創造演習(建築設計系)

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 創造演習(建築設計系)
科目番号 0151 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 土木建築工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 必要に応じて資料配付を行う。
担当教員 中川 明子,古田 健一,岡村 和典,石丸 和広,春日 琢磨

到達目標

1. 実際の業務に即し、チームとして自分達のアイディアを形にし、それを図面や模型に表現して説明する力を身につける。
2. チーム作業での役割分担を円滑に行う為のコミュニーション能力を身につける。
3. チームとして時間管理をしつつ、期限内に必要な質のプレゼンテーションを作成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1上記到達目標に総合的に十分達している上記到達目標に総合的に達している上記到達目標に総合的に達していない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

JABEE d-3 説明 閉じる
JABEE e 説明 閉じる
JABEE g 説明 閉じる
JABEE i 説明 閉じる
到達目標 C 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
これまで学んだ専門知識をベースにして、建築物等の設計作業を経験し、各種コンペへの応募を目論む。この演習では特に、意図を図面に表現し、自ら説明する能力を養うことに重点を置く。建築物などの設計を通して、自分のアイディアを形にし、その形を他者に理解できるように表現するための作業、設計案の検討の繰り返しを行いながらアイデアを練り上げていく。また、決められた期限内に最終プレゼンテーション作成を行う。
授業の進め方・方法:
課題説明、類例紹介の後、班ごとに分かれ、ブレーンストーミング、ディスカッション等を行い、そこでの意見を踏まえて設計作業を行い、設計発表会を実施する。思いつきをそのまますぐに形にするのではなく、思考を深め、他者の意見を取り入れながら設計を進める作業を経験する。その繰り返しにより、アイデアを練り上げて行く。この授業は、時間外の活動も求められ、授業の事前事後に各グループでの話し合い・作業が必須である。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス ・希望分野の選択、チーム決め、概説
 ・本授業で取り組みたい分野(構造系・建築設計系)を調査し、割り振りを決定する。
  希望者が著しく偏る場合には、分野間で人数を調整することがある。
 ・取り組みたいテーマについて調査し、その結果によってチーム編成を行う。(学年混成になることもある。)
・授業計画と課題の説明
・デザコン課題の説明 その1
2週 敷地選定、ブレーンストーミング ・デザコン課題の説明 その2
・チーム発表
・ブレーンストーミング(課題発見、解決法の検討、模型を用いて。)
3週 エスキス、スタディ模型作成 ・敷地確定
・作業手順についての説明
・班ごとに設計コンセプトを作成する。
 ・設計コンセプトを踏まえて、班ごとに具体的な設計条件を議論する。
 ・敷地を選定し、設計条件となる建物の機能、人員構成などを設定し、シートにまとめる。
・中間発表用図面(配置図:1/500、各階平面図:1/200)、施設模型(1:200)制作
※第3週以降、中間発表を除いて、毎回、授業中に各チームを5グループに分け、5分程度/各班の進捗状況確認を行う。
4週 エスキス、スタディ模型作成 ・敷地確定
・作業手順についての説明
・班ごとに設計コンセプトを作成する。
 ・設計コンセプトを踏まえて、班ごとに具体的な設計条件を議論する。
 ・敷地を選定し、設計条件となる建物の機能、人員構成などを設定し、シートにまとめる。
・中間発表用図面(配置図:1/500、各階平面図:1/200)、施設模型(1:200)制作
※第3週以降、中間発表を除いて、毎回、授業中に各チームを5グループに分け、5分程度/各班の進捗状況確認を行う。
5週 エスキス、スタディ模型作成 ・敷地確定
・作業手順についての説明
・班ごとに設計コンセプトを作成する。
 ・設計コンセプトを踏まえて、班ごとに具体的な設計条件を議論する。
 ・敷地を選定し、設計条件となる建物の機能、人員構成などを設定し、シートにまとめる。
・中間発表用図面(配置図:1/500、各階平面図:1/200)、施設模型(1:200)制作
