境」に関する概念を概ね理解できる。「光環境」に関する概念が理解できない。
「空気環境」に関する概念を理解できる。「空気環境」に関する概念を理解できる。「空気環境」に関する概念を概ね理解できる。「空気環境」に関する概念が理解できない。
「温熱環境」に関する概念を理解できる。「温熱環境」に関する概念を理解できる。「温熱環境」に関する概念を概ね理解できる。「温熱環境」に関する概念が理解できない。
「音環境」に関する概念を理解できる。「音環境」に関する概念を理解できる。「音環境」に関する概念を概ね理解できる。「音環境」に関する概念が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE d-1 説明 閉じる
到達目標 C 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
建築環境工学の基本事項である「光環境」、「音環境」、「温熱環境」、「空気環境」などの基礎知識について講義を通して学習する。
授業の進め方・方法:
講義を中心に進める。授業内容を確実に身につけるために、予習復習が必須である。
注意点:
【関連科目】 建築環境工学実験(本科5年前期)、環境衛生工学(本科4年前期)、建築環境設計論(専攻科1年後期)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 本授業の進め方、評価方法の説明、建築環境工学の目的と要素
2週 日照・日射環境 太陽位置、日照と日影、日射
3週 光環境(1) 測光量、明視環境の確保
4週 光環境(2) 採光、人工照明
5週 色彩環境 色彩の表し方、色彩計画
6週 空気環境(1) 室内空気環境
7週 空気環境(2) 自然換気の力学、機械換気の計画
8週 中間試験 試験範囲:日照・日射環境、光環境、色彩、空気環境に関する板書および教科書の内容。
2ndQ
9週 熱環境
熱の流れの基礎、熱感級と日射、建物全体の熱特性
10週 湿気環境 湿り空気と露点温度、結露
11週 温熱環境 人体周りの熱収支、温熱感覚指標
12週 都市・地球環境 外界気象、都市環境と地球環境
13週 音環境(1) 音の性質、騒音評価
14週 音環境(2) 遮音効果、吸音、残響時間、室内音響計画
15週 期末試験 試験範囲:熱・湿気環境、温熱環境、音環境に関する板書および教科書の内容。
16週 答案返却など 期末試験答案の返却、解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート」相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000