工学デザインⅡ(土木系)

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 工学デザインⅡ(土木系)
科目番号 0143 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 土木建築工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 原 隆

到達目標

鋼桁の設計ができる.CAD製図基準に従って、CAD図面を書くことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 鋼桁の設計ができる完全にできるほぼできる未完成
評価項目2 鋼桁の製図ができる完全にできるほぼできる未完成

学科の到達目標項目との関係

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到達目標 C 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
構造力学・応用力学基礎および鋼構造学Iで修得した知識をもとに単純プレートガーダー橋の設計を行い、設計した構造を図面として表現することにより構造形式の理解を深める。
授業の進め方・方法:
上路式道路橋に使用される単純プレートガーダー橋を各自異なる設計条件の下に設計を行い、図面として表示する。設計において3回の中間報告と最終報告を行う。また、各単元の内容を確実に身につけるために、予習復習が必須である。予習は鋼構造学の内容を参考にし、復習は報告書の点検における記載事項を利用してください。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・基本計画 課題の提示を行う。骨組図、配置図など基本計画を立てる。Office365
2週 床板の設計(1) T荷重の設定と床板の設計モーメントの計算
3週 床板の設計(2) 床板の断面設計
4週 床板の設計(3) 配筋の計算を行い、方眼紙に展開する。中間報告(1)
5週 主桁の荷重分配 主桁への荷重分配を算定する
6週 主桁の断面力 橋軸方向の断面力の算定
7週 主桁断面算定(1) 主桁の断面の算定
中間報告(2)
8週 主桁断面算定(2) 断面変化点の断面算定
2ndQ
9週 主桁断面算定(3) 断面の溶接部の設計
10週 添接部の設計 高力ボルト継ぎ手の設計
中間報告(3)
11週 鉛直補剛材の設計 鉛直補剛材間隔、断面の算定
12週 水平補剛材の設計 水平補剛材断面の算定
13週 対傾構の設計 端対傾構、中間対傾構の設計
14週 荷重分配横桁の設計 荷重分配横桁の設計
中間報告(4)
15週 横構の部材力の設計 横構の部材力の設計
16週
後期
3rdQ
1週 横構の部材の設計 横構の部材の設計
2週 たわみの計算 たわみの計算、そり、キャンバーの計算
3週 設計書点検 設計書点検確認
中間報告(5)
4週 設計書修正 設計書修正点検確認
5週 製図ガイダンス CAD製図基準説明
6週 製図(1) 主桁の製図
7週 製図(2) 断面図の作図
8週 製図(3) 床板の作図
4thQ
9週 製図(4) 横構の作図
10週 製図(5) 骨組図の作図
11週 製図(6) 寸法線の記入
12週 製図(7) 溶接記号の挿入
13週 製図(8) 設計書と図面の点検
14週 製図(9) 設計書と図面の完了
最終報告(6)
15週 まとめ 設計製図完了
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
設計能力600000060
CAD能力400000040