※第3週以降、中間発表を除いて、毎回、授業中に各チームを5グループに分け、5分程度/各班の進捗状況確認を行う。
6週 エスキス、スタディ模型作成 ・敷地確定
・作業手順についての説明
・班ごとに設計コンセプトを作成する。
 ・設計コンセプトを踏まえて、班ごとに具体的な設計条件を議論する。
 ・敷地を選定し、設計条件となる建物の機能、人員構成などを設定し、シートにまとめる。
・中間発表用図面(配置図:1/500、各階平面図:1/200)、施設模型(1:200)制作
※第3週以降、中間発表を除いて、毎回、授業中に各チームを5グループに分け、5分程度/各班の進捗状況確認を行う。
7週 エスキス、スタディ模型作成 ・敷地確定
・作業手順についての説明
・班ごとに設計コンセプトを作成する。
 ・設計コンセプトを踏まえて、班ごとに具体的な設計条件を議論する。
 ・敷地を選定し、設計条件となる建物の機能、人員構成などを設定し、シートにまとめる。
・中間発表用図面(配置図:1/500、各階平面図:1/200)、施設模型(1:200)制作
※第3週以降、中間発表を除いて、毎回、授業中に各チームを5グループに分け、5分程度/各班の進捗状況確認を行う。
8週 中間発表 設計条件を班毎に発表し、情報共有、相互評価を行う。(全班合同の中間発表)
2ndQ
9週 プレゼンテーション用の模型、図面作成 ・中間発表の結果を踏まえ、設計コンセプトと設計条件をもとにプレゼンテーション用の模型と図面の作成
 (配置図:1/500、各階平面図:1/200、各立面図:1/200、断面図2面:1/200)、施設模型(1:200)、敷地模型(1/500~1/300)制作
・デザコン応募規定に沿ってプレゼンテーションボードの作成
・最終講評会用パワーポイント作成
10週 プレゼンテーション用の模型、図面作成 ・中間発表の結果を踏まえ、設計コンセプトと設計条件をもとにプレゼンテーション用の模型と図面の作成
 (配置図:1/500、各階平面図:1/200、各立面図:1/200、断面図2面:1/200)、施設模型(1:200)、敷地模型(1/500~1/300)制作
・デザコン応募規定に沿ってプレゼンテーションボードの作成
・最終講評会用パワーポイント作成
11週 プレゼンテーション用の模型、図面作成 ・中間発表の結果を踏まえ、設計コンセプトと設計条件をもとにプレゼンテーション用の模型と図面の作成
 (配置図:1/500、各階平面図:1/200、各立面図:1/200、断面図2面:1/200)、施設模型(1:200)、敷地模型(1/500~1/300)制作
・デザコン応募規定に沿ってプレゼンテーションボードの作成
・最終講評会用パワーポイント作成
12週 プレゼンテーション用の模型、図面作成 ・中間発表の結果を踏まえ、設計コンセプトと設計条件をもとにプレゼンテーション用の模型と図面の作成
 (配置図:1/500、各階平面図:1/200、各立面図:1/200、断面図2面:1/200)、施設模型(1:200)、敷地模型(1/500~1/300)制作
・デザコン応募規定に沿ってプレゼンテーションボードの作成
・最終講評会用パワーポイント作成
13週 プレゼンテーション用の模型、図面作成 ・中間発表の結果を踏まえ、設計コンセプトと設計条件をもとにプレゼンテーション用の模型と図面の作成
 (配置図:1/500、各階平面図:1/200、各立面図:1/200、断面図2面:1/200)、施設模型(1:200)、敷地模型(1/500~1/300)制作
・デザコン応募規定に沿ってプレゼンテーションボードの作成
・最終講評会用パワーポイント作成
14週 プレゼンテーション用の模型、図面作成 ・中間発表の結果を踏まえ、設計コンセプトと設計条件をもとにプレゼンテーション用の模型と図面の作成
 (配置図:1/500、各階平面図:1/200、各立面図:1/200、断面図2面:1/200)、施設模型(1:200)、敷地模型(1/500~1/300)制作
・デザコン応募規定に沿ってプレゼンテーションボードの作成
・最終講評会用パワーポイント作成
15週 最終講評会 ・班毎に作品を展示。
・作品を発表し、外部者を含めた審査、意見交換を実施。
・発表終了後、講評を行う。
・発表は、短縮授業期間中の午後実施予定。
16週 最終講評会 ・班毎に作品を展示。
・作品を発表し、外部者を含めた審査、意見交換を実施。
・発表終了後、講評を行う。
・発表は、短縮授業期間中の午後実施予定。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合025025500100
基礎的能力0000000
専門的能力000050050
分野横断的能力0250250050